
iPhone Duoが発売となって、iPhoneにも折りたたみという新しい選択肢が加わりました。Proモデルではなく標準モデルのiPhone 17と比べたとき、使い勝手や性能、カメラの画質がどれくらい違うのか気になるところ。
ということで、iPhone DuoとiPhone 17を実機で比較。約20万円の価格差がどこに出るのか、iPhone Duoを検討している人はiPhone 17で足りるのか、iPhone 17を検討している人は折りたたみにする価値があるのか、見ていきたいと思います。
本体デザイン・サイズを比較
iPhone Duoは閉じても横幅が広い
端末の画面サイズはiPhone 17が6.3インチ、iPhone Duoは閉じた状態で5.4インチです。5.4インチと聞くともっとコンパクトな印象ですが、横幅はiPhone Duoの方が広くなっています。

横幅はiPhone 17が71.5mm、iPhone Duoが84.1mmと12.6mm広く、高さはiPhone 17の149.6mmに対してiPhone Duoは117.8mmと短くなっています。画面比率もiPhone 17の19.5:9(約1:2.2)に対して、iPhone Duoは1:1.4。並べるとiPhone 17はかなり縦長に見えますね。
| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 5.4インチ(アウター) 7.6インチ(インナー) | 6.3インチ |
| 画面比率 | 1:1.4 | 19.5:9(約1:2.2) |
| 本体サイズ | 閉:117.8 × 84.1 × 11.3mm 開:117.8 × 164.6 × 5.2mm | 149.6 × 71.5 × 7.95mm |
| 重量 | 254g | 177g |
| フレーム | チタニウム | アルミニウム |
同じスマートフォンでも画面比率が違うと、アプリの見え方や操作体験はかなり変わってきます。
開くとiPad miniを少し小さくしたサイズに
iPhone Duoは開くと7.6インチの画面で使うことができ、iPad miniを少し小さくしたようなサイズ感になります。

開いた状態の厚さは5.2mmで、iPhone 17の7.95mmと比べるとかなり薄いです。しかもiPhone Airの5.6mmよりも薄いんですよね。

iPhone 17はアルミニウム、iPhone Duoはチタニウムのフレームを採用していることもあって、iPhone DuoはiPhone 17の延長というより、iPhone Airの派生モデルといった印象です。
片手ならiPhone 17の方が軽くて扱いやすい
重量はiPhone 17が177g、iPhone Duoは254gと80g近く重くなっています。閉じた状態で片手で操作することが多いと、手首に負担がかかってくるので注意です。

ただ、254gあると片手で持ち続けるのは向いておらず、自然と開いて両手で使いたくなります。iPhone Duoは基本的に開いて使う端末なんでしょうね。
iPhone 18 Pro Maxと同じくらいの重さで、両手で使うなら気になる重さではありません。折りたたみで大きな画面を使えることを考えると、許容範囲の重さかなと思います。

一方、iPhone 17は軽くて横幅も抑えられているので、片手でさくっと使いやすいです。外でさっと取り出して使うならiPhone 17、バスや電車の移動中に開いて漫画や動画を楽しみたいならiPhone Duoと、iPhoneに何を求めるかで選び方が変わってきます。
音量ボタンが上に、アクションボタンはなし
右側面にサイドボタンとカメラコントロールを搭載しているのはどちらも同じです。

iPhone 17は左側面に音量ボタンとアクションボタンを搭載しています。

iPhone Duoは音量ボタンが本体の上側にあります。他のiPhoneと大きく異なる配置なので、慣れるまで少し時間がかかりそうです。

また、iPhone Duoはアクションボタンが非搭載となっています。iPhone 17はアクションボタンに好みのアプリや機能を割り当てられるので、カメラコントロールとアクションボタンの両方があった方が便利かなと思います。少し残念なところです。
防水防塵規格と充電について
防水防塵はどちらもIP6X・IPX8に対応しています。
防塵はIP6Xなので、ホコリにはそこそこ強いようです。ただ、構造上本当にそこまで強いのかは少し不安もありますね。

充電ポートはどちらもUSB Type-Cで、有線充電は最大でiPhone Duoが60W、iPhone 17が40Wとなっています。バッテリー容量がDuoのほうが多いので実際の充電速度は大きな差はありません。
また、MagSafeもどちらも最大25Wに対応しているので、このあたりの使い勝手は変わりません。
MagSafeは開くと重みでズレることも
iPhone Duoは開いた状態の背面にMagSafeのアクセサリーを付ける形になります。振動などでアクセサリーが回りやすいところがあり、車に設置しているMagSafeのホルダーでは30分ほど走っているとずれてきます。

アクセサリーの素材や磁力の強さによっても変わってきますが、たまに位置を直してあげれば使えますし閉じた状態で使うなら特に問題はありません。
光沢のチタニウムフレームは指紋が目立つ
iPhone Duoを使っていて気になったのが、光沢のあるチタニウムフレームに指紋がめちゃめちゃ付くところです。

iPhone 17はマットなアルミフレームなので、指紋が付着しても目立つことはありません。iPhone Duoもヒンジ部分はマット仕上げのチタニウムになっているので、これをフレームにも採用してくれたらありがたかったんですけどね。
生体認証・スピーカーを比較
iPhone DuoはTouch IDに変わる
iPhone 17はFace IDを搭載していて、iPhoneではおなじみの顔認証で使いやすいです。

iPhone DuoはFace IDに非対応で、サイドボタンにTouch IDを搭載しています。認証から画面ロック解除まで少しラグがあって少し時間がかかるのが気になるところです。(2秒ほど)

閉じた状態で片手で使うときは、指先ではなく、端末を持ったときにちょうどサイドボタンに当たる指の部分を登録しておくと使いやすくなります。

持ち方を色々と研究する必要がありますが、慣れでなんとか片手でも使えるようになります。開いた状態では親指を登録しておけば普通に使えるので、慣れればFace IDが無くても何とかなるかなと。

Apple Watchを使っているなら、iPhone Duoと連携させておくことで、Touch IDを使わずにロック解除することもできます。Touch IDの位置やロック解除までのラグが気になる場合は、このあたりを設定して使うのも良いと思います。
まあ、使う側が色々と合わせていく必要はありそうですけどね。アップルらしいというか何と言うか。
スピーカーはどちらも音が良い
どちらもステレオスピーカーを搭載しています。iPhone Duoは開いた状態でも左上と右下にスピーカーが配置されるので、しっかりステレオ感を感じながら音楽を楽しめます。
iPhone Duoは折りたたみスマートフォンとは思えないくらい音質が良く、低音が強めでメリハリのあるサウンドとなっています。iPhone 17はボーカルなど中音域の伸びが良い印象です。
周波数特性を計測してみました。

iPhone Duoは低音域がしっかり出ていて、中高音域は少し波打つような特性になっています。中音域の響きの良さはiPhone 17の方が上と見て良さそうです。
とはいえ、どちらも音は良いです。この薄さでしっかり音を鳴らせているのはなかなかすごいですし、iPhone Duoは開いて音楽や動画を楽しむのにも向いています。
ディスプレイ・マルチタスクを比較
閉じた状態のSafariはiPhone 17が見やすい
ディスプレイはどちらも最大120Hzに対応しています。ただ、iPhone Duoの閉じた状態の5.4インチの画面はSafariの表示がイマイチです。

横幅を活かした表示になっておらず、左右に余白ができて少しごちゃごちゃとした見た目になり、没入感が損なわれている感じがあります。Safariで普通に情報を得たいならiPhone 17の方が見やすく使いやすいです。
右手で操作する人なら、この余白の部分をスクロールの操作スペースとして使えるので、指がコンテンツにかぶらずに済みます。

iPhone 17はどうしてもコンテンツの上に指が乗るので、それが気になる人にはiPhone Duoの余白が活きてくるかもしれません。
ただ、左手で操作することが多いとこの余白が逆に目立ってしまって、気になって仕方ないんですよね。正直、閉じた状態のSafariはイマイチです。
開けば2つのアプリを同時に使える
開いた状態なら画面が大きく、めちゃめちゃ効率よくコンテンツを楽しめます。

iPhone DuoはSplit Viewに対応していて、Safariを2つ同時に起動して並べて使えます。iPhone 17ではできない使い方です。

左右の入れ替えは気軽にできますが、幅は変えられません。また、2画面表示にするとそれぞれの画面は閉じた状態と同じ表示になるので、余白が気になったり、少し狭いなと感じたりはします。
片側にアプリを表示しながらホーム画面を操作したり、天気や株価を表示しながらもう片方でコンテンツを楽しんだりもできます。もちろん違うアプリを同時に起動して使うこともできるので、これがめちゃめちゃ使いやすいです。

これだけのことができて、ポケットに入るサイズに収まっているのがiPhone Duoの一番の強みではないでしょうか。
Xは画像や動画をフル画面で表示でき、文字が少し切れることはありますが、Safariよりは見やすいです。ただ、片手でさくっとXの情報を見たいならiPhone 17の方が取り出しやすくて手軽に使えます。
YouTubeは開いて見られるのが大きい
YouTubeは閉じた状態だと動画の表示幅はほぼ同じです。閉じたまま子供に動画を見せるような使い方なら、iPhone 17と変わりはありません。

ただ、iPhone Duoは開いて見られるのが大きいです。開いた状態だと動画が大きく表示されるだけでなく、その下のコメントも読みやすくなります。

iPhone 17も横持ちでフル画面にすれば大きく表示できますが、iPhone Duoはこの大きさのままコメントを読んだり返信したりできます。iPhone Duoも横持ちのフル画面にすると、大きさの差ははっきりしますね。
動画を見ながらゲームもできる
iPhone Duoは開いた状態で、動画を見ながらゲームを楽しむこともできます。

鳴潮を起動して、ピクチャ・イン・ピクチャの動画を画面の上側に移動させれば、動画を表示しながらゲームをプレイできます。普通のiPhoneではできないことなので、マルチタスクを色々と楽しみたいならiPhone Duoのメリットはかなり大きいです。
ただ、縦持ちの状態で2画面に表示できるのは今のところ動画だけです。横持ちならXを2画面で表示しながら別のゲームを遊んだりもできます。
iPhoneでありながら、iPadのようにも使えるのがiPhone Duoならではの使い方となっています。
処理性能・ゲームの快適性を比較
SoCはiPhone DuoがA20 Pro、iPhone 17はA19を搭載しています。
| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| SoC | A20 Pro(2nm) | A19(3nm) |
| CPU | 6コア | 6コア |
| GPU | 7コア | 5コア |
| Neural Engine | 32コア(16コア×2) | 16コア |
| メモリ | 12GB | 8GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB |
| USB | USB 3.2 Gen2 | USB 2.0 |
| 通信 | Wi-Fi 7・Bluetooth 6 | Wi-Fi 7・Bluetooth 6 |
A20 ProはGPUが7コアに増え、Neural Engineは16コアのものを2つ搭載しています。Wi-Fi 7とBluetooth 6は共通ですが、USBの規格はiPhone 17がUSB 2.0、iPhone DuoがUSB 3.2 Gen2と異なるので、外部ストレージへのデータ転送などはiPhone Duoの方が速いです。外部モニターへの出力にも対応していて、拡張性はiPhone Duoの方が上となっています。
処理性能は約1.3倍に
Geekbenchでベンチマークを計測してみました。

| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| シングルコア | 4015 | 3183 |
| マルチコア | 11197 | 8605 |
| GPU | 59604 | 35613 |
シングルコアは約26%、マルチコアは約30%高くなっています。A19からA20 Proになってチップの世代が新しくなったこともあって、この薄さでもしっかり性能を出せているのがすごいところです。

GPUは約1.7倍と、CPU以上に差が開いています。2倍まではいきませんが、ゲーム性能はかなり違ってきそうです。
普段使いのアプリの動作はほとんど同じ
閉じた状態でアプリを起動してみると、Safari・X・YouTubeの動作はほとんど変わらず、どちらも滑らかにスクロールできます。
App Storeはメニューの位置がだいぶ違うので、iPhone Duoは最初戸惑うかもしれません。Google マップはまだiPhone Duoの画面に対応していないようで、開いた状態だと右側の部分が黒くなっています。この辺りが対応すればかなり良くなると思います。

マップの動作自体はどちらも滑らかで、もたつくことはありません。iPhone Duoは開いた大画面で地図を確認したり、画面を分割して別のアプリを見ながら地図を確認したりもできるので、使い勝手はiPhone 17とかなり異なります。
ゲーム性能は大きく違う
3DMarkのWild Life Extreme Stress Testを計測してみました。

| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| ベストスコア | 7582 | 4777 |
| ロースコア | 4536 | 3563 |
| 安定性 | 59.8% | 74.6% |
| フレームレート | 18〜61fps | 14〜37fps |
| 電池消費 | 10%(65%→55%) | 15%(65%→50%) |
ベストスコアは約1.6倍で、チップの世代が違うのでゲーム性能は全然違います。しかも、iPhone Duoのロースコア(4536)はiPhone 17のベストスコア(4777)とほぼ同じ値です。安定性の数値はiPhone 17の方が高いですが、iPhone Duoはピーク性能を上げつつ、性能が落ちたときもiPhone 17のピークに近い性能を維持できています。

テスト中の電池の減りもiPhone Duoの方が少なく、iPhone 17が15%消費したのに対してiPhone Duoは10%でした。バッテリー容量も違うので、この辺りはiPhone Duoが強いです。読み込みもiPhone Duoの方が速かったです。
鳴潮を最高フレームレート(60fps)でプレイしてみました。3DMarkを動かした後の発熱した状態でプレイしています。
iPhone 17は戦闘シーンなどでフレームレートが落ち気味ですが、それでもこれくらい動けば快適に遊べます。
iPhone Duoはまだゲーム側の最適化が終わっていない状態で、閉じた状態だと上下に黒帯が出ますが、動作はめちゃめちゃ安定していて全然フレームレートが落ちません。端末は結構熱くなっているものの、この薄さの折りたたみでここまで安定して動くのはすごいです。閉じた状態の画面は小さいので、コンパクトに遊ぶならiPhone 17の方がゲームはしやすいですね。
モンスターハンターの新作もプレイしてみました。
iPhone 17は画質を最高にすると、フレームレートは「非常に高い」「最高」を選べなくなります。高画質の設定ではフレームレートが少し落ち気味ですね。また、光の加減などをより細かく表現できる「シネマ」の画質設定にも対応していません。
iPhone Duoはシネマの画質設定を選べて、最高画質にしてもフレームレートを「非常に高い」に設定できます。この設定でもびっくりするくらい滑らかに動き、開いた状態の画面に対応していて画面も大きいので、めちゃめちゃキレイです。
設定できる画質の時点でチップ性能の差が出ているので、ゲームを遊ぶならiPhone Duoの方がかなり快適に遊べるのではないでしょうか。
発熱はiPhone Duoの方が抑えられている
3DMarkと鳴潮をプレイした後の背面温度を計測してみました。
| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| 最高温度 | 42.6℃ | 44.0℃ |
iPhone 17の最高温度は44.0℃、iPhone Duoは42.6℃でした。


サーモ画像を見るとiPhone Duoは熱がカメラ側に集中しておらず、iPhone Airと違ってカメラ側にSoCを置いていないことが分かります。放熱はかなりうまく考えられている気がします。
電池持ちを比較
バッテリー容量はiPhone 17が3,692mAh、iPhone Duoが4,883mAhと約1,200mAh多くなっています。
| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,883mAh | 3,692mAh |
| YouTube 1時間(閉) | 7%消費 | 9%消費 |
| YouTube 1時間(開) | 10%消費 | – |
| 原神 30分(高30・開閉) | 4%消費 | 5%消費 |
| 原神 30分(最高60・開閉) | 8%消費 | 11%消費 |
| 鳴潮 30分(最高60・閉) | 12%消費 | 16%消費 |
| メメントモリ 30分(開) | 6%消費 | 7%消費 |
| ロブロックス(最高・閉) | 12%消費 | 19%消費 |
| 待機 8時間 | 5%消費 | 7%消費 |
YouTubeを1時間視聴した場合、閉じた状態でiPhone 17が9%、iPhone Duoが7%の消費でした。開いた状態のiPhone Duoは10%の消費で、画面が大きくなると少し増えます。
ゲームは開いた状態でも閉じた状態でもiPhone Duoの方が消費が少なく、ロブロックスでは19%と12%と差が大きくなっています。
最初のバッテリー残量を74%にそろえて、同じように約2時間使ってみました。
| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| 約2時間後の残量 | 74% → 50% | 74% → 41% |
iPhone 17が41%、iPhone Duoが50%と、iPhone Duoの方が9%多く残っています。

バッテリー容量が約1,200mAh増えて、SoCも3nmのA19から2nmのA20 Proになっているので、全体的にiPhone 17よりも電池持ちは良くなっています。iPhone Duoは閉じた状態だけでなく、開いた状態でじっくり使う機会も増えるので、物理的にバッテリー容量が大きいのは心強いです。
カメラを比較
どちらも広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラを搭載しています。

| iPhone Duo | iPhone 17 | |
|---|---|---|
| 広角 | 48MP(1/1.59″・Sony IMX954)・F1.6 | 48MP(1/1.59″・Sony IMX904)・F1.6 |
| 超広角 | 48MP(1/2.55″)・F2.2 | 48MP(1/2.55″)・F2.2 |
| 望遠 | – | – |
| ズーム | デジタルズーム ×10 | デジタルズーム ×10 |
| インカメラ | 12MP・F2.2(アウター) 4.4MP・F1.8(インナー) | 18MP・F1.9 |
| 動画 | 4K120-24fps | 4K60-24fps |
広角カメラのセンサーサイズはどちらも1/1.59型と同じですが、センサーはiPhone 17のIMX904からiPhone DuoはIMX954という新しいものに変わっています。センサーサイズが同じなので大きく変わるものではないですが、写りが微妙に違うので、その辺りも見ていきます。
なお、iPhone Duoのセンサーは次のiPhone 18にも採用されると思うので、iPhone 18を検討している人にも参考になると思います(あくまで予想です)。
撮影時のプレビューは端が欠ける
カメラアプリのUI自体は同じですが、iPhone Duoはプレビューが全画面で表示されていて、画面の端が欠けて見えます。

実際に撮影した写真はプレビューよりも広い範囲が写っているので、撮影時の見え方と撮った写真が若干異なります。

撮影時のプレビュー画像はもう少し縮小して表示してくれた方が撮影しやすいかなと思います。
開いて置いたまま撮影できる
iPhone Duoは開いて置いたまま撮影できるので、折りたたみならではの撮影スタイルが使えます。インカメラで通話するときもスタンドは要りません。

また、子供の目線を集めるためのモードも搭載しています。撮影される側もプレビューを確認できますが、リアカメラで撮るので目線はずれます。

いいのかどうかは少し怪しいところですけどね(笑)
最短撮影距離は同じ
最短撮影距離はどちらも約13.5cmで同じです。1倍・2倍でそれぞれ撮影してみました。

比較してもそれほど違いはありません。寄って撮影する用途ならどちらを選んでも同じ感覚で撮影できます。
広角はiPhone Duoの方が解像感が高い
広角カメラで撮った写真がどれほど違うか比較してみます。

ぱっと見は同じですが、部分拡大していくと微妙に画質が違うのがわかります。右側の黒い部分のイラストが描かれたところを見ると、iPhone Duoの方がディテールがしっかり残っていて、細かいところまで再現できています。

2倍でもよく見るとiPhone Duoの方が解像感が高いです。

デジタルズームの4倍になってくると差がわかりやすく、遊具の黒い部分の模様を見るとiPhone 17は少しぼやっとした写りになっています。看板の文字もiPhone Duoの方がくっきり。

最大ズームはどちらも10倍です。iPhone Duoの方がコントラストが高く、iPhone 17は少しぼやっとした写りになっています。

背景のボケはセンサーサイズが同じなのでほぼ同じで、色味もほぼ同じです。ただ、この花の写真はiPhone Duoの方が明らかに画質がキレイでした。少し逆光気味のシーンだったので、iPhone 17はその影響を受けている可能性はあります。

8倍ズームでも同じ傾向で、iPhone Duoの方が解像感が高くなっています。センサーサイズは同じでも、センサーが変わったことによる画質の向上は見込めそうです。
参考までに、京都駅でiPhone Airと撮り比べた写真も載せておきます。iPhone Airも広角は48MP(1/1.59型)で、センサーサイズは同じですがDuoはセンサーが新型になっています。

2倍で撮ったこの写真では、iPhone Duoはガラス張りの部分ににじみのようなものが出ていて、窓枠がピンク色になっています。こういったシーンがたまに見受けられるので、ここは少し気になるところです。

ただ、10倍で比べるとiPhone Duoの方が解像感は高く、看板や植木もくっきりと写っています。
超広角はiPhone 17の方がくっきり
どちらも48MP(1/2.55型)の超広角カメラを搭載していますが、写りは少し異なります。

超広角はiPhone 17の方がはっきりとした写りで、解像感も高いです。広角とは逆で、ここはiPhone 17が上となっています。
暗所は大きな差はない
暗所撮影はぱっと見同じで、比較していっても大きな違いはありません。

2倍・4倍でもほとんど同じです。ただ、10倍まで拡大するとiPhone Duoの方が良かったりします。

超広角は明るい場所と同じく、iPhone 17の方がはっきりとした写りです。

背景の玉ボケはセンサーサイズが同じなので大きな違いは出てきません。

暗所は明るい場所ほどの差は出ていませんが、iPhone Duoの方が解像感が高く見えるシーンもあり、センサーが変わったことによる良い影響はあるのではないでしょうか。
料理の写真もほとんど違いはなく、どちらも美味しそうに撮影できます。


iPhone Duoは望遠カメラを搭載していませんが、広角カメラから3倍・4倍くらいまでなら普通に使える画質を持っています。
動画はiPhone Duoの方が白飛びしにくい
どちらも4K60fpsで動画撮影を比較してみました。
スマホの画面で見る分には1倍・2倍・3倍あたりはほとんど違いはありません。4倍になるとiPhone Duoの方が白飛びを抑えられていて、センサーが変わってダイナミックレンジが広くなっている可能性はあるのかもしれません。解像感も少し高く、ノイズも少し減っているように見えます。
iPhone Duo・iPhone 17 どっちを買うべき?

iPhone Duoは256GBモデルで364,800円、iPhone 17は256GBモデルで159,800円です。同じ容量で205,000円の差があります。
| 購入方法 | iPhone Duo | iPhone 17 |
|---|---|---|
| SIMフリー | 256GB:364,800円 512GB:399,800円 1TB:469,800円 2TB:574,800円 | 256GB:159,800円 512GB:194,800円 |
| ドコモ 256GB | 436,370円 MNP返却:261,690円 | 178,552円 MNP返却:22,033円 |
| au 256GB | 419,800円 MNP返却:252,300円 | 168,300円 MNP返却:34,147円 |
| ソフトバンク 256GB | 419,760円 MNP返却:261,760円 | 180,720円 MNP返却:22,024円 |
| 楽天モバイル 256GB | 433,000円 MNP返却:219,804円 | 159,800円 MNP返却:27,276円 |
| 中古A 256GB | – | 139,800円 |
返却価格はMNPで約2年後に端末を返却した場合の金額です(特典利用料込み)。キャリアの返却プログラムを使うとiPhone 17は2〜3万円台で使えますが、iPhone Duoは21〜26万円台と差は大きいです。
カメラはどちらもデュアルカメラで、広角の解像感はiPhone Duoが少し上、超広角はiPhone 17が上と、できることに大きな違いはありません。違うのは画面の見え方と使い勝手で、開いて大画面で使うことに20万円を払えるかどうかは、本当に人それぞれだと思います。

iPhone Duoに特に魅力を感じないなら、iPhone 17とiPadの組み合わせの方が満足度は高いかもしれません。11月6日に発売予定のiPad mini(A20 Pro)はWi-Fiモデルの128GBが119,800円なので、iPhone 17と合わせても279,600円で、iPhone Duoより85,200円安く購入できます。
2台持ちは安心感もありますし、バッテリーの持ちを考えても合理的なのはiPhone 17+iPad miniの組み合わせです。
最後にどっちを買うべきかまとめます。
- 開いた大画面で動画や漫画を楽しみたい → iPhone Duo
- 2つのアプリを同時に使いたい → iPhone Duo
- 荷物を減らして1台にまとめたい → iPhone Duo
- 片手でさくっと使いたい → iPhone 17
- 価格を抑えてiPadと2台持ちしたい → iPhone 17
じゃあiPhone Duoは何なのかというと、ロマンです。ロマンが好きなら購入する価値があると思います。
とはいえ、ロマンを抜きにしても実用性はかなり高いです。ポケットに入れて持ち運んで、喫茶店やバス・電車の中でさっと開いて漫画を読んだり動画を見たりできるのは、iPhone Duoならではの使い方となっています。

荷物を極力減らしたいなら、iPhone Duo 1台にまとめてしまうという考え方はめちゃめちゃアリだと思うんですよね。iPad miniをわざわざ取り出して使う必要もなくなります。

ただ、iPhone DuoはApple Pencilに対応していますが筆圧には非対応です。iPad miniはApple Pencil Proで筆圧に対応しているので、イラストなどで細かい線を表現したいならiPad miniが向いています。2つのアプリを同時に使うならiPhone Duo、3〜4つのアプリをまたいで使うならiPad miniが良かったりします。
iPhone Duo 1台で行くのか、iPhone+iPad miniの組み合わせにするのか、使い方によってだいぶ変わってきます。個人的にはiPhone Duoはめちゃめちゃいいと思っていて、外で大画面を使えるのはやっぱりいいなと感じています。
iPhone DuoとiPad miniの違いはこちら→
iPhone Duoのレビューはこちら→
iPhone 17のレビューはこちら→




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