
Appleのタブレット端末・iPadでApple Pencilを使っていると反応しないことがあります。せっかくApple Pencilでメモや絵を書こうと思っていた時に反応しないって困りますよね。
ということで、Apple Pencilを使っていて突然反応がしなくなった時の対処法を書いたので困っている方は参考にしてみてください!
ペアリングしているiPadで使える
大前提としてApple Pencil、Apple Pencil 2は1台のiPadとペアリングした状態でないと使えません。
例えば、iPad Pro 11インチでApple Pencil Proを使っていて、隣にあるiPad mini(A17 Pro)で画面に触れても反応しません。

Apple PencilをiPad miniで使うときは、改めてiPad miniのワイヤレスパッドにApple Pencilをくっ付けてペアリングをする必要があります。
複数台で同時使用ができないんですよね。なので大画面のiPad Proで作業しつつ、iPad miniで情報収集、メモを取るなどする場合はApple Pencilを2本用意しないといけない…ということになります。お金かかって仕方ないです。
対象機種を確認する
Apple Pencilは4種類あります。

- Apple Pencil Pro:iPad Pro(M4)、iPad Air(M3/M2)、iPad mini(A17 Pro)
- Apple Pencil(第2世代):iPad Pro 11インチ(第1〜4)、iPad Pro 12.9インチ(第3〜6世代)、iPad Air(第4〜5世代)、iPad mini(第6世代)
- Apple Pencil(USB-C):USB-CタイプのiPad、iPad(第10世代)、iPad(A16)
- Apple Pencil(第1世代):LightningタイプのiPad
ややこしいですが、ホームボタンのあるiPadはLightningを搭載している「Apple Pencil(第1世代)」、USB-Cを搭載しているiPadは「Apple Pencil(USB-C)」に対応しています。
ワイヤレス充電ができるApple Pencil(第2世代)は2018年〜2023年に発売されたiPad Pro、iPad Air、iPad mini 6で対応、最新のApple Pencil Proは2024年以降に発売したiPad Pro(M4)、iPad Air(M3/M2)、iPad mini(A17 Pro)に対応しています。
対応機種を間違えるとApple Pencilは反応しないので注意しましょう。
ペアリングされているか確認する
ペアリング方法(Apple Pencil 2 / Pro)
最新のiPad Pro(M4)、iPad Air(M3/M2)、iPad mini(A17 Pro)は「Apple Pencil Pro」、2018年〜2023年に発売されたiPad Pro、iPad Air、iPad mini 6は「Apple Pencil 2」に対応し筐体横にある充電パットにくっ付けてペアリングします。

自動的にペアリングしてくれるので直感的に設定できるので、他のiPadとの再ペアリングがしやすく、比較的2台で使いやすいのが特徴です。
ペアリング方法:Apple Pencil(Lightning)
Lightningポートを搭載しているホームボタンタイプのiPadは「Apple Pencil(第1世代)」は、iPadのLightningコネクタに差し込んでペアリングします。

自動的に「Bluetoothペアリングの要求」のウィンドウが表示されるので、このタイミングで「ペアリング」を選択し接続設定を完了できます。

基本的に一度ペアリングをすればApple Pencilを使えますが、再起動した時などはペアリングが解除してしまうので再びペアリングをする必要があります。
ペアリング方法:Apple Pencil(USB-C)
Apple Pencil(USB-C)はUSB-Cを搭載しているiPadで使えますが、iPad(第10世代)とiPad(A16)はこのモデルを使うことになります。

ペアリングはUSB-Cケーブルが必要となります。充電もケーブルが必要なので、ワイヤレスに対応してるApple Pencilと比べると使い勝手はイマイチとなります。
ペアリングが解除されるタイミング
iPadとApple Pencilのペアリングが解除されるタイミングはいくつかあります。
- iPadを再起動したとき
- iPadをしばらく使用しなかったとき
- しばらく別々の場所に置いていたとき
なんらかのエラーでApple PencilとのBluetooth接続が切れてしまった時も再びペアリングをする必要があるので注意をしましょう。
iPadを再起動するとApple Pencilとのペアリング切れてしまうのでApple Pencilを使うことができなくなってしまいます。
Bluetoothの接続画面を確認してみても「未接続」になっているのが確認できます。

なので、iPadを再起動した時はApple PencilをLightningコネクタに接続をして再度ペアリングをするようにしましょう。他のBluetooth機器と違ってiPadの設定画面から接続させることはできないみたいですね。
充電されているか確認する
Apple Pencilは使っているとバッテリーが減るので定期的にバッテリー残量の確認をしましょう。ホーム画面のウェジェット画面からApple Pencilのバッテリー残量を確認できます。

こまめに充電をする方はバッテリー切れで困ることはないですが、僕のような面倒くさがり屋は忘れた頃にApple Pencilのバッテリーが切れて使えなくなってしまいます。
ちなみに、Apple Pencilは15秒充電したら30分使えるので長時間充電する必要はなく、1分間でどれくらいApple Pencilを充電することができるかやってみたところ…
- 電池残量 60% → 1分間充電で66%(6%増)
1分間の充電で6%も残量が増えていたので10分ほど充電しれば半分以上は充電できそうです。
Apple Pencilを使わない時にこまめな充電を心がけることでいざApple Pencilを使いたいときにバッテリー切れで使えない不測の事態を防ぐことができます。
ペン先が締まっているか確認する
Apple Pencilはペン先を交換することができるようになっていますが使っていると緩くなってくることがあります。ペン先がしっかり締まっていないと反応しなくなります。

どれくらい緩くなると反応しなくなるのか。試したところ、これくらいペン先が緩くなったら反応しなくなりました。

まあここまでペン先が緩くなるととっても書きづらいので直すと思いますが、ペン先はしっかりと締まっていることを確認してから使うようにしましょう。

保護フィルムを確認する
iPadにも様々なタイプの保護フィルムをが販売されていますが、Apple Pencilとの相性が悪い保護フィルムをがあります。特にフィルムのぶ厚いガラスフィルムを使うとApple Pencilが反応しないことが多いです。
なので、基本的には保護フィルムを貼らずに使うことをオススメしたいところですが、どうしても保護フィルムをiPadに貼りたい場合は薄いタイプの保護フィルムにしましょう。
Apple Pencilの書き心地を重視した保護フィルムもあるので、薄いタイプのフィルムを貼り付けるといいと思います。
それでもApple Pencilが反応しない場合は修理
以上のことをやってみてもApple Pencilが反応しない場合は壊れてる可能性があるので修理に出すことになります。
Apple Pencil(第1世代)は2015年11月にリリースされて今年で10年経過するので、初期に購入して使っているとバッテリーが劣化してる可能性はあります。
ちなみに、僕のApple Pencilも10年経過しますがまだ普通に使えています。最近は娘ちゃんがイラストを描いてるので酷使していますが、まだ壊れてないのが凄いです。
製品寿命としてはめちゃくちゃ強いと思います。
ちなみに、Apple Pencilのバッテリー交換は
Appleの公式ポートでApple Pencilのバッテリー交換した場合の価格は以下のとおりです。
- Apple Pencil(第1世代):4,800円
- Apple Pencil(第2世代):4,800円
- Apple Pencil(USB-C):4,800円
- Apple Pencil Pro:4,800円
買い直すよりもリーズナブルに対応できるでしょう。Appleへの修理は簡単に申し込めますし、地方に住んでいてもヤマト運輸が集配をしに来てくれるのでめちゃくちゃ簡単に修理依頼をができます。
Apple Pencilはイラストを描く以外にも使えるので絵描かないしイラネ」となる前に活用する方法をこちらの記事に書いているので参考にしていただけたらと思います。
→ Logicool Crayonはこちら
→ iPadの比較・おすすめはこちら
ありがとうございます!使えるようになりました‼︎
まさか先端が緩むなんて思いもせず修理かな〜と落ち込んでました。