arrows Alpha レビュー

FCNTのarrows Alpha(アローズアルファ)が2025年8月28日(木)に発売しますが、久しぶりの性能の高い「arrows」ですね!サクサク動く、快適アローズ!

arrows Alphaは6.4インチディスプレイ、Dimensity 8350 Extremeを搭載しつつ12GBの大容量メモリ、512GBの大容量ストレージを搭載したミドルハイスマホとなっています。

512GBのストレージを搭載しつつ実売88,000円で購入できるのはめちゃいいですよね。ゲームをたくさんインストールできるし動画撮影も躊躇なく楽して、さらにSmart Connect対応で外部モニター接続でPCとして使える万能ぶり…!どうした…arrowsよ…!

ということで、この記事ではarrows Alphaをレビューしました。実際に使ってどうかメリットとデメリットも書いてるので参考にしてください。

arrows Alphaのメリット
  • 画面輝度が明るく外での視認性良好
  • 最大144Hzリフレッシュレート対応
  • Dimensity 8350 Extremeで快適動作
  • 512GBの大容量ストレージを搭載
  • Smart ConnectでPCとして使える
  • microSDXC(2TB)に対応している
  • AI機能もしっかり搭載している
  • 顔 + サイドボタン式指紋認証に対応
  • 防水(IPX6 / 8 / 9)・防塵(IP6X)対応
  • MIL-STD-810H 耐衝撃規格に準拠
  • 泡ハンドソープでキレイを保てる
  • OSアップデート3回(Android 18)
  • 5年セキュリティアプデ(2030年まで)
arrows Alphaのデメリット
  • 画面下のベゼルが少し太い
  • 本体デザインはオーソドックス
  • 望遠カメラを搭載していない
  • 3.5mmヘッドフォンジャック非対応
  • aptX Adaptiveに対応していない

※ 端末をFCNTさんにお借りして記事にしております

arrows Alphaの特徴

arrows Alpha
arrows Alpha スペック
  • 6.4インチ 有機ELディスプレイ
  • 解像度:2,670 × 1,200ピクセル
  • リフレッシュレート:最大144Hz
  • SoC:Dimensity 8350 Extreme、メモリ:12GB LPDDR5X
  • ストレージ:512GB(UFS 4.0)
  • 外付け:microSDXC(最大2TB)
  • 生体認証:顔 + サイドボタン式指紋認証
  • 広角カメラ:50.3MP(1/1.56型)・ F/1.88
  • 超広角カメラ:49.9MP(1/2.7型) F/2.05
  • 望遠カメラ:-(デジタルズーム ×8)
  • フロントカメラ:49.9MP(1/2.7型) F/2.0
  • 防水防塵:IP6X/IPX5/8/9、MIL規格対応
  • オーディオ:ステレオスピーカー
  • 通信:5G(Sub-6)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4
  • NFC:NFC A / B / Felica(おサイフケータイ)
  • ポート:USB Type-C(90W)
  • ワイヤレス充電:対応、バッテリー:5,000mAh
  • サイズ:156 × 72 × 8.8 mm、重量:188 g
  • OS:Android 15 → 18まで対応予定
  • 端末価格:96,800円(SIMフリー)
  • 発売日:2025年8月26日(木)

arrows Alphaは6.4インチのディスプレイを搭載したスマホですが、大きくなりすぎず丁度いい大きさの端末で重量も188gと全体的に扱いやすいのが良いですね。

arrows Alpha 正面デザイン

SoC(システムオンチップ)にMediaTek Dimensity 8350 Extremeを搭載し処理性能はまあまあ高め。ハイエンドとミドルの中間となるミドルハイクラスの性能でゲームもそれなりに快適です。

arrows Alphaでゲーム

というか、ストレージがデフォルトで512GBあるのはいいですね。これだけ大容量だと負荷の高いゲームをいくつも入れて遊べるので時間がなくなること間違いなしです。

リアカメラは広角と超広角のデュアルカメラ仕様でハイエンドのSoCによる処理によって画質はキレイで思ってた以上にしっかりとした写真、動画撮影が可能となっています。

arrows Alpha 手で持った感じ

さらに、カメラの下に自律神経活性度を計測できるセンサーを搭載。自律神経を計測できるのはarrowsだけ。

arrows Alpha 自律神経計測

自律神経を計測して現在の精神状態を数値化することができます。この数値をどう捉えればいいか未知数ですが年齢が実年齢よりも若ければOKといった感じ。他にもインカメラを使った心拍数や血圧の管理などができるようになってるのはarrowsならではですね。

arrows Alphaの価格は96,800円で実売価格で88,000円です。そこそこ使える高性能なSoCに512GBの大容量ストレージを搭載しつつこの価格はかなり頑張ってる。さらに、IIJmioでMNP乗り換えなら49,800円なのでめっちゃ安い気がします。

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arrows Alpha レビュー

本体デザイン・サイズ

arrows Alphaは6.4インチディスプレイを搭載した片手でギリギリ使える丁度いいサイズ感のスマホです。

画面比率が(20:9)で本体サイズは(156 × 72 × 8.8 mm)で重量が(188 g)と軽量スマホとなっています。

背面は再生プラスチックを採用しマット調で指紋など汚れは付着しにくく指紋が目立ちやすいブラックカラーでも問題はなさそうですね。

arrowsらしいオーソドックスなデザインなので近年の奇抜なデザインのスマホが苦手という人にとっては丁度いい感じの見た目といっていいかもしれません。

サイドフレームはヘアライン加工が施されたアルミ素材を採用し質感の高いものとなっています。

操作ボタンは本体右側にあって上にサイドボタン、下に音量ボタンを搭載しています。

サイドボタンが中央にあるので操作しやすいですね。本体左上にarrows独自のアクションキーを搭載しています。

アクションキーを使って特定のアプリ、Gemini、arrows AIなど起動できます。ボタンを1回押す、2回押す、長押しの3つの機能を割り当てできます。

アクションキーの設定

カメラに割り当てしてもシャッターボタンとしては使えないのは惜しいですが、よく使う機能やアプリをカスタマイズして割り当てできるのは便利ですよ。

充電ポートはUSB Type-C、SIMカードは(nanoSIM + eSIM)に対応しています。

microSDカード(最大2TB)にも対応し手でカードスロットを開閉可能で簡単にデータ移動できます。そこそこ性能の高いスマホでmicroSDが使えるのは珍しくarrowsを選ぶメリットになりそうです。

なお、arrows Alphaの充電出力は90Wに対応し同梱の電源アダプタで最短35分でフル充電可能です。他社製アダプタ(100W)でも50W前後で充電できるので電力補給は快適です。

50Wくらいの充電でもあっという間にバッテリー残量が増えてくので十分かもしれません。

本体カラーはブラックとシルバーの2色から選べます。

シルバーのサイドフレームがカッコいいんですよね。

今回レビューしてるのはブラックですが個人的にarrows Alphaはシルバーがいいなって思っています。

また、arrows Alphaは防水防塵規格 IP66 / P68 / P69 に対応しています。

IP規格の等級
  • IPX6:約3mの距離から100L/分の水を最低3分間注水
  • IPX8:水深1.5mのところに機器を沈めて約30分間放置
  • IPX9:15L/分の熱湯(80℃)30秒ずつ4方向から噴射
  • IP6X:直径75μm以下の塵埃が内部に侵入しない(8時間)

ミドルハイスマホでIP69に対応してるのはスゴイです。安心感が強い。さらに、MIL規格(MIL-STD-810H)にも対応し耐久性の高いスマホとなっています。

MIL-STD-810H:防水(浸漬)/ 防水(雨滴)/ 耐振動 / 防湿 / 高温保管(固定)/高温保管(変動)/ 高温動作(固定)/ 高温動作(変動)/ 低温動作 / 低温保管 / 温度耐久(温度衝撃)/ 低圧保管 / 低圧動作 / 氷結(結露)/ 氷結(氷結)にも対応します。

泡ハンドソープで端末を洗う、アルコールでの除菌・消毒することも想定してるのでスマホを常にキレイに保つこともできます。

やっぱね、端末を洗うとめちゃキレイなんですよね。サイドフレームの輝きがいつもと違う感じです。常に手に触れるモノだからこそ洗える安心感ってのは良いかもしれません。

デザイン・サイズの評価
  • オーソドックスなデザイン
  • 丁度いいサイズで操作しやすい
  • 防水防塵 IP66 / 68 / 69 に対応
  • 米国国防省 MIL-STD-810H に対応
  • 電源アダプタ(90W)同梱
  • オーソドックスなデザイン
  • ワイヤレス充電に非対応

ディスプレイ:画面が明るく視認性がいい

arrows Alphaは6.4インチの有機EL(LTPO)ディスプレイを搭載し解像度は(2,670 × 1,200ピクセル)、リフレッシュレートは最大144Hzで滑らかに操作できます。

ディスプレイカラー、ホワイトバランスの調整、フォントも「UD新ゴNT(デフォルト)」と「Noto Sans」から設定が可能です。

リフレッシュレートも「バランス重視(1〜144Hz可変)」「スムーズさ優先(144Hz)」「電池持ち優先(60Hz)」から設定できます。

画面輝度はピーク時で3,000nitsと明るいパネルとなっています。

arrows Alphaは外など明るいところの視認性がいいのはもちろんですが、屋内でも画面が明るく見やすいです。色鮮やかにコンテンツを表示してくれます。

arrows Alphaは顔認証とサイドボタン式指紋認証に対応しています。

顔認証の速度は高速で精度は良好でサクッと認証可能。マスク対応してますし、指紋認証も物理ボタンなので指をサッと触れて素早く使い出すことができます。

ディスプレイの評価
  • 価格のわりに解像度(2,670 × 1,200)が高い
  • 最大144Hzリフレッシュレートで滑らか操作
  • 画面輝度が明るくなって外でも視認性がよい
  • 顔認証・サイドボタン式指紋認証を搭載
  • ベゼル幅が少し太め

arrows Alpha 独自の機能

arrows Alphaは独自AI機能を搭載しており、スマホの設定や機能を話しかけて教えてくれる「arrows AI」に対応しています。

例えば、スマホの文字の大きさを変更したいときに「文字を小さくしたい」などと話しかけることで設定アプリを起動することなく変更が可能です。

arrows Alphaは「Gemini」にも対応していますが、Geminiは外の世界のことを教えてくれる、arrows AIはarrows Alphaの使い方なども教えてくれる心強いAIです。arrows AIからWeb検索も可能で、何を教えてほしいかによってどっちのAIに頼るか…ってことになりそうですね。

また、arrows Alphaはリアカメラ下にあるセンサーを使って自律神経パワーの計測も可能です。

交感神経と副交感神経の活動量を計測して今の精神状態が数値化されて年齢も割り出してくれるという機能で、この数値が低いと集中力が低くなったり調子が出ない…ということに結びつくみたいなので一つの目安として使えるのかも。

ただ、自律神経パワーの計測に2分ほどかかるので忍耐が必要です。けっこう長いんですよね。

また、インカメラを使った心拍数の計測も可能です。

心拍数はサクッと計測できるので毎日データを取るのは簡単です。さらに、睡眠状態も計測可能です。

「測定する」をタップして端末を枕元に置くだけで睡眠状態を計測できます。我が家では子どもも一緒に寝てるので使えないですが、ウォッチなしで計測できるのはいいかもしれません。

オーディオ:音質の良いスピーカーを搭載

arrows Alphaの内蔵スピーカーはステレオに対応しています。スピーカーの音質も良好で音圧が強くて全域でしっかりとしたサウンドを楽しめます。

この価格帯のスマホにしては音は良い方だと思います。また、ドルビーアトモスにも対応しイコライザー調整で自分好みの音質に調整もできます。

arrows Alpha 内蔵スピーカーの設定

3.5mmヘッドフォンジャックは非搭載でワイヤレスイヤホンの高音質コーデックはaptX HD、LDAC、LHDCに対応していますがaptX Adaptiveには対応していないので注意です。

対応コーデック
  • AAC、ABC
  • aptX、aptX HD
  • LDAC
  • LHDC

MediaTekのSoCなので仕方ないですね。ちなみに、下位モデルのarrows We2 PlusはQualcommのSoCなのでaptX Adaptiveは対応してるので持ってるイヤホンに合わせて選んでもいいかもしれません。

オーディオの評価
  • ステレオスピーカーを搭載
  • スピーカーの音質が良い
  • LDAC、LHDCに対応
  • 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載
  • aptX Adaptiveに対応していない

SoC:スペックと性能

arrows AlphaのSoC(システムオンチップ)はDimensity 8350 Extremeを搭載。メモリ 12GB LPDDR5X、ストレージ 512GB(UFS 4.0)で性能はそこそこ高めです。

性能・スペック 比較
モデル arrows Alpha arrows We2 Plus
SoC Dimensity 8350 Extreme 
(TSMC4nm)
Snapdragon 7s Gen2
(TSMC4nm)
CPU Cortex-A715 ×4
Cortex-A510 ×4
Cortex-A78 ×4
Cortex-A55 ×4
GPU Mali-G615 MC6 Adreno 710
メモリ 12GB LPDDR5X
仮想メモリ最大12GB
8/12GB LPDDR5
仮想メモリ最大8GB
ストレージ 512GB(UFS 4.0) 256GB(UFS 3.1)
外付け microSDカード
最大2TB
microSDカード
最大1TB
バッテリー 5,000mAh 5,000mAh

Dimensity 8350 Etremeはarrows Alpha向けにカスタマイズされたSoCで負荷の高いゲームもより快適に遊べるようになっています。Antutu(v10)のスコアをarrows Alphaとarrows We2 Plusで比較してみました。

処理性能はarrows Alphaが圧倒的に高くなっており2.3倍ほどトータル性能が高くなっており、グラフィック性能は4倍も高くなっているのがわかります。

ミドルクラスのarrows We2 Plusと比べると大きな性能差があるのは明確ですね。これだけ処理性能を持っていればブラウザ、SNSといった普段使いのアプリはストレスフリーで操作できます。

サクサクと快適に動作しています。必要十分な処理性能を持ってるので普段使いでしっかり使えるスマホです。また、ゲームも快適に動作します。原神など高負荷なゲームも最高画質60fps設定で40〜50fpsくらいでプレイできます。

発熱による制限が入りやすいのか60fpsになりにくいですが安定して50fps前後で動作します。極端にレートが落ちる(コマ落ち)しにくく長時間プレイにおいてもレートが落ちにくく遊びやすいようにも感じます。

鳴潮はDimensityとの相性がいいのか原神よりもフレームレートが出て瞬間的に60fpsのレートで動作しています。

さすがにエフェクトが多くかかると落ちますが安定感はあります。arrows AlphaのSoCはハイエンドと比べると処理性能は劣りますが負荷の高いゲームもそれなりに快適に遊べるスペックは持ってるようで、これだけ動けば十分じゃないですか?

端末発熱:ベイパーチャンバーを内蔵

arrows Alphaはゲームなど高負荷な状態でも安定的な動作を実現するためにSoCの熱を効率的に放散するベイパーチャンバー(VC)冷却機構を搭載しています。

鳴潮プレイ中に端末の発熱がどうなってるのかDimensity 8350 Extremeを搭載しているarrows Alphaと、Snapdragon 7+ Gen 3を搭載してるAQUOS R10で計測しました。

arrows AlphaはSoCをフルで回す感じではなく上手く制御して発熱を抑える傾向があり意外と熱を抑えることができています。VCの効果も最大限発揮できてるのか上手く端末全体に放熱してる感じ。これだけしっかり動作しつつ発熱抑えられてるのは安心感あります。

Smart ConnectでPCとして使える

arrows AlphaはモトローラのSmart Connectに対応し設定項目に最初から入っていて外部モニターとケーブルを接続するだけでパソコンとしても使うことができます。

モバイルデスクトップモードを選ぶとパソコンのようにウィンドウでアプリを使うことができます。

SamsungでいうDeXモードですね。すごい。arrowsのスマホもついにモバイルデスクトップモードで作業できる時代。モトローラの資本下になってarrowsの色は残しつつ良いところを上手く吸収してる感じです。

画面をトラックパッドにしてカーソル操作が可能でホームボタンなども搭載しています。Bluetoothでキーボードとマウス接続して使っても良さそうです。

電池持ち:容量のわりにバッテリー持ち良い

arrows Alphaのバッテリー容量は5,000mAhとなっています。同じく5,000mAhのarrows We2 Plusと比較してみました。

モデル arrows Alpha arrows We2 Plus
容量 5,000mAh 5,000mAh
YouTube 60分 6%消費 8%消費
原神(中30)30分 6%消費 7%消費
原神(最高60)30分 10%消費 15%消費
鳴潮(最高60)30分 10%消費 13%消費
メメントモリ 30分 6%消費 6%消費
8時間待機 2%消費 5%消費
充電 USB-C USB-C

全体的にarrows Alphaの方が電池持ちは良い結果ですね。同じバッテリー容量ですがDimensity 8350 Extremeは処理性能が高く電力効率が優秀なのかもです。「Extreme」は独自にカスタマイズしてるSoCなのでその結果なのかもしれません。

ちなみに、同じくらいの処理性能のAQUOS R10で動画レビュー時に通して計測した場合においては電池持ちは変わらず。単独アプリで計測するとarrows Alphaの方が電池持ちが良かったですが通すと電池持ちはさほど差はないようです。

どちらも電池持ちの良いスマホなので1回の充電で1〜2日は普通に持つバッテリーライフを持っていますし、arrows Alphaは90Wの高速充電に対応してるので電池が減ったなーって思ったら数分充電するだけでバッテリーを回復できます。

SoC性能・電池持ちの評価
  • 快適に使える性能を持ってる
  • ゲームも十分快適に動作する
  • 仮想メモリ(12GB)に対応
  • microSDカード(最大2TB)対応
  • 1〜2日は持つバッテリーライフ
  • とくに不満なし

カメラ:暗所にも強いデュアルカメラを搭載

arrows Alphaは広角と超広角のデュアルカメラを搭載しています。広角カメラはSony LYTIA・LYT-700C(IMX896) センサー、超広角はセンサー小さめですがF/2.05と明るいレンズを採用しています。

arrows Alpha リアカメラ
機種 arrows Alpha arrows We2 Plus
広角 光学1倍
50MP(1/1.56型)・F/1.88
光学式手ぶれ補正あり
光学1倍
50MP(1/2.7型)・F/1.8
光学式手ぶれ補正あり
超広角 光学0.6倍
49.9MP(1/2.7型)・F/2.05
光学0.6倍
8MP(1/4型)・F/2.2
望遠
デジタルズーム10倍

デジタルズーム8倍
インカメラ 49.9MP(1/2.7型)・F/2.0 16MP(1/3.1型)・F/2.45
動画 4K60fps,FHD60fps FHD60fps

どんな感じで撮影できるかarrows Alphaとarrows We2 Plusで比較してみました。

画素数は5,000万画素と同じですがセンサーサイズがarrows Alphaの方が大きく解像感が高くなっています。自然さだけでいうとarrows We2 Plusも良いとは思いますが。

arrows Alphaはコントラスト高めの少し癖のある画質かもしれませんね。

また、広角カメラの画角が一般的なスマホと同じく24mm前後なのが普通に使いやすいです。arrows We2 Plusは28mm前後で少し寄り気味の画角だったんですよね。

センサーサイズが大きいので暗所撮影においてはarrows Alphaの方がキレイに撮影できています。望遠カメラは非搭載ですが50MP(1/1.56型)のセンサーのおかげでそれなりに画質は良いです。

arrows Alphaの最大ズームは10倍ですWe2 Plusの8倍画角と同等画角となっています。

画質差はかなりありますね。arrows Alphaのセンサー、処理性能の高いSoCの恩恵でキレイに撮影可能。センサーサイズもWe2 Plusより大きいので被写体に寄った時のボケ量が多く雰囲気ある感じで撮影もできます。

暗所における光玉ボケもキレイに表現できます。

暗所においてはセンサーサイズの差が大きく出ますよね。

arrows Alphaは暗いところでも十分キレイに撮影はできるかと思います。また、超広角カメラも49.9MPの高画素センサーに明るめのF/2.05のレンズを搭載してるので画質がとてもキレイです。

arrows Alpha 超広角カメラ比較

8MPのWe2 Plusと比べると画質の差は明らかに違います。また、マクロモードに切り替えることで超広角カメラを使ったマクロ撮影もできます。

arrows Alpha マクロ撮影

レンズが明るめ(大口径)なので画質もいい感じなんですよね。高画素センサーなので花びらの細かいディテールもしっかり表現することができています。

カメラ:フィルターで雰囲気ある撮影可能

arrows Alphaは写真や動画の色味を変更できるフィルター機能を搭載しています。

20種類ほどのフィルターがあって好みに合わせて写真撮影ができるのですが、個人的にノスタルジックとニューヨークレトロが雰囲気ある色味で撮影できていいなと感じています。

↓ ノスタルジックにして撮影

↓ ニューヨークレトロ

また、モノクロ撮影もできます。白黒ビビッドというフィルターを適応して撮影するとコントラスト高めのモノクロ写真を気軽に撮影できてしまいます。

白黒ビビッドという名の通りコントラスト高めのメリハリ感のあるモノクロ写真を撮影できます。自然ではなく癖の強い写りではありますが撮影していて楽しい。そんなカメラですね。

カメラ:arrows Alpha 作例

arrows Alphaで撮影した写真をいくつかどうぞ!

ラーメンなどの食レポは環境光によってホワイトバランスが少しおかしくなるかもしれません。

これらはまだマシな方ですがお寿司など海鮮系はあまり美味しそうに見えないので、この辺りは今後のアップデートで対応してくれるとありがたいかもですね。

カメラ:4K撮影に対応

arrows Alphaは最大4K60fpsの動画撮影に対応しています。

arrows Alpha 動画撮影モード

ただ、4K60fpsだと電子手ぶれ補正があまり効かないので4K30fpsでの撮影がおすすめ。どんな感じで撮影できるのかこちらの動画で試しています。

AQUOS R10と比べましたが遜色ない感じで撮影できる、むしろ価格の安いarrows Alphaの方がキレイに撮影できてるかも。とくに超広角カメラに切り替えた時にAQUOSは露出オーバーのバグが出てるのが痛いです。

少し微ブレはあるものの全体的にキレイに撮影できているように見えます。この価格でこれだけ普通に撮影できれば十分かなといったところです。

カメラの評価
  • 引き締まった癖のある画質
  • 光学式手ぶれ補正を搭載している
  • 多数の雰囲気あるフィルターが使える
  • 4K60fpsの動作撮影に対応
  • 4K60fpsだと手ブレしやすい

端末価格:安い、コスパ良し

arrows Alphaの定価は96,800円ですがAmazonや一部家電量販店では88,000円で販売、さらにIIJmioは84,800円、MNP乗り換えなら49,800円で購入できてしまいます。

arrows Alpha 端末価格
  • SIMフリー:96,800円(実質価格88,000円)
  • ドコモ:??
  • IIJmio:84,800円(MNP 49,800円)

49,800円って安いですよね。Antutu(v10)で140万くらいの性能を持ちつつストレージは512GBの大容量でこの価格はコスパいいです。しかも、Smart Connectでモバイルデスクトップモードにして使えるってヤバい。

ストレージ容量が512GBも必要ない場合はもう少し安いモデルが欲しいってなるかもですが、AQUOS R10は256GBで99,770円でコレよりも安いので買いやすいですよね。

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arrows Alpha レビュー:まとめ

arrows Alpha
arrows Alphaのメリット
  • 画面輝度が明るく外での視認性良好
  • 最大144Hzリフレッシュレート対応
  • Dimensity 8350 Extremeで快適動作
  • 512GBの大容量ストレージを搭載
  • Smart ConnectでPCとして使える
  • microSDXC(2TB)に対応している
  • AI機能もしっかり搭載している
  • 顔 + サイドボタン式指紋認証に対応
  • 防水(IPX6 / 8 / 9)・防塵(IP6X)対応
  • MIL-STD-810H 耐衝撃規格に準拠
  • 泡ハンドソープでキレイを保てる
  • OSアップデート3回(Android 18)
  • 5年セキュリティアプデ(2030年まで)
arrows Alphaのデメリット
  • 画面下のベゼルが少し太い
  • 本体デザインはオーソドックス
  • 望遠カメラを搭載していない
  • 3.5mmヘッドフォンジャック非対応
  • aptX Adaptiveに対応していない

arrows Alphaがおすすめな人は

arrows Alphaは6.4インチサイズで丁度扱いやすいサイズにDimensity 8350 Extremeを搭載したスマホです。最後にどんな人におすすめかまとめです。

arrows Alphaがおすすめな人は
  • 片手操作しやすいスマホが欲しい
  • 性能が高くてコスパのいいスマホが欲しい
  • モバイルデスクトップモードを使いたい
  • おサイフケータイは絶対に必要って人
  • パンチの効いた写真撮影をしたい
  • 費用を抑えて使えるスマホが欲しい

少しでもコンパクトで軽量でありながら処理性能が高いスマホが欲しいならarrows Alphaはいい選択肢になりそう。6.4インチで横幅72mmとギリギリ片手で操作できます。

デザインがオーソドックスなのでオシャレさでいうとAQUOS R10やPixel 9などがいいかもですが、無難な見た目でもありますしそれよりも中身を重視したいって人はarrows Alphaはおすすめです。

普段使いのアプリは快適に動作しますし、原神や鳴潮など高負荷ゲームもそれなりに動きます。また、モバイルデスクトップモードでパソコンとしても使える新しい使い方も体験できるのも面白いですよね。

個人的にカメラもいいと思っていて自然な画質ではないけど少し癖のある感じの写真を楽しめるのは撮影してて面白いなと感じます。ノスタルジック、ニューヨークレトロといった雰囲気ある写真を気軽に撮影できます。

ほぼ全部入りのミドルハイスマホで88,000円。いいんじゃないでしょうか。IIJmioなら乗り換え前提で49,800円。安い!

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