
FCNTが2026年6月25日(木曜日)にarrows We3を発売することを発表しました。
arrows We3は6.14インチディスプレイにMediaTek Dimensity 6300を搭載したエントリーモデルで、arrows We2の後継機種です。
進化(退化)ポイントは以下の通りです。
- ディスプレイ:6.1インチ → 6.14インチ
- 解像度:1,560 × 720 → 1,984 × 900 ピクセル
- リフレッシュレート:60Hz → 120Hz
- SoC:Dimensity 7025 → Dimensity 6300 (スペックダウン)
- メインカメラ:50.1MP(1/2.7型)→ 50.3MP(1/1.95型・Sony LYTIA 600)
- スピーカー:モノラル → ステレオ(Dolby Atmos対応)
- メモリ:4GB → 4GB / 8GB(SIMフリー版)
- バッテリー:4,500mAh → 5,000mAh
- 防水防塵:IPX5 / IPX8 → IPX6 / IPX8 / IPX9
- 素材:樹脂フレーム → 再生アルミフレーム
- 価格:36,850円 → 56,800円(値上げ)
arrows We3はディスプレイ・カメラ・スピーカー・バッテリーがしっかり強化されましたが、SoCはDimensity 7025からDimensity 6300にスペックダウン、SIMフリー版の価格は2万円ほど値上げとなっています。
この記事では、arrows We3のサイズ、スペック、価格をarrows We2と比較したので、arrows We3が気になってる方は参考にしてみてください。
本体デザインの違い
画面サイズはどちらも6.1インチでほぼ同じで画面上下のベゼル幅がわずかに細くなったでしょうか。また、インカメラが雫型ノッチからパンチホール型に変更となっています。

パンチホール、異常に小さくないですか?
背面デザインはブラッシュアップした感じでしょうか。基本デザインは同じですがスッキリとしたデザインに変更となっています。arrowsのロゴが中央から下側に移動してFeliCaの位置が中央になって使いやすくなっています。

arrows We3はサイドフレームに再生アルミニウムを採用しています。We2は樹脂フレームだったので同じ価格帯でありながら進化しています。
また、防水性能が(IPX5 / IPX8 → IPX6 / IPX8 / IPX9)に向上し泡タイプのハンドソープでの丸洗いとアルコール除菌に対応したタフネス設計はそのまま継承されています。
また、MIL規格にもしっかり対応し1.5mの高さからコンクリートへ落下させても画面が割れにくい構造となっています。

arrows We3はサイドボタン一体型の指紋センサーを搭載しています。USB Type-C、3.5mmイヤホンジャックといった基本的な配置はWe2と同じですが、We3は端末左側に「アクションキー」を搭載しました。

しかも、arrows We3のアクションキーは最大3つの好きなアプリや機能の割り当てが可能でサクッとアプリ起動ができるのがいいですね。
arrows We3のカラーバリエーションは3色(ライトブルー / ブラック / ホワイト)から選べます。ブラックとホワイトが加わって、落ち着いたモノトーン寄りのラインナップになりました。

arrows We2は3色(ライトブルー / ネイビーグリーン / ライトオレンジ)でした。

どちらもライトブルーが共通しているので、定番カラーは引き継ぎつつ、arrows We3はビジネスでも使いやすいカラーラインナップになっています。
本体サイズの違い
arrows We3とarrows We2の本体サイズと重量の違いを比較しました。
| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| 画面 | 6.14インチ | 6.1インチ |
| サイズ | 155.5×72.9×8.9mm | 155×73×8.9mm |
| 重量 | 189g | 179g |
| 防水防塵 | IPX6 / IPX8 / IPX9・IP6X | IPX5 / IPX8・IP6X |
arrows We3の本体サイズは(155.5 × 72.9 × 8.9 mm)で、arrows We2の(155 × 73 × 8.9 mm)からほぼ変わらずです。画面がわずかに大きくなりましたがベゼル幅で調整した感じですね。
横幅はどちらも73mmあるので、片手操作はそれなりにできそうですが重量は(179g → 189g)と10gほど重くなっています。バッテリー容量が増えたのが影響したのかもしれません。
ディスプレイの違い
arrows We3とarrows We2のディスプレイの違いを比較しました。ここはarrows We3で一番分かりやすく進化した部分です。

| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.14インチ(液晶) | 6.1インチ(液晶) |
| 解像度 | 1,984 × 900 ピクセル | 1,560 × 720 ピクセル |
| リフレッシュレート | 最大120Hz | 60Hz |
| 輝度 | 最大1,000nits | 非公表 |
| 保護パネル | Gorilla Glass 7i | 非公表 |
arrows We3のディスプレイは6.14インチで、arrows We2の6.1インチからほぼ同じ大きさですが、解像度が(1,560 × 720 → 1,984 × 900ピクセル)になって、リフレッシュレートも(60Hz → 120Hz)に対応しました。
解像度がHD+からフルHDに近いところまで上がって文字や写真の精細感が向上し、スクロールも120Hzリフレッシュレートでなめらかになるので、SNSやブラウジングの体感は向上が期待できます。
さらにarrows We3は最大輝度が1,000nitsに向上し屋外でも視認性が向上しエントリーモデルの弱点だった画面まわりが底上げされた印象です。
オーディオの違い
arrows We3とarrows We2のスピーカーとオーディオまわりを比較しました。
| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| スピーカー | ステレオ Dolby Atmos対応 | モノラル |
| 有線イヤホン | 3.5mm ヘッドフォンジャック搭載 | |
| 無線イヤホン 高音質コーデック | LDAC | LDAC |
arrows We3はステレオスピーカーを搭載しDolby Atmosにも対応しました。モノラルだったarrows We2と比べると、動画やゲームの音に左右の広がりが出るので体感しやすい進化ポイントとなりそうです。
SoC・バッテリー容量の違い
arrows We3はMediaTek Dimensity 6300、arrows We2はMediaTek Dimensity 7025を搭載しています。
| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| SoC | Dimensity 6300 | Dimensity 7025 |
| CPU | 8コア 2×2.4GHz Cortex-A76 6×2.0GHz Cortex-A55 | 8コア 2×2.5GHz Cortex-A78 6×2.0GHz Cortex-A55 |
| GPU | Mali-G57 MC2 | IMG BXM-8-256 |
| プロセス | TSMC 6nm | |
| メモリ | 4GB / 8GB | 4GB |
| ストレージ | 64GB / 128GB | |
| バッテリー | 5,000mAh | 4,500mAh |
実はarrows We3のDimensity 6300はarrows We2のDimensity 7025よりもシリーズとしては下のランクのSoCとなっていて、Antutu(v11)のスコアは45万ほどです。
Dimensity 7025は50万ほどあるのでスコアで見るとスペックダウンとなっています。メモリ高騰などで原価が上がってる中で仕方のない判断だったのかもしれませんね。
ただ、arrows We3(SIMフリー)のメモリは(4GB → 8GB)に増えて全体的な動作はより快適になってるはずです。また、バッテリーも4,500mAh → 5,000mAhに向上し電池持ち向上が期待できます。
バッテリーは約1,250回の充放電後も初期容量の80%を維持する長寿命設計なので、電池持ちが良く、電池が劣化しにくい長く使える仕様となっています。
通信性能の違いを比較
arrows We3とarrows We2の通信性能を比較しました。
| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| Wi-Fi | Wi-Fi 5 | |
| Bluetooth | 5.4 | 5.2 |
| SIMカード | nanoSIM + eSIM | |
| 5G SUB-6 | 対応 | |
| 5G mmWave | 非対応 | |
| NFC / おサイフケータイ | 対応 | |
どちらもWi-Fi規格はWi-Fi 5に対応しWi-Fi 6は非対応です。この辺りはエントリースマホらしいスペックです。また、Bluetooth(5.2 → 5.4)にスペックアップしています。
おサイフケータイ(FeliCa)はどちらも対応しているので普段使いのスマホとしてしっかり使うことができます。
カメラのスペックを比較
どちらも広角カメラを中心としたシンプルなカメラ構成ですが、arrows We3はメインセンサーが刷新となりました。

| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| 広角 | 50.3MP(1/1.95型・Sony LYTIA 600)F/1.88 | 50.1MP(1/2.7型)F/1.8 |
| 深度 | なし | 1.9MP(1/5.1型)F/2.4 |
| インカメラ | 8MP(1/4.0型)F/2.0 | |
arrows We3の広角カメラは50.3MP(1/1.95型・Sony LYTIA 600)を採用しています。arrows We2は50.1MP(1/2.7型)で画素数は同じですがセンサーサイズが1/2.7型から1/1.95型に大型化しています。
センサーが大きいほど光を取り込める量が増えて暗い場所や夜景での画質が向上しますが、このセンサーはミドルレンジのスマホで採用していたセンサーでもあるのでワンランク上のカメラといっていいでしょう。
また、AIポートレートや夜景撮影にも対応しています。
arrows We2にあった深度カメラはarrows We3で省かれましたが、フリッカーセンサーを搭載して蛍光灯などのちらつき検出・抑制、露出調整の高速化に対応し、明るさのバラツキを抑えた安定した写真撮影ができるようになっています。
端末価格比較
arrows We3とarrows We2の価格を比較しました。
| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| SIMフリー:64GB | 42,000円 | – |
| SIMフリー:128GB | 56,800円 | 36,850円(発売時) → 中古15,800円〜 |
| ドコモ / ahamo:64GB | 22,000円 MNP 12,100円 | 22,000円 |
| au / UQ mobile:64GB | 33,000円 MNP 16,500円 2年返却 47円 | 販売終了 |
| 楽天モバイル | 34,980円(64GB) | 22,001円(128GB) MNP 1円 |
arrows We3はSIMフリー版が56,800円で、arrows We2の発売時36,850円から2万円ほど値上げとなっています。ただ、ドコモ / ahamo版は22,000円とかなり安い価格設定となっています。
原材料高騰の中でなかなか頑張っていますね。au、UQ mobile、楽天モバイルは35,000円前後で購入可能です。
arrows We3を安く買うなら、ドコモ / ahamoのMNP 12,100円、au / UQ mobileの返却プログラム(実質47円)を狙うのが良さそう。とにかく安く使いたいならキャリア版、上位モデルが欲しいならSIMフリーモデルを購入するのが良さそうです。
arrows We3 vs We2 スペック比較
arrows We3とarrows We2のスペックをまとめて比較しました。
| モデル | arrows We3 | arrows We2 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.14インチ 液晶 | 6.1インチ 液晶 |
| 解像度 | 1984×900 | 1560×720 |
| リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大60Hz |
| SoC | Dimensity 6300 | Dimensity 7025 |
| GPU | Mali-G57 MC2 | IMG BXM-8-256 |
| メモリ | 4GB / 8GB | 4GB |
| ストレージ | 64GB / 128GB | |
| microSD | 最大2TB | 最大1TB |
| 生体認証 | 顔認証 / サイドボタン指紋認証 | |
| 広角カメラ | 50.3MP(1/1.95型・Sony LYTIA 600)・F/1.88 | 50.1MP(1/2.7型)・F/1.8 |
| 深度カメラ | なし | 1.9MP(1/5.1型) |
| インカメラ | 8MP(1/4.0型)・F/2.0 | |
| スピーカー | ステレオ | モノラル |
| 3.5mmジャック | 有り | |
| Wi-Fi | Wi-Fi 5 | |
| Bluetooth | 5.4 | 5.2 |
| NFC / FeliCa | 対応 / おサイフケータイ対応 | |
| 防水防塵 | IPX6 / IPX8 / IPX9・IP6X | IPX5 / IPX8・IP6X |
| バッテリー | 5,000mAh | 4,500mAh |
| 充電ポート | USB Type-C(USB PD 3.0) | |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | |
| サイズ | 155.5 × 72.9 × 8.9mm | 155 × 73 × 8.9mm |
| 重量 | 189g | 179g |
| OS | Android 16 | Android 14 |
| OSアップデート保証 | 最大1回 | 最大2回 |
| セキュリティ更新 | 2029年6月まで | 2028年8月まで |
| 本体カラー | ライトブルー / ブラック / ホワイト | ライトブルー / ネイビーグリーン / ライトオレンジ |
| 発売日 | 2026年6月25日 | 2024年8月16日 |
| 価格(SIMフリー) | 56,800円(128GB) | 36,850円(128GB・発売時) |
arrows We3・arrows We2 どっち買う?
最後にarrows We3、arrows We2のどっちがおすすめかまとめます。といっても、arrows We2は2年前の端末なので基本的に最新のarrows We3がおすすめとなっています。
arrows We3がおすすめな人は

ここ最近は新しいスマホは軒並み値上げしてますが、arrows We3はキャリア版はそこまで高くなっていないので費用をとにかく抑えたい人向けのスマホです。
- とにかく購入費用を抑えたい人向け
- 最新モデルを安く購入したい
- 普段使いで普通に使えるスマホが欲しい
- 電池持ちの良さを重視したい
- 長く使える最新モデルが欲しい
arrows We3はディスプレイのスペックが向上し視認性が向上しています。コンテンツをより快適に楽しめますし、スピーカーもモノラルからステレオになってエントリーモデルを超えたエントリースマホとなっています。
SoCの性能は上がってないですがトータルの完成度が向上してるのでワンランク上の安いスマホを選ぶならWe2よりもarrows We3がいいでしょう。
arrows We2がおすすめな人は

基本的に今からはあまりおすすめはしないですが中古でとにかく安くスマホが必要ならって感じでしょうか。SoCはWe3よりも上位のものを採用していますしそれなりに動きます。
- 中古でとにかく安いスマホが欲しい
- 端末は少しでも軽い方がいい(約179g)
- 普段使い中心でカメラや音にこだわらない
- 基本的にWe3の方がおすすめ
6.1インチサイズで片手で使えるスマホで使い勝手としては最新のarrows We3と変わりありません。ただ、ディスプレイ品質がWe3よりも劣っていたりスピーカーがモノラルなので違いは大きいです。
価格差を考えると最新のarrows We3の方がいいのかな、ってやっぱり思うのでarrows We3を買いましょう。



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