
SamsungがGalaxy Z Fold8を2026年8月7日(金)に発売しました。
今回のGalaxy Z Fold8はこれまでの横折りタイプの折りたたみスマホとは完全に別物で、閉じた状態は5.5インチで16:10のワイドな画面になって、開くと7.6インチの4:3で小型タブレットのように使うことができます。
この画面比率、最高なんですよね…!ということで、Galaxy Z Fold8をレビューしました。どんなスマホなのか実際に使ってどうかメリットやデメリットを書いたので参考にしてください。
- 今までにない画面比率の折りたたみスマホ
- 手の中に収まる横折りタイプスマホが使いやすい
- 横折りスマホで201gは驚きの軽さ
- ほぼフラットで画面を開くことができる
- 動画視聴がしやすい画面比率に
- 漫画を見開きで楽しむことができる
- メイン画面で光の映り込みがしにくくなった
- DeXモードでパソコンとして使える
- OSアップデート保証:7回(Android 24まで)
- セキュリティアップデート7年:2033年まで
- 片手操作しにくい特殊サイズ
- 文字入力はFold7の方がしやすい
- 作業するにはあまり適していない
- フレックスモードは非対応に
- 望遠カメラを搭載していない
- Sペンに対応していない
- UDC非搭載でパンチホールあり
- 電話しながら作業がしにくい
ただ、メリットも多いけど新しい形の端末なのでデメリットも多いかも…?
Galaxy Z Fold8の特徴

- メインディスプレイ:7.6インチ 有機EL
- 解像度:1,828 × 1,828ピクセル(最大120Hz)
- カバーディスプレイ:5.5インチ 有機EL
- 解像度:1,972 × 1,248ピクセル(最大120Hz)
- SoC:Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy
- メモリ:12GB / 16GB LPDDR5X
- ストレージ:256GB / 512GB / 1TB(UFS 4.x)
- 生体認証:顔認証 / 側面指紋認証
- 広角:50MP(1/1.57″)・F/1.8(OIS対応)
- 超広角:50MP(1/2.5″)・F/1.9
- フロント:10MP(1/3.52″)・F/2.2
- スピーカー:ステレオ
- 通信:5G (Sub-6 / mmWave) / Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0
- 防水防塵:IPX8・IP4X
- バッテリー:4,800mAh
- NFC:Type A/B対応 / おサイフケータイ対応
- 充電:USB Type-C 最大45W / Qi 最大20W
- サイズ:閉じた状態 123.9 × 81.9 × 9.7mm
- サイズ:開いた状態 123.9 × 161.4 × 4.5mm
- 重量:201g
- OS:One UI 9(Android 17ベース)
- 端末価格:269,880円〜(税込)
- 発売日:2026年8月7日(金)
Galaxy Z Fold8は5.5インチのカバーディスプレイに7.6インチのメインディスプレイを組み合わせた横折りタイプのハイエンドモデルで、閉じた状態が縦長ではなく横に広いという、これまでのFoldシリーズになかった形になりました。

本体重量は201gで、開いた状態の厚みは4.5mmです。横折りタイプでこの軽さと薄さは他にありません。いや、ほんと折りたたみスマホで201gってどういうこと?
開くとメイン画面が7.6インチの大画面でコンテンツを楽しむことができます。

画面比率が4:3なので漫画を見開きのまま余白なしで読めるようになって、2画面表示も横幅広めで表示できるのでコンテンツを大きく表示して楽しむことができます。
漫画読みながら動画見たり、そんな使い方もできます。

SoCは最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載してゲーム性能が向上しています。ここまで薄い本体でそこそこ快適に高負荷なゲームを遊べるのはさすが。しかも発熱はFold7より抑えることができています。
カメラは広角と超広角のデュアルカメラを搭載しています。

Fold7にあった光学3倍の望遠カメラは非搭載となって高倍率のズームは苦手になりましたが、望遠ズームをあまり使わないなら問題ないですし、超広角が50MPのセンサーになってキレイに撮影できます。
カラーバリエーションはラベンダー、グラファイト、クリーム、ピスタチオの4色から選べます。

落ち着いたグラファイトとクリームに、明るいラベンダーとピスタチオという組み合わせです。ピスタチオはSamsungオンラインショップ限定カラーとなっています。
価格はSIMフリーモデルの256GBが269,880円からとなっています。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、IIJmioでも取り扱いがあるので、返却プログラムやMNPの条件をうまく使いたいところです。
Galaxy Z Fold8のレビュー
手のひらサイズになった本体デザイン
Galaxy Z Fold8の本体デザインを見ていきます。
閉じた状態は5.5インチで16:10、横に広くて手のひらにすっぽり収まるサイズです。縦長のスマホを折り畳んだ先代のFold7とはまったくの別物です。

横幅が81.9mmあるので、片手だけで操作するのは難しいサイズです。ただ、今までにない形が新鮮で持ってみると意外と使いやすいんですよね。

背面はデュアルカメラで、レンズの並びもすっきりしています。ただ、出っ張りはあるのでテーブルに置くとカタつきます。

サイドフレームとヒンジ部分はアルミ素材で、マット仕上げなので指紋が付きにくいです。

本体サイズはGalaxy Z Fold8が閉じた状態で(123.9 × 81.9 × 9.7mm)で、Fold7の(158.4 × 72.8 × 8.9mm)と比べて高さが34.5mmも短くなって、横幅が9.1mm広がっています。

開くと(123.9 × 161.4 × 4.5mm)で、Fold7の(158.4 × 143.2 × 4.2mm)よりも幅広なサイズです。

重量は(215g → 201g)と14g軽くなりました。折りたたみ時の厚みは9.7mmとFold7より0.8mm厚いのですが、面積が小さくなって重さも減っているので、手に持った感じはGalaxy Z Fold8の方が明らかに軽いです。
開いた状態は4.5mmしかなくて、持つとペラペラです。

薄さそのものはFold7の4.2mmやGalaxy Z Fold8 Ultraの方が上ですが、横折りスマホで201gという数字は他に見当たらないので、ここはGalaxy Z Fold8の一番の強みだと思います。
本体右側には音量ボタンとサイドボタンを搭載しています。

本体上側にはマイク穴とスピーカーがあります。開いた状態だと左上にくる位置です。

本体左側は閉じた状態だとヒンジで、開くと何もないスッキリした面になります。

本体下側にはSIMスロット、USB Type-Cポート、スピーカーを搭載しています。

SIMは(nanoSIM + eSIM)のデュアル通信に対応しています。
充電はUSB Type-Cで最大45Wに対応し、30分で最大63%まで充電できます。Fold7は最大25Wだったので充電速度が速くなったのはいいですね。ワイヤレス充電もQiの最大20Wに対応し、逆ワイヤレス充電も最大4.5Wで使えます。
また、マグネット対応のケースを使えばスマホリングを取り付けられるので、片手での操作もしやすくなります。立てかけて使いたいときにも便利です。

生体認証は顔認証とサイドボタン式の指紋認証に対応しています。
顔認証もサイドボタンの指紋認証も速度、精度ともに十分で、どちらを使っても快適に画面ロックを解除できます。ちなみに、指紋認証は閉じた状態で左中指、開いた状態で右手親指が丁度いい位置で認証することができます。
防水防塵はIPX8・IP4Xに対応しています。
- IPX8:継続的に水中に沈めても影響がない
- IP4X:直径1mm以上の固形物が内部に侵入しない
水没に対しては強い一方で、防塵はIP4Xまでなので細かい砂やホコリの侵入は防ぎきれません。ヒンジのある構造上どうしてもってところがあるのかFold7も同じIPX8・IP4Xでした。
砂浜やグラウンドのような細かい砂が舞う場所は少し注意した方がよさそうです。
- 閉じると手のひらに収まるサイズ感
- 横折りスマホで201gの軽さ
- 開いた状態は4.5mmと薄い
- アルミのマット仕上げで指紋が付きにくい
- 最大45Wに対応して充電が速くなった
- IPX8の防水性能で濡れても安心
- マグネットケースでリングを付けられる
- 横幅81.9mmで片手操作はしにくい
- レンズの出っ張りで置くとカタつく
- 防塵はIP4Xまで(砂に注意)
ディスプレイの画面比率が大きく変わった
Galaxy Z Fold8は開くと7.6インチ、閉じると5.5インチの有機ELディスプレイを搭載し最大120Hzのリフレッシュレートの滑らかディスプレイに対応しています。

開いた状態の画面サイズはGalaxy Z Fold8が7.6インチ(1,828 × 1,828ピクセル)、Z Fold7が8.0インチ(2,184 × 1,968ピクセル)です。見開き状態でブラウザとエックスを並べて表示するとこうなります。

Galaxy Z Fold8は横に広くタブレットに近い表示領域で並べて使えるのに対して、Z Fold 7は縦に長くスマホの画面が二つ並んでいる印象でしょうか。もちろん、Galaxy Z Fold8も縦置きにすれば縦長表示は可能です。

ただ、少し縦長になりすぎるのでスマホの縦長の画面を二つ並べて使うならZ Fold7の方が使いやすいところはあります。例えば、文字入力は閉じた状態でキーボードを出すとGalaxy Z Fold8は横に広がったキーを打つことになります。

キーが左右に離れるうえに、キーボードの上に残る表示領域も狭くなってメッセージアプリだと相手側の文章を見ながら入力できないというデメリットがあったりするので文字入力のしやすさは縦長のFold7の方が上だったりします。
動画視聴や電子書籍などコンテンツビューアーとしてはZ Fold8は得意としていて、文字入力など作業になるとZ Fold7またはGalaxy Z Fold8 Ultraが得意とする画面比率なんですね。
マルチタスクは2画面分割だけでなく3画面分割にも対応してるので、開いた状態なら3つのアプリを横に並べられます。

Fold7は3つのアプリを横に並べることはできませんでしたがZ Fold8なら3つのアプリを同時に使ってさらに、ワンタップで切り替える機能も使えるので、並べたアプリの間を簡単に行き来できます。

もちろん、放置ゲームを動かしながらもう1本のゲームをプレイしたり動画を見たり、SNSをしたりと多彩な使い方が可能となっています。
Galaxy Z Fold8はカバーディスプレイの比率が16:10になったので、閉じたままでも動画が大きく表示可能。さらに、カバーディスプレイを少し開いた状態にすることで丁度良い大きさで動画を楽しむことができます。
このスタイル、いいですよね。音もステレオだし嵩張らないですし。

また、漫画などの電子書籍も無駄な余白なしで表示できるので閉じた状態のまま読めますし、見開きで開くとページがほぼ画面いっぱいに表示できて無駄がありません。

画面右上にあるパンチホールが少し気になるかもですが、このサイズ感で紙の本と同じ感覚で読めるのは、漫画好きには堪らない感じではないでしょうか。これだけで買う理由になりません?
ゲームも閉じた状態で丁度いい大きさで楽しむことができます。

また、メインディスプレイの保護ガラスがポリマーフィルムからUltra Thin Glassに変わって耐久性が向上して折り目も低減、さらに表面がマットフィルムになったことで光の映り込みが減りました。

Fold7は外からの光がくっきり映り込んでいるのに対してGalaxy Z Fold8は光が拡散して弱くなっています。明るい場所で使うとこの差は大きな違いになってきて視認性は向上していると思います。
ピーク輝度はFold7の2,600nitsから3,000nitsに上がっています。

ただ、並べてみると明るさはほぼ同じですね。メインディスプレイ、カバーディスプレイともに同じ明るさとなっておりました。
なお、Galaxy Z Fold8はFold7が対応していたフレックスモードは廃止となっています。

そもそも、Z Fold8は100度ほど画面を開くと自動的に開く構造になっているので自立させる使い方はあまり適していません。Z Fold8はこれ以上倒すと一気に画面が開きます。

カメラを固定して使うことはギリギリできますがフレックスモードに対応していないので少し使いにくいです。

基本的にGalaxy Z Fold8は閉じて使うか、開いて使うか、立てかけて使うかの3パターンに絞られて、フレックスモードを使いたい場合はZ Fold7かGalaxy Z Fold8 Ultraを選ぶことになります。
- 16:10のカバー画面で動画が見やすい
- 4:3のメイン画面で漫画を見開き表示
- 光の映り込みがしにくくなった
- ほぼフラットに開くヒンジ
- 3画面分割でアプリを横に並べられる
- ピーク輝度3,000nitsに対応
- 文字入力はFold7の方がしやすい
- フレックスモードが非対応に
- UDC非搭載でパンチホールあり
内蔵スピーカーの音質
Galaxy Z Fold8はステレオスピーカーを搭載しています。閉じた状態では上下に配置されるので横向きにすれば普通のスマホと同じ感覚でステレオで音楽を楽しむことができます。

ただ、開くと左上と左下にスピーカーが来る配置になります。映画のように臨場感が欲しいコンテンツだと音が片側に寄ってステレオ感がありません。開いて見るなら端末を横向きにした方が聴きやすいです。
ただ、スピーカーの音質はFold7と比べると全体的に軽くて、低音から中音域が弱くて少し物足りなさを感じるかもしれません。動画などコンテンツ視聴に適した端末だけにここが少し残念なところ。
本体が薄くなってスピーカーに使える容積も減っているので、ここは仕方のないところでしょうか。
イヤホンは3.5mmヘッドフォンジャックが非搭載なので、有線で聴くならUSB Type-Cの変換アダプタが必要です。
- LDAC
- aptX HD
また、ワイヤレスの高音質コーデックはLDACとaptX HDに対応しています。aptX Adaptiveは非対応なのはFold7と同じですね。
- ステレオスピーカーを搭載
- 閉じた状態は上下配置で聴きやすい
- 高音質コーデック・LDACに対応
- 低音から中音域が弱くて軽い音質
- aptX Adaptiveに対応していない
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載
SoC・ゲーム性能について
Galaxy Z Fold8はSoCにSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載し、メモリは12GB、ストレージは256GB、512GB、1TB(メモリ16GB)から選べます。

| 項目 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy | Snapdragon 8 Elite for Galaxy |
| CPU | 8コア 2×4.74GHz Oryon V3 Phoenix L 6×3.62GHz Oryon V3 Phoenix M | 8コア 2×4.47GHz Oryon V2 Phoenix L 6×3.53GHz Oryon V2 Phoenix M |
| GPU | Adreno 840 | Adreno 830 |
| プロセス | 3nm(TSMC N3P) | 3nm(TSMC N3E) |
| メモリ | 12GB / 16GB LPDDR5X | |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB(UFS 4.x) | 256GB / 512GB / 1TB(UFS 4.0) |
| バッテリー | 4,800mAh | 4,400mAh |
Galaxy Z Fold8はSnapdragon 8 Elite Gen 5 for GalaxyでCPUコアがOryon V3に、GPUもAdreno 840へと世代が上がり、基本性能が上がっています。
Galaxyの「for Galaxy」版はクロックが引き上げられていてGalaxy Z Fold8も最大4.74GHzまで回ります。ただ、本体がここまで薄いと発熱によるサーマルスロットリングが気になるところ。
Antutu(v11)でベンチマークを計測してみました。

| Antutu(v11) | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| トータル | 3070142 | 2747279 |
| CPU | 905403 | 853432 |
| GPU | 1277490 | 1010105 |
| MEM | 324420 | 347628 |
| UX | 562829 | 536114 |
トータルスコアはGalaxy Z Fold8が(3,070,142)、Fold7が(2,747,279)で約12%の向上です。GPUは(1,010,105 → 1,277,490)と約26%上がっていてゲーム性能が大幅に向上していることがわかります。
ブラウザ、SNSなど軽いアプリを動かしてみました。
ハイエンドのSoCなので全体的にサクサクと快適に動きます。引っかかる場面は少なく、開いた状態でアプリを3つ並べても動作は安定していますね。
3D Mark(Solar Bay Stress)でグラフィック性能も計測しました。

| 3D Mark | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| ベストスコア | 10538 | 9639 |
| ロースコア | 5451 | 5177 |
| 安定性 | 51.7% | 53.7% |
| fps | 14〜59fps | 16〜50fps |
ベストスコアは(9,639 → 10,538)と約9%向上しています。安定性は(53.7% → 51.7%)に下がっています。ピークは高いですが発熱による落ち幅は大きめとなっているようです。それでもZ Fold7よりも性能は高いのは間違いないでしょう。
ゲームも動かしてみました。まずは原神です。高画質60fpsに設定しています。
原神はGalaxy Z Fold8が(59〜60fps)、Fold7が(58〜61fps)でした。どちらも上限に張り付いて動くので、原神クラスなら差はあまり出ないように感じました。
続いて鳴潮です。こちらはバランスモードとパフォーマンスモードの両方で計測しました。
鳴潮のバランスモードはGalaxy Z Fold8が(17〜32fps)、Fold7が(21〜27fps)でした。パフォーマンスモードにするとGalaxy Z Fold8が(36〜57fps)、Fold7が(37〜57fps)と数字上は大きな違いはありません。
ただ、通して見ていくとバランスモードはGalaxy Z Fold8の方が上下の振れ幅が大きくて、Fold7の方が一定のレートで動いています。パフォーマンスモードだとGalaxy Z Fold8の方が50fps前後なので安定感は増しているようです。

高負荷ゲームだけでなくモンストやブロスタなど軽めのゲームもちゃんと動作しますし、この辺りのゲームなら二つ同時にアプリを起動してプレイしたりといろんなスタイルで楽しめるのはFoldならではの遊び方です。
発熱はFold7よりも抑えられている
Galaxy Z Fold8はどれくらい発熱するのかAntutu → 原神、原神 → 鳴潮をそれぞれ連続で動かして、最大温度を計測してみました。

| 条件 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| Antutu → 原神 | 42.1℃ | 43.6℃ |
| 原神 → 鳴潮 | 49.4℃ | 54.9℃ |
Antutu → 原神ではGalaxy Z Fold8が(42.1℃)、Fold7が(43.6℃)と(1.5℃)ほどGalaxy Z Fold8の方が低くなりました。原神 → 鳴潮の高負荷状態になるとGalaxy Z Fold8が(49.4℃)、Fold7が(54.9℃)で、差は(5.5℃)でした。
Galaxy Z Fold8の方が本体が厚いので、放熱に使える余裕が大きいのかもしれませんね。
とはいえ、折りたたみスマホは繊細な端末なので高負荷ゲームを連続して遊ぶのは好ましくないかもですね。端末にかかる負荷が大きすぎると思いますし、遊ぶなら画質設定を下げてそこそこの動作でプレイするのがおすすめです。
バッテリー容量が4,800mAhに増えた
Galaxy Z Fold8は4,800mAhのバッテリーを搭載しています。先代のFold7は4,400mAhだったので、400mAh増えました。
実際のバッテリーの持ちを計測してみました。
| 条件 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,800mAh | 4,400mAh |
| YouTube 60分 (開いた状態) | 9%消費 | |
| YouTube 60分 (閉じた状態) | 6%消費 | 9%消費 |
| 原神 30分(高30) (開いた状態) | 7%消費 | |
| 原神 30分(最高60) (開いた状態) | 9%消費 | 10%消費 |
| 原神 30分(高30) (閉じた状態) | 5%消費 | 7%消費 |
| 原神 30分(最高60) (閉じた状態) | 7%消費 | 9%消費 |
| 鳴潮 30分(最高60) (開いた状態) | 12%消費 | 13%消費 |
| 鳴潮 30分(最高60) (閉じた状態) | 12%消費 | 10%消費 |
| メメントモリ 30分 (閉じた状態) | 5%消費 | |
| 待機 8時間 | 4%消費 | |
閉じた状態での差が大きくて、YouTube 60分は(9%消費 → 6%消費)、原神の最高60も(9%消費 → 7%消費)と電池消費量が減っています。開いた状態だとほぼ横並びなので、5.5インチのカバー画面で済ませるほど電池は長持ちします。

一連の計測を回したあとの総消費はGalaxy Z Fold8が(18%)、Fold7が(21%)でした。バッテリー容量が400mAh増えて画面も小さくなってるので、スマホとしては十分に使える電池持ちになっています。
ただ、タブレットをやめてGalaxy Z Fold8の1台に集約すると、これまで2台に分散していた使用時間が全部ここに入ってくるので電池の減りはかなり早くなると思うので少し厳しいところあるかもしれません。
- ゲーム性能が向上した
- 高負荷ゲームでもFold7より温度が低い
- バッテリー容量が増えて電池持ちが向上
- 最大45Wで充電時間も短い
- 鳴潮のバランスモードは振れ幅が大きい
- 開いて使うと電池の減りが早い
カメラ(静止画)広角のセンサーがスペックダウン
Galaxy Z Fold8は広角と超広角のデュアルカメラを搭載しています。Fold7は光学3倍の望遠カメラを搭載していましたが、Galaxy Z Fold8では廃止されました。

| カメラ | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| 広角 | 23mm 50MP(1/1.57″)・F/1.8 | 24mm 200MP(1/1.3″)・F/1.7 |
| 超広角 | 13mm 50MP(1/2.5″)・F/1.9 | 13mm 12MP(1/2.5″)・F/2.2 |
| 望遠×3 | なし | 67mm 10MP(1/3.94″)・F/2.4 |
| カバーカメラ | 24mm 10MP(1/3.52″)・F/2.2 | |
| フロント | 18mm 10MP(1/3.52″)・F/2.2 | |
| 最短撮影距離 | 11cm | 13cm |
| 最大ズーム | 10倍 | 30倍 |
広角カメラは200MP(1/1.3型)から50MP(1/1.57型)になって、画素数もセンサーサイズも小さくなりました。一方で超広角は12MPから50MPに刷新されてF値も(F/2.2 → F/1.9)と明るくなっています。
実際にどれくらい変化してるのか比較しました。

広角の等倍はどちらも十分にキレイですが、部分拡大すると200MPセンサーを搭載しているFold7の方が木の葉や地面のディテールが自然でキレイに表現できています。

2倍のクロップズームも同じで、200MPから切り出しているFold7の方が自然な描写になり画質の差はあります。

3倍ズーム以降も望遠カメラを搭載してるZ Fold7の方が画質はキレイです。

Fold7は光学3倍の望遠カメラに切り替わっての撮影なので解像感が高くて自然な仕上がりです。Galaxy Z Fold8はデジタルズームなので画質は劣ります。ただ、3倍ズームなら十分に使えるレベルの画質ではあるので普段使いにおいては問題ないとは思います。
ただ、10倍ズームになると意外と差はないんですよね。

というのも、Z Fold7の望遠カメラは10MPと画素数が少なくセンサーサイズも1/3.94型と小さく望遠カメラではあるけどそこまで強いカメラではないんですよね。
Galaxy Z Fold8の超広角カメラは50MPのセンサーに変わりました。

画素数が上がってレンズも大きくなって画質が向上しています。

被写体に寄った時の背景のボケ味はセンサーサイズが1/1.3型と大きいZ Fold7の方が上です。Galaxy Z Fold8はセンサーが1/1.57型と小さくなって表現力に差が出てしまいました。

ただ、Galaxy Z Fold8は最短撮影距離が11cmでFold7の13cmより近づけるので、被写体により寄って撮影ができます。

物撮りはしやすくていいですね。Z Fold7は意外と寄れないカメラだったので普段使いにおいてはGalaxy Z Fold8は丁度いいスペックにまとまっているのかもしれません。
暗所撮影です。

夜景の等倍は看板の白トビも抑えられていて、どちらもキレイに撮れています。ただ、部分拡大していくとGalaxy Z Fold8は少しノイズ多めです。

センサーサイズが小さいので差となってそうです。センサー内ズームの2倍画角も同じ傾向ですね。ノイズが少し多めとなって暗所撮影は少し弱いように感じます。

ただ、4倍ズーム以降は意外とGalaxy Z Fold8も負けてないです。

ここもFold7の望遠カメラは10MP(1/3.94型)と小さいセンサーなので暗所には強くないのが影響してるのでしょう。思ったほど差はないです。

さすがに10倍ズームになると望遠カメラのあるZ Fold7の方がキレイですけどね。

やっぱ、望遠画角はZ Fold7のほうがいいです。

被写体に寄った時の背景の光玉ボケはセンサーが大きいFold7の方が大きくなりますが、Galaxy Z Fold8の方が寄れるので思ったほどの違いはないかもです。

食レポです。

食事はどちらも同じで、美味しそうに撮影できます。

作例をいくつか置いておきます。









































カメラ(動画撮影)ズームは苦手になった
Galaxy Z Fold8の動画撮影は8K 30fps、4K 60fps / 30fpsに対応しています。
どんな感じで撮影できるか4K 60fpsでFold7と比較しました。
パッと見は同じ感じで撮影できていて、歩きながら撮ってもブレは抑えられています。ただ、望遠カメラがないので3倍画角以降の画質はFold7に劣ります。ズームしながら撮ることが多いならFold7の方が使いやすいです。
- 普通にキレイに撮影できるカメラ
- 広角の最短撮影距離13 → 11cmになった
- 超広角が50MPになって解像感が向上
- 暗所の4倍ズームはFold7より明るい
- 食事の写真は美味しそうに撮れる
- 動画の手ブレ補正はしっかり効く
- 広角のセンサーが小さくなった
- 望遠カメラはなく高倍率ズームは弱い
端末価格
Galaxy Z Fold8はSIMフリーの256GBが269,880円、512GBが299,880円、1TBが359,880円です。Fold7の256GBが265,750円だったので、同じ容量で比べて4,130円の値上げとなりました。
| 購入方法 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold7 |
|---|---|---|
| SIMフリー:256GB | 269,880円 | 265,750円 |
| SIMフリー:512GB | 299,880円 | 283,750円 |
| SIMフリー:1TB | 359,880円 | 329,320円 |
| ドコモ:256GB | 301,180円 2年返却 181,940円 | 289,850円 MNP・2年返却 98,329円 |
| au:256GB | 279,800円 MNP・2年返却 157,700円 | 276,800円 MNP・2年返却 152,900円 |
| ソフトバンク:256GB | 300,240円 MNP・2年返却 93,760円 | 266,400円 MNP・2年返却 41,920円 |
| 楽天モバイル:256GB | 269,900円 MNP・2年返却 107,760円 | – |
| IIJmio:256GB | 269,880円 MNP 249,800円 | 229,980円 (のりかえ価格) |
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアと、IIJmioでも取り扱いがあります。2年返却プログラムを組み合わせれば実質の負担は9〜18万円台です。とくにソフトバンクはMNP乗り換えの新トクするサポート+で93,760円、楽天モバイルも買い替え超トクプログラムで107,760円で購入できます。
返却なしで買い切りたいならIIJmioのMNPが249,800円で、SIMフリーの定価より20,080円安く買えます。のりかえ価格は2026年11月4日までなので、そこを狙うのもアリですね。
Galaxy Z Fold8 レビュー:まとめ

Galaxy Z Fold8 メリット・デメリット
- 今までにない画面比率の折りたたみスマホ
- 手の中に収まる横折りタイプスマホが使いやすい
- 横折りスマホで201gは驚きの軽さ
- ほぼフラットで画面を開くことができる
- 動画視聴がしやすい画面比率に
- 漫画を見開きで楽しむことができる
- メイン画面で光の映り込みがしにくくなった
- DeXモードでパソコンとして使える
- OSアップデート保証:7回(Android 24まで)
- セキュリティアップデート7年:2033年まで
- 片手操作しにくい特殊サイズ
- 文字入力はFold7の方がしやすい
- 作業するにはあまり適していない
- フレックスモードは非対応に
- 望遠カメラを搭載していない
- Sペンに対応していない
- UDC非搭載でパンチホールあり
- 電話しながら作業がしにくい
どんな人におすすめ?
最後にどんな人におすすめかまとめます。

- 二つのアプリを同時に使いたい
- 電子書籍で漫画をよく読む人
- 動画を視聴することが多い
- ゲームを同時に遊びたい
- ロマンを重視したい人
Galaxy Z Fold8は、二つのアプリを同時に使えるので動画見ながらSNSをしたりと時間を有効活用したいならとても良い端末です。また、電子書籍で漫画も見開きで楽しむことができます。

そのうえで201gという軽さなので、片手で持って使っても疲れません。最高かよ。

一方で、文字入力をたくさんする人や開いて作業をしたい人には向いていないので、そこを重視するならFold7かGalaxy Z Fold8 Ultraを選んだ方がいいでしょう。

コンテンツを浴びるための横折りスマホと考えると、かなり尖っていて面白い折りたたみスマホではないでしょうか。
もし、望遠カメラや文字入力のしやすさを取るなら、型落ちになったFold7もアリです。SoCは1世代前になりますが光学3倍の望遠を搭載していて、IIJmioののりかえ価格なら229,980円、未使用品も199,800円あたりで手に入ります。



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