
シャープが2026年7月9日(木曜日)にAQUOS R11を発売することを発表しました。
AQUOS R11は6.5インチディスプレイにSnapdragon 8s Gen 4を搭載したハイエンドモデルで、AQUOS R10の後継機種です。
進化したポイントは以下の通りです。
- デザイン:スクエア → ラウンドフォルム
- SoC:Snapdragon 7+ Gen 3 → Snapdragon 8s Gen 4
- 画面輝度:ピーク3,000nits → ピーク3,600nits 明るく
- 望遠カメラ:非搭載 → 光学2.9倍(38.5MP・1/2.88型)搭載
- バッテリー:5,000mAh → 5,100mAh
- 防水防塵:IP65 / IP68 → IP65 / IP68 / IP69
- Bluetooth:5.4 → 6.0
- microSDカード:最大2TB対応 → 非対応に
- UWB:対応 → 非対応
- 価格(SIMフリー 512GB):107,800円 → 163,900円
AQUOS R11は望遠カメラの新搭載やSoCの強化、ディスプレイの輝度アップとしっかり進化していますが、microSDとUWBが非対応になって端末価格はSIMフリーモデルで5.5万円ほど値上げとなっています。
本体デザインの違い
AQUOS R11は引き続き「miyake design」監修のデザインを採用し筐体の形状がスクエア型から丸みのあるスタイルに変更となり雰囲気がだいぶ変わりました。

また、ディスプレイの四隅ベゼルの最小幅1.3mmの極細ベゼルになって画面占有率94.5%と没入感の高いパネルになっています。
背面はカメラユニットが変わってAQUOS R10はデュアルカメラでしたが、AQUOS R11は望遠が追加されてトリプルカメラになっています。

カメラのデザインがだいぶ変わりました。中央の白いラインはLEDライト「アカリウム」で着信や通知を知らせてくれる機能が追加されています。
防水防塵は(IP65 / IP68 → IP65 / IP68 / IP69)に強化され、高温・高圧の噴流水に耐えることができます。泡タイプのハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌シートでキレイを保てるのは変わらず、MIL-STD-810G / 810H準拠(全16項目)の耐衝撃性能も継承しています。
操作ボタンの配置は同じですね。本体右側に音量ボタンと指紋認証を内蔵したサイドボタンを搭載しています。

アンテナラインが一つ減ったでしょうか。
AQUOS R11のカラーバリエーションは3色(テラコッタ / アイボリー / ネイビー )から選べます。

おしゃれで落ち着いた雰囲気のカラーラインナップになりました。
AQUOS R10は3色(カシミヤホワイト / トレンチベージュ / チャコールブラック)でした。

AQUOS R11、ホワイトが無くなったのは悲しいですが、テラコッタが加わって少し温かみのあるラインナップになったでしょうか。ネイビーはとてもいい色に感じます。
本体サイズの違い
AQUOS R11とAQUOS R10の本体サイズと重量の違いを比較しました。
| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| 画面 | 6.5インチ | |
| サイズ | 156 × 74 × 8.9 mm | 156 × 75 × 8.9 mm |
| 重量 | 195g | 197g |
| 防水防塵 | IPX5 / IPX8 / IPX9 / IP6X | IPX5 / IPX8 / IP6X |
AQUOS R11の本体サイズは(156 × 74 × 8.9 mm)で、AQUOS R10の(156 × 75 × 8.9 mm)からほぼ変わらずですが横幅が1mmだけスリムになって片手操作は少ししやすくなってそうです。
重量は(197g → 195g)と2gほど軽くなっています。望遠カメラを搭載しつつ軽量化したのは頑張ってます。
ディスプレイの違い
AQUOS R11とAQUOS R10のディスプレイの違いを比較しました。

筐体のデザイン変更で四隅が丸みのあるスタイルに変わっているので、画面サイズ、画面解像度は同じでも表示領域は先代のR10の方が広いです。
| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.5インチ(Pro IGZO OLED) | |
| 解像度 | 2,340 × 1,080 ピクセル | |
| リフレッシュレート | 1〜240Hz(可変) | |
| 輝度 | 全白1,800nits ピーク3,600nits | 1,500nits ピーク3,000nits |
| 保護パネル | Gorilla Glass Victus 2 | |
リフレッシュレートはどちらも最大120Hz(黒幕を入れて240Hz)と同じですが、画面輝度が(3,000nits → 3,600nits)に向上し屋外の直射日光下での視認性の向上が期待できます。
SoC・バッテリー容量の違い
AQUOS R11はSnapdragon 8s Gen 4を搭載しています。先代のR10はSnapdragon 7+ Gen 3だったので7シリーズから8シリーズのハイエンドSoCにスペックが向上しています。
| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8s Gen 4 | Snapdragon 7+ Gen 3 |
| CPU | 6コア 3.2GHz + 2.8GHz + 2.0GHz | 8コア 1×2.8GHz Cortex-X4 4×2.6GHz Cortex-A720 3×1.9GHz Cortex-A520 |
| GPU | Adreno 825 | Adreno 732 |
| プロセス | 4nm | |
| メモリ | 12GB LPDDR5X | |
| ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 4.1) | 256GB / 512GB(UFS 4.0) |
| microSD | 非対応 | 最大2TB対応 |
| バッテリー | 5,100mAh | 5,000mAh |
ただし、SoCのコア数が通常のSnapdragon 8s Gen 4からデチューンしていてCPUコアが(8コア → 6コア)にとなっています。
とはいえ、AQUOS R11の処理性能はR10比でCPU性能が約13%、GPU性能が約40%向上しGPUの性能が良くなっているので高負荷なゲームでの快適性向上が期待できそう。
コア数が少ないので発熱も抑えることできて意外良いチューニングなのかもしれませんよ?
さらに新構造のベイパーチャンバーで有効放熱面積が従来比2.87倍になって長時間プレイ時の安定性も向上し、バッテリー容量も(5,000mAh → 5,100mAh)にわずかに増えています。
全体的に性能が向上しているAQUOS R11ですが、R10にあったmicroSDカードスロットは非搭載となりました。ついにAQUOS RシリーズもmicroSDカードが使えなくなるとは….。写真や動画データをSDカードに保存しておきたい人は注意です
通信性能の違いを比較
AQUOS R11とAQUOS R10の通信性能を比較しました。
| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | |
| Bluetooth | 6.0 | 5.4 |
| SIMカード | nanoSIM + eSIM | |
| 5G SUB-6 | 対応 | |
| 5G mmWave | 非対応 | |
| UWB | 非対応 | 対応 |
| NFC / おサイフケータイ | 対応 | |
どちらもWi-FI 7に対応していて、Bluetoothは(5.4 → 6.0)にスペックアップしています。ただし、UWBはAQUOS R11で非対応となりデジタルキーや忘れ物トラッカーでUWBを使用してる場合は影響を受けそうです。
なお、おサイフケータイはどちらも対応しています。
カメラのスペックを比較
どちらもLEICA監修のHEKTORレンズを採用していますが、AQUOS R11は望遠が新たに追加されてトリプルカメラになりました。

| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| 広角 | 50.3MP(1/1.55型)F/1.9 | |
| 超広角 | 50.3MP(1/2.55型)F/2.2 | 50.3MP(1/2.5型)F/2.2 |
| 望遠 | 光学2.9倍(68mm) 38.5MP(1/2.88型)F/2.4 | なし |
| インカメラ | 50.3MP(1/2.88型)F/2.2 | |
| 動画撮影 | Dolby Vision オートHDR / ナイトビデオ | Dolby Vision ナイトビデオ |
カメラのスペックは広角カメラは50.3MP(1/1.55型)、超広角カメラは50MP(1/2.55型)とほぼ同じで、望遠カメラが追加されてスペックは68mm(光学2.9倍)の38.5MP(1/2.88型)となっています。
先代のR10は望遠カメラを搭載していなかったので3倍画角以降のズームは弱かったですが、AQUOS R11は望遠カメラをしっかり搭載したことで遠くの被写体をキレイに撮影できます。
動画撮影もAQUOS R11はオートHDRに対応し、より幅広いシーンで明暗のバランスが取りやすくなっています。
端末価格比較
AQUOS R11とAQUOS R10の価格を比較しました。AQUOS R11はキャリア版は256GBがありますがSIMフリー版は512GBのみで256GBモデルはありません。
| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| SIMフリー:256GB | なし | 99,770円 → 中古74,800円〜 |
| SIMフリー:512GB | 163,900円 | 107,800円 → 中古82,800円〜 |
| ドコモ:256GB | 162,470円 MNP2年返却 127,710円 | 121,220円 MNP2年返却 46,420円 |
| ソフトバンク:256GB | 156,960円 MNP2年返却 83,760円 | 129,888円 MNP2年返却 71,976円 |
| IIJmio:256GB | 未発表 | 89,800円 MNP:79,800円 |
| mineo:512GB | 157,344円 | 105,072円 |
| 楽天モバイル:256GB | 取扱なし | 109,990円 |
AQUOS R11はSIMフリー版(512GB)が163,900円でR10の発売時107,800円から5.5万円の値上げです。半導体の高騰で仕方ない部分ではありますが望遠カメラの追加やSoC強化でどこまで納得感を得られるかになりそうです。
ちなみに、SIMフリー版は2026年8月20日まで10,000円キャッシュバックキャンペーンを実施中で実質153,900円で購入可能なのでSIMフリー版を買うなら期間内がおすすめです。
キャリア版もドコモ256GBで162,470円と、AQUOS R10の121,220円から4万円ほど上がっています。MNP2年返却プログラムを使えばドコモ127,710円、ソフトバンク83,760円となっています、。
AQUOS R11を安く買うなら、ソフトバンクの返却プログラムが狙い目になりそうです。とにかく価格を抑えたいならAQUOS R10の中古(512GBで82,800円ほど)、大容量モデルや最新性能が欲しいならAQUOS R11というすみ分けになりそうです。
AQUOS R11 vs R10 スペック比較
AQUOS R11とAQUOS R10のスペックをまとめて比較しました。
| モデル | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.5インチ(Pro IGZO OLED) | |
| 解像度 | 2,340 × 1,080 ピクセル | |
| リフレッシュレート | 1〜240Hz(可変) | |
| 輝度 | ピーク3,600nits | ピーク3,000nits |
| SoC | Snapdragon 8s Gen 4 | Snapdragon 7+ Gen 3 |
| GPU | Adreno 825 | Adreno 732 |
| メモリ | 12GB LPDDR5X | |
| ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 4.1) | 256GB / 512GB(UFS 4.0) |
| microSD | 非対応 | 最大2TB対応 |
| 生体認証 | 顔認証(マスク対応)/ 指紋認証 | 顔認証 / 指紋認証 |
| 広角カメラ | 50.3MP(1/1.55型)・F/1.9 | |
| 超広角カメラ | 50.3MP(1/2.55型)・F/2.2 | |
| 望遠カメラ | 光学2.9倍 38.5MP(1/2.88型)・F/2.4 | なし |
| インカメラ | 50.3MP(1/2.88型)・F/2.2 | |
| スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos / フルメタルBOX) | |
| 3.5mmジャック | 非搭載 | |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | |
| Bluetooth | 6.0 | 5.4 |
| UWB | 非対応 | 対応 |
| NFC / FeliCa | 対応(おサイフケータイ) | |
| 防水防塵 | IP6X / IPX5 / IPX8 / IPX9 | IP6X / IPX5 / IPX8 |
| バッテリー | 5,100mAh | 5,000mAh |
| 充電ポート | USB Type-C(最大36W) | |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | |
| サイズ | 156 × 74 × 8.9 mm | 156 × 75 × 8.9 mm |
| 重量 | 195g | 197g |
| OS | Android 16 | Android 15 |
| OSアップデート保証 | 最大3回(Android 19まで) | 最大3回(Android 18まで) |
| セキュリティ更新 | 2031年まで | 2030年まで |
| 本体カラー | ネイビー / アイボリー / テラコッタ | カシミヤホワイト / トレンチベージュ / チャコールブラック |
| 発売日 | 2026年7月9日 | 2025年7月10日 |
| 価格(SIMフリー 512GB) | 163,900円 | 107,800円 |
AQUOS R11・AQUOS R10 どっち買う?
最後にAQUOS R11、AQUOS R10のどっちがおすすめかまとめます。
AQUOS R11がおすすめな人は

カメラとゲーム性能をしっかり強化した最新モデルが欲しい人向けです。
- AQUOS R6、R7、R8から乗り換え
- LEICA監修のトリプルカメラを使いたい
- 高負荷なゲームを快適に遊びたい
- LEDの通知(アカリウム)を使いたい
ただ、今までのAQUOS R9、R10とは方向性が変わって15〜19万円くらいで販売されていたR6、R7、R8の後継機種と見た方がスッキリしますね。
AQUOS R9 proの後継機種がない中でミドルハイスマホだったR10と9 proの中間に位置するスペックになって性能はワンランク上になったのは間違いないと思います。
AQUOS R10がおすすめな人は

今なら価格が安いAQUOS R10を購入してもいいかもしれません。
- 安くて性能の高いスマホが欲しい
- LEICA監修のカメラを使ってみたい
- ゲームはそれなり快適ならそれでいい
- microSDカードは必須な人
6.5インチサイズや基本的な使い勝手はAQUOS R11とほぼ同じで、性能の普段使い、ちょっとしたゲームなら十分使える性能を持っていますし、microSDも使えるのは強みです。
価格もIIJmioならNMPで79,800円で購入できるので今ならAQUOS R11の半額でR10を手にすることができます。この価格差は大きいです。

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