
Googleのミドルスマホ・Pixel 9aが2025年4月16日(水)に発売しました!Pixel 9aは上位モデルのPixel 9と同じ6.3インチディスプレイにGoogle Tensor G4を搭載しつつメモリ容量やカメラのスペックを落として価格を抑えたスマホです。
この記事では、Pixel 9aの本体デザイン、サイズ、性能、カメラの画質などをレビューしました。実際に使ってどうかメリット・デメリットも書いたので参考にしてください。
- 6.3インチサイズで画面が見やすい
- 最大120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 顔 + 画面内指紋認証で快適に使える
- カメラの出っ張りが少なくガタつかない
- 1/2型センサーでマクロ撮影(4cm)に対応
- 全体的にキレイな写真動画撮影が可能
- おサイフケータイに対応
- OSメジャーアプデ7回(Android 22まで)
- 7年セキュリティアップデート(2032年)
- 画面四隅のベゼル幅が太め
- 画面サイズのわりに端末が大きい
- 望遠カメラを搭載していない
- 便利な独自機能が少ない
Pixel 9aの特徴

Pixel 9aは、6.3インチ有機ELディスプレイとGoogle独自SoCとなるTensor G4を搭載したミドルスマホです。
- サイズ:6.3インチ有機ELディスプレイ
- 解像度:2,424 × 1,0800ピクセル(422ppi)
- SoC:Google Tensor G4
- メモリ:8GB LPDDR5X
- ストレージ:128 / 256 GB(UFS 3.1)
- 広角 × 1:48MP(1/2″)・ƒ/1.7
- 超広角 × 0.6:13MP(1/3.1″)・ƒ/2.2
- インカメラ:13MP(1/3.1″)・ƒ/2.2
- 生体認証:顔 + 画面内指紋認証(超音波)
- オーディオ:ステレオスピーカー
- 充電:USB-C(23W) & ワイヤレス(7.5W)
- 通信:Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6e、5G / 4G LTE
- バッテリー:5,100mAh、防水防塵:IP6X / IPX8
- NFC :Type A / B / Felica(おサイフケータイ)
- サイズ:154.7 × 73.3 × 8.9 mm 重量:186 g
- 発売日:2024年4月16日(水)
- 価格:79,900円〜
Pixel 9aは画面サイズが少し大きくなって筐体の横幅が73.3mmとギリギリ片手で使えるかどうかになりましたが、完全フラットなデザインを採用しスッキリした見た目に変わりました。

なーんか物足りなさも感じますが、そう。Pixel 9aはカメラバーがなくなったんですよね。コレは本当にPixelなのか…って感じもありますが、カメラバーがなくなって出っ張りもなくテーブルにそのまま置いてもガタつくことがないです。

なんか、このカメラデザインは少し懐かしい感じすらありますよね。
カメラは広角と超広角のデュアルカメラを搭載し、広角は48MPの高画素センサーですがサイズが1/2型と小さめ。ただ、センサーが小さい恩恵として最短撮影距離が4cmと短くマクロ撮影に対応しメインカメラがマクロ撮影に対応し画質がとにかく良い感じです。
動作もGoogle独自チップ・Tensor G4を搭載し普段使ってるようなアプリはストレスなく快適に操作できますし高負荷なゲームも画質を少し落としてあげれそこそこプレイ可能で性能をそこまで気にしないなら丁度いい感じで使うことができます。
Pixel 9aは128GBが79,900円、256GBが94,900円で購入可能でドコモ、au、ソフトバンクでも取扱をしています。
Pixel 9a レビュー
本体デザイン・サイズ
Pixel 9aは6.3インチディスプレイを搭載した普段使いしやすいサイズ感のスマホです。

画面四隅のベゼル幅が少し大きいのが気になるところですが、先代の8aと同じくらいのベゼル幅となっていますが、画面下のベゼルは少し欲しくなってるかな?インカメラの穴は少し大きくなってしまいました。結構気になる。

サイドフレーム、パネルがフラット化したので全体的に角張った印象のスタイルになりました。

シンプルなデザインで良いですよね。サイドフレームはアルミ素材、背面パネルはガラスを含んだ複合材を採用しています。
↓ 動画でPixel 9aのデザインをどうぞ
カメラの出っ張りもほとんどないのでテーブルにそのまま置いてもガタツクことなく操作できて他の端末をカメラで傷付けることもないので安心です。
操作ボタンは本体右側にあります。

上にサイドボタン、下に音量ボタンを搭載しています。他メーカーのAndroidスマホの配置と逆なのではじめてPixelに乗り換える人は使っていくうちに慣れていきますがちょっと注意ですね。
本体上にマイクの穴があります。(マイクの穴が少しズレてますが収音は問題ありません。)

端末下にSIMカードスロット、USB Type-C、スピーカーを搭載しています。

SIMカードはnanoSIMに対応しeSIMも使えて(nanoSIM + eSIM)のデュアル通信環境を構築できます。
充電出力は 18W → 23W に向上していますがバッテリーも4,492mAhから5,100mAhに増えてるので充電速度が速くなることはありません。まあ、電池持ちはかなり良くなって2日ほど充電しなくても使えるバッテリーライフがあるのは大きなメリットになりますよね。
本体カラーはIris、Peony、Porcelain、Obsidianの4色から選べます。

画面サイズが6.1インチから6.3インチにサイズアップしたことで筐体サイズもわずかに大きくなっています。
- Pixel 9a:154.7 × 73.3 × 8.9 mm、186 g
- Pixel 8a:152.1 × 72.7 × 8.9 mm 、188 g
大きくなってもカメラバーを廃止したことで本体重量は軽くなってるのは頑張ってますが、Pixel 9aは少し大きいなって感じるかもしれません。

Pixelといえばカメラバーのあるデザインという印象があってPixel 8aも可愛らしさもあって良かったですが、Pixle 9aはよりシンプルに、可愛らしくなった印象でしょうか。端末全体の質感はとても良いと思います。
また、Pixel 9aは防水防塵規格 IP6X / IPX8(水深1.5m30分)に対応しました。
- IPX5:約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水
- IPX8:水深1.5mのところに機器を沈めて約30分間放置
- IP6X:直径75μm以下の塵埃が内部に侵入しない(8時間)
先代の8aは IP6X / IPX7 だったので防水性能が向上し水回りでもより安心して使えるようになっています。
- シンプルでフラットなデザイン
- カメラの出っ張りが少ない
- マットな筐体で汚れにくい
- 防水防塵 IP6X / IPX8 に対応
- 端末サイズは少し大きめ
- 画面四隅のベゼル幅は太め
- インカメラの穴が大きめ
ディスプレイ:明るくて視認性が良い
Pixel 9aは6.3インチの有機ELディスプレイを搭載しています。フラットパネルを採用し解像度はFHD+(2,424 × 1,080ピクセル)、リフレッシュレートは60-120Hzに対応しスクロールも滑らかに快適に操作可能です。

画面のピーク輝度は最大2,700nitsと明るいパネルとなっています。先代の8aが最大2,000nitsだったので外など明るいところの視認性も向上し見やすくなっています。

太陽下における撮影も見やすいものとなっています。カメラの撮影にこだわったスマホなので画面が明るいのは大きなメリットになります。
6.3インチなので小さすぎず大きすぎずの丁度良いサイズ感でスマホを使うことができます。サイドメニューのような便利機能はないですが、ギリギリ片手で使えるサイズで動画視聴や電子書籍、ゲームも普通に快適に楽しめるパネルではないでしょうか。
Pixel 9aの生体認証は顔と指紋認証に対応しています。
顔認証の速度は高速で精度は良いです。マスク装着時と真っ暗闇だと顔認証は使えないですが画面内指紋認証が使えて、先代の8aは光学式の画面内指紋センサーから超音波式画面内指紋認証に変わって指をそっと触れただけで素早く認証できるようになって体感で速度が向上しています。
- 丁度良い画面サイズで使いやすい
- 60 – 120Hzリフレッシュレート対応
- 2画面表示でアプリを同時に使える
- 超音波式画面内指紋認証で速度向上
- 画面四隅のベゼル幅は太め
- サイドメニューを搭載していない
オーディオ:ステレオスピーカーを搭載
Pixel 9aはステレオスピーカーを搭載していて音質は普通に良いと思います。低音から高音までしっかり音が鳴っているのでこの価格帯のスマホとしては十分な音質です。

ただ、上位モデルと比べると中音域などボーカルあたりの音が沈んだ感じに聞こえて音場は少し狭めです。スマホの内蔵スピーカーに音場と言われても…って感じですが…。ちなみに、イコライザー調整はスマホ単体ではできません。
3.5mmヘッドフォンジャックは非搭載なので基本的にワイヤレスイヤホンを使うことになりますが、高音質コーデックはLDACに対応しaptX Adaptiveは非対応となっています。
- AAC、SBC
- aptX、aptX HD
- LDAC
- LC3(LE audio)
Google純正のイヤホンやLDAC対応のSony、Technicsあたりのワイヤレスイヤホンを使うなら問題なく高音質サウンドで音楽を楽しむことができます。
- ステレオスピーカーを搭載
- スピーカーの音質はメリハリあるサウンド
- LDAC、aptX HDに対応
- スピーカーの中音域は少し物足りない
- イコライザー調整ができない
- 空間オーディオに非対応
- 高音質コーデックaptX Adaptiveに非対応
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載
SoC:スペックと性能
Pixel 9aはSoC(システムオンチップ)に上位モデルのPixel 9、Pixel 9 Proと同じGoogleの独自チップ・Google Tensor G4を搭載しています。

ただし、Pixel 9aはメモリは8GBと少ないです。上位モデルのPixel 9は12GB、Pixel 9 Proは16GBのメモリを積んでいるのでここは大きな違いとなっています。先代の8aからはメモリは変わらずですがストレージ容量が256GBも選べるようになりました。
Pixel | Pixel 9a | Pixel 8a |
---|---|---|
SoC | Tensor G4 | Tensor G3 |
CPU | Cortex-X4 × 1コア Cortex-X720 × 3コア Cortex-A520 × 4コア |
Cortex-X3 × 1コア Cortex-X715 × 4コア Cortex-A510 × 4コア |
GPU | Mali-G715 | Mali-G715 |
セキュリティ | Titan M2 セキュリティ コプロセッサ | |
プロセス | 4nm(Samsung) | 4nm(Samsung) |
RAM | 8GB LPDDR5X | 8GB LPDDR5X |
ストレージ | 128 / 256 GB(UFS 3.1) | 128 GB(UFS 3.1) |
バッテリー | 5,100mAh | 4,492mAh |
Google Tensor G3は9コアCPUだったのがTensor G4は一般的なSoCと同じように8コアCPUとなっておりベース部分となるCortexが刷新されて処理性能が向上しています。
Antutu(v10)で性能を計測しました。

モデル | Pixel 9a | Pixel 8a |
---|---|---|
SoC | Tensor G4 | Tensor G3 |
メモリ | 8GB / 128GB | 8GB / 128GB |
総合 | 1160040 | 990853 |
CPU | 320063 | 298386 |
GPU | 45027 | 359078 |
MEM | 175139 | 155460 |
UX | 214311 | 177929 |
端末発熱 | 37.8°:10°上昇 | 37.9°:7.7°上昇 |
電池減り | 4%消費 | 5%消費 |
大きな性能差はないですがPixel 9aは8aよりもCPUが約10%、GPUが約30%、トータルで15%ほど処理性能が向上してるようです。GPUが30%ほど処理性能が向上してるのはゲームで差が出るレベルではあると思います。
3D mark(Wild Life Extreme)の20回ストレステストです。

ベストスコアが(2279 → 2563)、ロースコアが(1486 → 1751)となっており安定性も(65% → 68%)と全体的にグラフィック性能が向上しているようです。最高フレームレートは(16fps → 19fps)に、最低フレームレートも(6fps → 7fps)とわずかですが良くなっています。

大きな差はないので正直なところPixel 8aの性能があれば十分かな?って感じもあるので乗り換えるほどの性能アップは期待できないので、Pixel 7a以前のモデルから機種変更をするならアリかな?って感じですね。
とはいえ、ブラウジングやX(Twitter)など普段使いのアプリはストレスなく超快適に操作できます。
サクサク動いてますよね。普段使いのアプリや普通のゲームならストレスなく動きますし、7〜8万円の価格帯のスマホでコレだけの処理性能のあるスマホは多くもないのでコスパは良いと感じます。
Tensor G4はハイエンドのPixel 9 Proから見るとグラフィック性能がイマイチ…となります、がミドルレンジのPixel 9aから見ると高性能ですし原神や鳴潮など高負荷なゲームもそれなりに動きます。
最高画質60fpsの設定で20〜40fpsくらいで動作します。鳴潮も同じ傾向でPixel 8aは15〜30fps、Pixel 9aはわずかに性能が上がって15〜35fpsくらいで動作する感じです。
比較しても大きな違いはないかなって感じですが、画質を落としてプレイした時によりPixel 9aはより安定的に遊ぶことができるかと思います。
ちなみに、メモリ16GBあるPixel 9 Proと鳴潮で比較するとPixel 9aよりも安定してプレイできてるのが分かります。
同じTensor G4ではですがメモリが16GBあると高負荷ゲームは8GBのPixel 9aよりもフレームレートは高くなります。さらに、アプリ切り替え時にリロードが入りにくいので、安定感を求めるなら上位モデルのPixel 9(12GB)またはPixel 9 Pro(16GB)にするのが良さそうです。
SoC:端末の発熱
3D markを動作させた後に原神(最高画質・60フレーム)、鳴潮(最高画質・60フレーム)をプレイして端末がどれくらい発熱してるか確認しました。


Pixel 9aは(Max 46.1℃)、Pixel 8a(Max 44.4℃)と2℃ほどPixel 9aの方が発熱しやすくなっています。処理性能がその分上がってるということなんでしょう。ただ、普段使いで発熱しやすいとかはないと思います。
電池持ち:バッテリーが長く持つように
Pixel 9aのバッテリーは4,492mAhから5,100mAhに大幅に容量が増えてます。実際にどれくらい電池持ちが異なるのか比較してみました。
モデル | Pixel 9a | Pixel 8a |
---|---|---|
容量 | 5,100 mAh | 4,492 mAh |
YouTube 60分 | 51 → 43%:8%消費 | 66 → 57%:9%消費 |
原神:中30 30分 | 60 → 55%:5%消費 | 78 → 71%:7%消費 |
原神:最高60 30分 | 71 → 61%:10%消費 | 71 → 58% 13%消費 |
鳴潮:最高60 30分 | 81 → 70%:11%消費 | 70 → 58%:12%消費 |
メメントモリ 30分 | 56 → 52%:4%消費 | 87 → 81%:6%消費 |
8時間待機 | 84 → 81%:3%消費 | 85 → 81%:4%消費 |
充電 | USB-C:23W ワイヤレス:7.5W |
USB-C:18W ワイヤレス:7.5W |
全体的にPixel 9aの方が電池持ちが良くなっています。SoCの処理性能が上がって発熱もしやすくなってるのでおそらく電力効率は落ちてると思いますが、物理的に600mAhも容量が増えたことでゲームもより長く遊べるようになりました。
- 普段使いに十分なスペックに
- グラフィック性能が少し向上した
- 電池持ちが向上した
- 高負荷なゲームは少し厳しい
- 発熱はしやすくなった
カメラ:広角でマクロ撮影に対応
Pixel 9aは広角と超広角のデュアルカメラを搭載しています。

機種 | Pixel 9a | Pixel 8a |
---|---|---|
広角 | 光学1倍(25mm) 48MP(1/2.0″)・ƒ/1.7 マクロフォーカス対応 |
光学1倍(26mm) 64MP(1/1.73″)・ƒ/1.9 |
超広角 | 光学0.5倍(20mm) 13MP(1/3.1″)・ƒ/2.2 |
|
望遠 | 最大8倍デジタルズーム | 最大8倍デジタルズーム |
インカメラ | 13MP(1/3.1″)・ƒ/2.2 | |
動画 | 4K@30/60fps, 1080p@30/60fps |
広角のセンサーサイズが(1/1.73″)→(1/2.0″)と小型化しましたがレンズが(ƒ/1.9)→(ƒ/1.7)と明るく大口径に、さらに最短撮影距離が4cmに寄って撮影できるようになり広角カメラでマクロ撮影(マクロフォーカス)が可能になりました。
Pixel 9aとPixel 8aで比較するとコレくらい寄れる距離感が変わってきます。

センサーサイズが小さくなると「え、スペックダウン?」って思いがちですが最短撮影距離が短くなるなどのメリットが生まれるので、実は撮影はしやすくなったり使いやすくなる恩恵が生まれることもあります。

クロップズーム2倍を組み合わせるとPixel 9aはかなり寄っての撮影ができるので迫力を出すことができます。
Pixel 8aもデジタルズーム3倍を組み合わせると同じ距離感で撮影ができますが画質は圧倒的にPixel 9aの方がキレイですよね。

近年のスマホは超広角カメラでマクロ撮影に対応するモデルが増えてますが、Pixel 9aはメインカメラでマクロフォーカス(マクロ撮影)に対応したのは画質もキレイですし使いやすくていいですよね。
以下、マクロフォーカスで撮影した作例です。



では、通常撮影における画質はどうなってるのか。センサーサイズが小さくなってるので画質が悪くなってるの?って思うかもしれませんが意外と健闘しています。

むしろ色味が良くなっていたりといい感じでもあります。部分拡大しても画質は思ったほど落ちてないです。

むしろ、Pixel 9aの方がソフトウェアの処理が強くなってクッキリとした仕上がりで意外とキレイに撮影できたりしています。

このシーンは違いがよく分かります。

センサーが大きい8aの方が自然な仕上がりですが、Pixel 9aの方が解像感が高いというかクッキリとした画質でパッと見るとキレイに見えます。

白トビもより抑えられるようになったかもですね。Pixel 9aの広角カメラはセンサーが小いわりには高い解像感を維持しキレイな写真撮影が可能となっています。もちろん、高倍率ズームでセンサーサイズが大きい8aの方が解像感が高く画質に差が出ます。

この辺りは物理的にセンサーが大きい8aの方が優位になります。ただ、望遠カメラを搭載していないミドルスマホですし、基本的に1〜4倍あたりの望遠画角でそれなりにキレイに撮影できれば問題ないならPixel 9aでも十分使えるカメラではないでしょうか。











超広角カメラもしっかり撮影できます。

13MP(3.1″ )ですが画質はキレイで画角も広くて撮影しやすいカメラとなっています。


動画は4K60fpsの撮影に対応しています。
この価格帯のスマホとしては動画撮影には強く解像感が高くて滑らかに撮影ができています。手ぶれ補正もしっかり効いてるのはさすが強いですね。センサーサイズが小さくなって8aよりも補正が強くなった感じもあります。
ちなみに、10bit HDR撮影には対応していません。
- くっきりした画質で撮影可能
- 広角で最短4cmのマクロ撮影に対応
- 動画撮影は高画質で手ブレに強い
- 広角センサーが小さくなった
- 望遠カメラを搭載していない
- 10bit HDR撮影に非対応
Pixel 9a レビュー:まとめ

- 6.3インチサイズで画面が見やすい
- 最大120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 顔 + 画面内指紋認証で快適に使える
- カメラの出っ張りが少なくガタつかない
- 1/2型センサーでマクロ撮影(4cm)に対応
- 全体的にキレイな写真動画撮影が可能
- おサイフケータイに対応
- OSメジャーアプデ7回(Android 22まで)
- 7年セキュリティアップデート(2032年)
- 画面四隅のベゼル幅が太め
- 画面サイズのわりに端末が大きい
- 望遠カメラを搭載していない
- 便利な独自機能が少ない
Pixel 9aはデザインが刷新されてシンプルなスマホになったのがいいですよね。カメラの出っ張りもほとんどなくてテーブルにそのまま置いてもガタツキなく操作できます。
SoCにGoogle Tensor G4を搭載し十分使えるスペックは持っていますし、広角カメラでマクロフォーカス撮影ができるのは
画面サイズが6.3インチと少し大きくてベゼル幅が広いので端末が少し大きいなーって感じることはありますが、全体的にすごくまとまりのあるスマホに仕上がってる印象です。
Pixel 9aがおすすめな人は
Pixel 9aは、6.3インチの有機ELディスプレイにGoogle Tensor G4を搭載し128GBモデルが79,900円で購入できる手にしやすいスマホです。
最後のどんな人におすすめかまとめました。
- 普段使いでストレスなく使いたい
- ゲームを快適にプレイしたい
- 高負荷なゲーム(原神や鳴潮)はしない
- サクッとキレイな写真動画を撮影した
- キレイなマクロ撮影をしたい
- おサイフケータイを使いたい
ブラウザ、SNS、軽いゲームを快適に使えるスマホが欲しいならPixel 9aは丁度いいかもしれません。価格もお手頃ですしauなら乗り換え(MNP)割引で4万円ほどで購入可能です。
高負荷なゲームも画質の設定を下げればある程度は動作するので、そこそこ動けば問題ないならPixel 9aは丁度いいスペック、価格のスマホだと思います。
カメラも高精細で広角カメラを使ったマクロフォーカスに対応してるのはPixel 9aのメリットです。ハイエンドスマホの超広角マクロよりも画質がキレイでレンズ切り替えなしで寄れるのは使いやすいですよ。
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