
シャープがAQUOS R11を2026年7月9日(木)に発売しました。
AQUOS R11はカメラが大きく進化し、新たに光学2.9倍の望遠カメラを搭載してズーム撮影が強くなりました。さらに、SoCがSnapdragon 8s Gen 4になって処理性能が上がって、背面にアカリウムという光るギミックも搭載しています。
ただ、価格はSIMフリーの512GBモデルで6万円近く上がりました。性能も機能もしっかり強化されていますが、この値上げ幅に見合うかをどう見るかですね。
ここでは、AQUOS R11をレビューしました。どんなスマホなのか実際に使ってどうかメリットやデメリットを書いたので参考にしてください。
- 6.5インチで丁度いいサイズ感
- 120Hz(240Hz)リフレッシュレート対応
- Snapdragon 8s Gen 4でより性能が向上
- アカリウムを搭載し光スマホになった
- 顔 + サイドボタン式指紋認証に対応
- LEICA監修「HEKTOR」レンズ搭載
- 光学望遠(×2.9)カメラを搭載
- IP6X/IPX5/IPX8/IPX9 防水防塵に対応
- MIL-STD-810G 耐衝撃規格に準拠
- OSメジャーアプデ3回(Android 19)
- 5年セキュリティアップデート(2031年まで)
- 端末価格が高くなってしまった
- デザインが(人によっては)個性的
- カメラの撮影時間が少し長くなった
- microSDカード非対応になってしまった
- 3.5mmヘッドフォンジャック非対応
- ワイヤレス充電非対応
AQUOS R11の特徴

- ディスプレイ:6.5インチ 有機EL(Pro IGZO OLED)
- 解像度:2340 × 1080ピクセル(1〜240Hz)
- SoC:Snapdragon 8s Gen 4
- メモリ:12GB LPDDR5X
- ストレージ:256GB / 512GB(UFS 4.1)
- 生体認証:顔認証 / 指紋認証
- 広角:50.3MP(1/1.55″)・F/1.9
- 超広角:50.3MP(1/2.55″)・F/2.2
- 望遠×2.9:38.5MP(1/2.88″)・F/2.4
- フロント:50.3MP(1/2.88″)・F/2.2
- スピーカー:ステレオ(Dolby Atmos)
- 通信:5G (Sub-6) / Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0
- 防水防塵:IP6X / IPX5 / IPX8 / IPX9
- 耐衝撃:MIL-STD-810G準拠
- バッテリー:5,100mAh
- NFC:Type A/B対応 / おサイフケータイ対応
- 充電:USB Type-C 最大36W
- サイズ:156 × 74 × 8.9mm、195g
- OS:Android 16 〜
- 端末価格:163,900円〜(税込)
- 発売日:2026年7月9日(木)
AQUOS R11は6.5インチのディスプレイに最新のSnapdragon 8s Gen 4を搭載したハイエンドスマホで、望遠カメラやアカリウムなどシャープらしさが詰まった端末となっています。
見た目は角張ったフラットデザインから四隅が丸いスタイルに変わりました。

6.5インチと大きめの画面ながら重量は195gに抑えられていて、望遠カメラを載せてきたのに片手でも扱いやすいサイズ感です。
SoCはSnapdragon 8s Gen 4を搭載し、先代の7シリーズから8シリーズに上がって普段使いから高負荷ゲームまで快適に動かせる性能を持っています。メモリは12GB、ストレージは256GBと512GBから選べます。
カメラはLEICA監修の「HEKTOR」レンズを採用した広角・超広角・望遠のトリプルカメラで、先代になかった光学2.9倍の望遠が加わってズームに強くなりました。色味も良くなっていて、普段使いなら十分きれいに撮れます。

おサイフケータイ(FeliCa)にも対応し、IPX9まで含めた防水防塵とMIL規格の耐衝撃も備えているので、普段使いのタフさは相変わらず強いです。
そして、AQUOS R11で一番目を引くのが背面のアカリウムという光るギミックで、くつろぎモードにするとたきびやせせらぎ、こもれびといった環境音を流しながら背面を光らせてリラックスできます。

…リラックスできるのかな?!あと、メッセージなどの通知も光で確認可能です。
カラーはテラコッタ、アイボリー、ネイビーの3色展開です。

先代のシックな色合いから少し温かみのある方向になった印象で、今回レビューしているネイビーは落ち着いていていい感じの色味ですね。実機だととてもいい色です。
価格はSIMフリーモデルが512GBで163,900円、キャリア版はドコモとソフトバンクが256GBモデルを取り扱っています。mineoやIIJmioといったMVNOでも販売されています。
AQUOS R11のレビュー
本体デザイン・サイズ
AQUOS R11の本体デザインを見ていきます。
角張ったフラットなデザインから、四隅が丸みを帯びたスタイルに変わりました。角が取れたぶん手のひらへの当たりがやわらかくなって持ちやすくなった気がします。
ただ、個人的にはR10やR9の角張ったデザインの方がカッコよかったなーと思っていて、このあたりは好みが分かれそうですね。

リアカメラは形状こそ同じですが、土台の部分が黒くなって先代のこだまスタイルではなくなりました。背面パネルは光沢のあるガラスで、ここは変わっていません。
光沢ガラスなので指紋は付着しやすいのが気になるかも。
本体サイズはAQUOS R11が(156 × 74 × 8.9mm)で、R10の(156 × 75 × 8.9mm)と比べて横幅が1mmだけ細くなりました。重量は(197g → 195g)とわずかに軽くなって、望遠カメラを追加しながら重さがほとんど増えていないのは凄いです。
右側面には音量ボタンとサイドボタンがあります。

上側面はマイク穴のみです。

左側面には何もなくスッキリしています。

下側面にはSIMスロット、スピーカー穴、USB Type-Cポートがあります。先代のR10はSIMスロットが本体の上側にあったので、R11では下側に移動しています。

SIMは(nanoSIM + eSIM)のデュアル構成に対応しています。充電はUSB Type-Cで最大36Wに対応していますがワイヤレス充電には対応していません。この価格でワイヤレス充電に対応していないのはちょっと痛いですね。
生体認証は顔認証とサイドボタン式の指紋認証に対応しています。
どちらも速度、精度ともに十分で、画面を見るだけでロックが解除できる顔認証はマスクにも対応しています。物理式のサイドボタン指紋認証は端末を持ったと同時に触れることができすぐに使えるメリットがあります。
防水防塵はIP6X / IPX5 / IPX8 / IPX9に対応しています。
- IPX5:あらゆる方向からの水の噴流によって有害な影響を受けない
- IPX8:継続的に水中に沈めても影響がない
- IPX9:高温・高圧の噴流水によって有害な影響を受けない
- IP6X:粉塵が内部に侵入しない
先代のR10はIP6X / IPX5 / IPX8までだったので、R11では新たにIPX9が加わりました。高温・高圧の噴流水まで耐えられるようになりました。
また、ハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌シートでの拭き取りにも対応し清潔に保ちながら使えます。MIL-STD-810G準拠の耐衝撃(全16項目)も対応しこのあたりのタフさはAQUOSらしい強みです。
- 6.5インチでも195gと軽くて持ちやすい
- 望遠を追加しても重さがほぼ増えていない
- 顔 + サイドボタン指紋の使い分けが快適
- IPX9追加で防水性能が上がった
- MIL規格の耐衝撃で丈夫
- 丸みのあるデザインは好みが分かれる
- 背面の光沢ガラスは指紋が目立つ
- この価格でワイヤレス充電に非対応
ディスプレイが明るくなった
AQUOS R11は6.5インチの有機ELディスプレイを搭載し、画面サイズも解像度も先代と同じで扱いやすいサイズ感です。リフレッシュレートも120Hzで、黒画面を挟むことで240Hz相当のなめらかさにも対応しています。

パネルは新開発のPro IGZO OLEDになって、画面の明るさとなる全白輝度が(1500nits → 1800nits)とR10より1.2倍明るくなりました。実際に屋外に持ち出して見比べてみると…

たしかに少し明るくなっていて日差しの下でも見やすくなっています。
ただ、劇的に変わったというほどではないので、R10でとくに暗さを感じていなかった人なら体感差は小さいかもしれませんね。

保護ガラスはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用しこちらは先代から引き継いでいて傷に強く割れにくいパネルとなっています。
- 全白1800nitsで屋外でも見やすい
- 120Hz(240Hz相当)でなめらか
- Gorilla Glass Victus 2で傷に強い
- 輝度の体感差は控えめ
内蔵スピーカーの音質
AQUOS R11はステレオスピーカーを搭載しています。

フルメタルBOXスピーカーを採用していて、一つ一つの音がしっかり鳴っている印象です。音質は先代のR10とほぼ同じで、低音から高音までバランスよく鳴ってくれるので音楽もいい感じに楽しめます。

イヤホンは3.5mmヘッドフォンジャックが非搭載なので、有線で聴きたい場合はUSB Type-C変換かBluetoothイヤホンでのリスニングになります。QualcommのSoCを積んでいるのでLDACだけでなくaptX Adaptiveにも対応していて、ワイヤレスの音質は充実しています。
- LDAC
- aptX Adaptive
- フルメタルBOXスピーカーで音がしっかり鳴る
- 低音から高音までバランスがいい
- LDAC / aptX Adaptiveに対応
- 3.5mmヘッドフォンジャックは非搭載
SoCが8シリーズになって性能が上がった
AQUOS R11はSoCにSnapdragon 8s Gen 4を搭載し、メモリは12GB、ストレージはキャリア版が256GB、SIMフリー版が512GBとなっています。

先代のR10はSnapdragon 7+ Gen 3だったので、7シリーズから8シリーズへと1つ上のクラスに上がりました。GPUもAdreno 732からAdreno 825に世代が上がって、基本性能が底上げされています。
面白いのはCPUのコア数で、通常の8コアから6コアにデチューンされています。コアが減っているのでマルチコアをフルに使うようなシーンでは性能が落ちる可能性はあります。
ただ、普段の使い方ではAQUOS R11の方が処理性能が高くなる場面が多いです。コアの数より1つ1つの速さで突き進むタイプということなんでしょうかね。
| 項目 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8s Gen 4 | Snapdragon 7+ Gen 3 |
| CPU | 6コア 3.2GHz + 2.8GHz + 2.0GHz | 8コア 2.8GHz + 2.6GHz + 1.9GHz |
| GPU | Adreno 825 | Adreno 732 |
| メモリ | 12GB LPDDR5X | |
| ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 4.1) | 256GB / 512GB(UFS 4.0) |
| プロセス | 4nm(TSMC) | |
| バッテリー | 5,100mAh | 5,000mAh |
ストレージはUFS 4.0からUFS 4.1に上がっています。ただ、先代のR10が対応していたmicroSDカードはR11では非対応になったので、写真や動画をたくさん保存する人は512GBモデルを選んでおいた方が安心です。
Antutu(v11)でベンチマークを計測してみました。

| Antutu(v11) | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| トータル | 2109280 | 1671791 |
| CPU | 608539 | 555452 |
| GPU | 724269 | 421758 |
| MEM | 359495 | 319820 |
| UX | 416977 | 374761 |
トータルスコアはAQUOS R11が(2,109,280)、R10が(1,671,791)で約26%ほど伸びていて、とくにGPUが(421,758 → 724,269)と約72%も上がっているのが目立ちます。
ブラウザやSNSなど軽いアプリを動かしてみました。
普段使いは引っかかる場面が少なく、スクロールもキビキビ動いてくれます。これくらいの性能のスマホだと普段使いのアプリは何ら問題なく使うことができます。
3D Mark(Wild Life Extreme)でグラフィック性能も計測しました。

| 3D Mark | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| ベストスコア | 4041 | 2987 |
| ロースコア | 1591 | 1638 |
| 安定性 | 39.4% | 54.8% |
| fps | 7〜29fps | 8〜22fps |
ベストスコアは(2987 → 4041)と約35%も向上しましたが、安定性は(54.8% → 39.4%)に落ちています。ピークの性能は大きく上がったぶん、長く負荷をかけ続けるとサーマルスロットリングで性能が落ちやすくなっています。
原神を最高画質(60fps)でプレイしてみました。
原神はAQUOS R11が(50〜61fps)、R10が(49〜60fps)とピークのフレームレートに大きな差はありません。長時間プレイで性能に差が出る可能性はありますがほぼ同じでどちらも快適です。
続いて鳴潮も最高画質でプレイしてみました。
鳴潮はAQUOS R11が(11〜37fps)、R10が(10〜38fps)でピークの数字は差はないですが、平均のフレームレートはR11の方が上がっています。
R10は10〜20fpsあたりで動くことが多かったのが、R11は15〜25fpsくらいで動く場面が増えて遊んでいると少しなめらかになったなーと感じます。
ゲームの安定感は増していますが劇的に性能が良くなるということはなさそうですね。CPUコア数が通常のSnapdragon 8s Gen 4よりも2コア少ないのが少し残念です。
性能は上がっても発熱は抑えられている
AQUOS R11に採用している新構造のベイパーチャンバーは有効放熱面積が従来比2.87倍になっています。どれくらい発熱するのかAntutuと原神、原神と鳴潮を連続でプレイして計測してみました。


| 条件 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| Antutu → 原神 | 43.3℃ | 43.9℃ |
| 原神 → 鳴潮 | 42.8℃ | 44.7℃ |
Antutu → 原神ではAQUOS R11が(43.3℃)、R10が(43.9℃)と(0.6℃)ほどR11の方が低く、原神 → 鳴潮ではR11が(42.8℃)、R10が(44.7℃)と(1.9℃)の差がつきました。
性能が上がっているのに発熱は先代より少し抑えられています。大型のベイパーチャンバーの恩恵以外にもおそらくCPUコア数が8コアではなく6コアと少なく発熱を上手く抑えることができてるのでしょう。
バッテリー持ちが向上した
バッテリー容量はAQUOS R11が5,100mAhで、R10の5,000mAhから100mAhだけ増えています。
実際のバッテリーの持ちを計測してみました。
| 条件 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| YouTube 60分 | 5%消費 | 9%消費 |
| 原神(中30)30分 | 7%消費 | |
| 原神(最高60)30分 | 10%消費 | 11%消費 |
| 鳴潮(最高60)30分 | 12%消費 | |
| メメントモリ | 8%消費 | 7%消費 |
| 待機 8時間 | 4%消費 | |
ゲームの電池持ちは先代とほぼ同じですが、YouTubeでの電池の減りが(9%消費 → 5%消費)と大きく改善しています。動画をよく見る使い方だとけっこう効いてきますよね。
バッテリー容量は100mAhしか増えていないので、おそらくCPUのコア数が減ったことがいい方向に働いているのかもしれません。
2時間ほどのYouTube撮影時の電池減りを計測してみたところ、AQUOS R11、R10ともに19%消費と変わらずでした。

ベンチマークやゲームを主体としていたので電池持ちは変わらずでした。SoCの性能が上がったぶんを容量の微増で物理的にカバーした、という感じなのでしょう。
- Snapdragon 8s Gen 4で先代より性能向上
- GPU性能が大きく伸びた
- 性能が上がっても発熱は抑えめ
- YouTube視聴時の電池持ちが向上
- おサイフケータイ対応で普段使いも安心
- 高負荷が続くと安定性は落ちやすい
- microSDが使えなくなった
カメラ(静止画)望遠を搭載しズームに強く
AQUOS R11のカメラはLEICA監修の「HEKTOR」レンズを採用した広角・超広角・望遠のトリプルカメラです。先代のR10は広角と超広角のデュアルカメラでしたが、R11では新たに光学2.9倍の望遠カメラが加わりました。

| 項目 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| 広角 | 50.3MP(1/1.55″)・F/1.9 | |
| 超広角 | 50.3MP(1/2.55″)・F/2.2 | |
| 望遠×2.9 | 38.5MP(1/2.88″)・F/2.4 | なし |
| フロント | 50.3MP(1/2.88″)・F/2.2 | |
広角と超広角のスペックは基本的にR10と同じで、そこに38.5MP(1/2.88型)の望遠が追加されました。少し変わった画素数で、1/2.55型のセンサーをクロップして使っているのかもしれません。デザイン的に望遠カメラのサイズに制限があったのかな?と感じます。
実際にどれくらい変化しているのか比較しました。

広角カメラのハードウェアは同じですがAQUOS R11の方が解像感が高くなっています。ソフトウェアの処理が上手くなったのでしょうか。

全体的にコントラスト高めになって色味もキレイになっています。

暗所撮影も画質が向上しています。

だいぶ解像感が違いますよね。AQUOS R11の方が細かいところのディテールがしっかり再現できています。

センサーサイズは同じなので光の玉ボケは同じですが全体的に画質が向上しているのがわかります。

これ、実は理由があってAQUOS R11、R10ともに暗所ではデフォルトでオートナイトモードで撮影できます。ただ、撮影にかかる時間が少し長くなって撮影に1秒ほど待つ必要がありレスポンスが悪くなりました。
AQUOS R11、暗所だと連続撮影は少し厳しいんですよね。オートナイトモードをOFFにすればレスポンスは上がりますが白トビしてしまうので実用的ではないしなかなか悩ましい仕様になっています。
また、AQUOS R11は望遠が加わったことで2.9倍以降の画質が大幅に良くなりました。解像感だけでなく色味も良くなっているのが分かります。

最大ズームも8倍から20倍まで伸びて遠くの被写体を寄って撮れます。

さすが望遠カメラがあると3倍画角以降の画質が向上しています。AQUOS R11の望遠カメラの最短撮影距離は35cm程と少し離れる必要はありますが、センサー内ズーム5.9倍を使うことでそれなりに寄っての撮影もできます。

AQUOS R11の望遠カメラのセンサーは小さめですが、R10の広角カメラのデジタルズームよりもボケ量も大きくて雰囲気ある撮影が可能となっています。

AQUOS R11の超広角カメラも進化してるというかR10にあった露出オーバーのバグは解消されています。

いや、これはR10もアップデートで直してあげてほしい…。
AQUOS R11は食レポも上手になっています。

より美味しそうに撮影できていますね。

望遠カメラを搭載してるのでケーキの陳列もよりキレイに、迫力のある画角で撮影が可能です。

あと、AQUOS R11は文字を認識して自動でぼかしを入れてくれるプライバシーセーフという新機能も搭載しています。

マイナンバーカードなどを撮って送るときにぼかしが入るのは便利ですね。さらに、AIがちょうどいいズーム画角を提案してくれるスマートフィットズームも搭載しています。
青く光っている虫眼鏡をタップすると…

丁度いい画角までズームしてくれます。

ズームしようか迷った時はAIに頼ってみるのもいいかもしれませんね。
作例をいくつか置いておきます。






























望遠が加わったことで撮れる画角の幅が広がって、撮っていて楽しいカメラになりました。オートナイトモードのレスポンスは気になりますが、広角から望遠まで一通りきれいに撮れるので普段使いなら十分ですね。
カメラ(動画撮影)ズーム画角の画質が向上
AQUOS R11の動画撮影は、Dolby Vision撮影やオートHDR、ナイトビデオ、追尾フォーカスに対応しています。4K30fpsでどんな感じで撮影できるのかAQUOS R11とR10で比較しました。
望遠カメラを搭載したことでズーム画角の画質が向上しています。やっぱり、望遠カメラがあるのと無いのでは違いますね。また、超広角での動画は露出オーバーがなくなって、明るいシーンでも白飛びを抑えて撮れるようになりました。
というか、これもR10はアップデートで改善してあげてほしい…。
- 光学2.9倍の望遠でズームに強くなった
- 最大ズームが8倍から20倍に伸びた
- 全体的に色味が良くなった
- 超広角の白トビが低減した
- プライバシーセーフで本人確認しやすく
- スマートフィットズームで画角を自動調整
- オートナイトモードの撮影時間が長くなった
端末価格
AQUOS R11の価格はSIMフリーモデルの512GBで163,900円です。先代のR10は512GBが107,800円だったので、(107,800円 → 163,900円)と56,100円の値上げになりました。
| 購入方法 | AQUOS R11 | AQUOS R10 |
|---|---|---|
| SIMフリー:512GB | 163,900円 | 107,800円 |
| ドコモ:256GB | 162,470円 MNP2年返却 127,710円 | 121,220円 MNP2年返却 90,420円 |
| ソフトバンク:256GB | 156,960円 MNP2年返却 83,760円 | 129,888円 MNP2年返却 71,976円 |
| mineo:512GB | 157,344円 | 105,072円 |
| IIJmio:512GB | 163,200円 MNP 129,800円 | 106,800円 MNP 79,800円 |
だいぶ価格が高くなって参りました。SIMフリーは512GBモデルのみで、ドコモとソフトバンクは256GBモデルの取り扱いです。
安く買うならMVNOが狙い目で、IIJmioはスマホ大特価(MNP転入+音声SIM同時契約)を適用すると129,800円です。2026年8月20日までは10,000円のキャッシュバックキャンペーンも実施しているので、実質価格はさらに抑えられますよ。
AQUOS R11 レビュー:まとめ

AQUOS R11 メリット・デメリット
- 6.5インチで丁度いいサイズ感
- 120Hz(240Hz)リフレッシュレート対応
- Snapdragon 8s Gen 4でより性能が向上
- アカリウムを搭載し光スマホになった
- 顔 + サイドボタン式指紋認証に対応
- LEICA監修「HEKTOR」レンズ搭載
- 光学望遠(×2.9)カメラを搭載
- IP6X/IPX5/IPX8/IPX9 防水防塵に対応
- MIL-STD-810G 耐衝撃規格に準拠
- OSメジャーアプデ3回(Android 19)
- 5年セキュリティアップデート(2031年まで)
- 端末価格が高くなってしまった
- デザインが(人によっては)個性的
- カメラの撮影時間が少し長くなった
- microSDカード非対応になってしまった
- 3.5mmヘッドフォンジャック非対応
- ワイヤレス充電非対応
どんな人におすすめ?
最後にどんな人におすすめかまとめます。
- SHARPのスマホがほしい人
- 光るスマホでくつろぎたい
- おサイフケータイが必要な人
- LEICA監修のカメラで撮影したい
- AQUOS R8以前から乗り換え
AQUOS R11は、光るアカリウムやLEICA監修のカメラといったシャープならではの機能を楽しみたい人におすすめです。
SoCが8シリーズになって性能が上がり、望遠カメラが加わってズームも強くなりました。発熱が抑えられていて、YouTubeの電池持ちも良くなっているので、日常の使い勝手はしっかり底上げされています。

半導体やメモリの高騰でスマホ全体の価格が上がっている中、AQUOS R11はスペックを強化することで値上げを納得させにきたモデルだと感じます。512GBで6万円近く高くなったのをどう見るかですが、性能・カメラ・アカリウムと積み増した中身を考えると、その価値はあると思います。
ただ、値上げ幅はやっぱり大きいのでなかなか厳しいところはありますね。競合でいうとGalaxy S26はSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載しつつ13万円くらいで購入できてしまいますし、Find X9も14万円ほど。わざわざAQUOS R11を選ぶ理由が少ない気がしてしまいます。
ちなみに、少しでも費用を抑えたいならIIJmioのMNP乗り換えやキャッシュバックを活用するのがおすすめ。キャッシュバック含めて実質119,800円なので512GBモデルでこの価格なら納得感はあります。
また、AQUOS R8以前のモデルを使っている人なら、性能もカメラもかなり良くなるので買い替える価値は十分にあるスマホではないでしょうか。OSアップデート保証は3回(Android 19まで)、セキュリティアップデートは5年(2031年まで)と長めなので、長く使いたい人でも安心して選べますよ。

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