
Google Pixel 10が2025年8月28日(木)に発売しました。
上位モデルのPixel 9と同じ6.3インチディスプレイにGoogle Tensor G5を搭載したPixel10代目モデルです。いわゆる標準モデルでデュアルカメラ仕様だったのが今回のPixel 10は望遠レンズが追加したトリプルカメラに進化しています。
ぱっと見は大きく進化してるように見えますが、実は広角や超広角カメラのスペックダウンするなど全体的に調整が入っていて先代のPixel 9から大きく変化してるモデルでもあります。
ということで、この記事ではPixel 10をレビューしました。実際に使ってどうかメリット・デメリットも書いたので参考にしてください。
- 6.3インチサイズで画面が見やすい
- 120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 顔 + 画面内指紋認証で快適に使える
- 1/2型センサーでマクロ撮影(6cm)に対応
- 光学5倍の望遠レンズを搭載した
- 全体的にキレイな写真動画撮影が可能
- 内蔵スピーカーの音質が向上した
- Qi2(マグネット充電)に対応
- おサイフケータイに対応
- OSメジャーアプデ7回(Android 23まで)
- 7年セキュリティアップデート(2032年)
- Tensor G5のゲーム性能がダウン
- 広角・超広角カメラがスペックダウン
- 使ってると発熱しやすい
- 価格と性能が見合ってない
Pixel 10の特徴

- サイズ:6.3インチ有機ELディスプレイ
- 解像度:2,424 × 1,080ピクセル(422ppi)
- リフレッシュレート:60 / 120Hz
- SoC:Google Tensor G5
- メモリ:12GB LPDDR5X
- ストレージ:128GB(UFS 3.1) / 256GB(UFS 4.0)
- 広角 × 1:48MP(1/2″)・ƒ/1.7
- 超広角 × 0.6:13MP(1/3.1″)・ƒ/2.2
- 望遠 × 5:10.8MP(1/3.2″)・・ƒ/3.1
- インカメラ:10.5MP(1/3.1″)・ƒ/2.2
- 生体認証:顔 + 画面内指紋認証(超音波)
- オーディオ:ステレオスピーカー
- 充電:USB-C(30W) & Qi2(15W)
- 通信:Bluetooth 、Wi-Fi 6e、5G / 4G LTE
- バッテリー:4,970mAh、防水防塵:IP6X / IPX8
- NFC :Type A / B / Felica(おサイフケータイ)
- サイズ:152.8 × 72 × 8.6 mm 重量:204 g
- 発売日:2025年8月28日(木)
- 価格:128,900円〜
Pixel 10は6.3インチディスプレイを搭載しています。ベゼル幅は狭めで横幅72mmと片手操作はしやすい大きさにまとまっています。

SoCはGoogle独自開発のTensor G5を搭載しAIに特化したモデルでメモリは12GB、ストレージは128GBまたは256GBです。処理性能は大きくスペックアップしていないどころか3Dグラフィックの性能は少し厳しい感じとなっています。
基本デザインは従来のPixel 9と同じでリアカメラは横並びのカメラバーのあるスタイルです。

Pixel 10はリアカメラの仕様が大きく変わっています。先代のPixel 9は広角 + 超広角のデュアルカメラだったのが、Pixel 10は広角 + 超広角 + 望遠のトリプルカメラに進化しています。

広角と超広角のセンサーが小型化し部分的には退化してますが、全体で見ると望遠カメラを搭載しPixel 10 Proとの差別化をしつつPixel 9aよりもカメラ性能が高く見えるようにバランスを取ってるようにも見えます。
また、Pixel 10はマグネットタイプのQi2に対応しました。

MagSagfe周辺機器が使えるように。AndroidスマホでQi2に対応したのはPixel 10が初。先陣を斬ることで今後のAndroidスマホにQi2が普及する可能性が高くなりそうです。
本体デザイン・サイズ
Pixel 10は6.3インチディスプレイを搭載した普段使いしやすいサイズ感で画面四隅のベゼル幅も統一されていてすっきりとした見た目となっています。

Pixel 10とPixel 9で比較してもほぼ同じです。

サイドフレーム、背面パネルもフラットデザインで見た目は同じですが、カメラがトリプルカメラになってレンズ部分が横に少し伸びた感じとなっています。

↓ 動画でPixel 10のデザインをどうぞ
カメラの出っ張りもほとんどないのでテーブルにそのまま置いてもガタツクことなく操作できて他の端末をカメラで傷付けることもないので安心です。
操作ボタンは本体右側にあります。

上にサイドボタン、下に音量ボタンを搭載しています。他メーカーのAndroidスマホの配置と逆なのではじめてPixelに乗り換える人は使っていくうちに慣れますが注意です。
本体上にマイクの穴があってSIMカードスロットが端末下から上に移動しています。

SIMカードはnanoSIMに対応しeSIMも使えて(nanoSIM + eSIM)のデュアル通信環境を構築できます。端末下に、USB Type-C、スピーカーを搭載しています。

スピーカーの位置が変更となっていて、Pixel 9の左横穴からPixel 10は右横穴がスピーカー、左横穴がマイクとなっています。充電出力は 30W と変わらずです。バッテリー容量が4970 mAhと少し多めで30W出力なので充電速度は少し遅いと感じるかもしれません。
Pixel 10はQi2に対応しGoogle純正のPixelsnapやマグネットタイプの周辺機器が使えるようになりました。

ケースなしでMagEZ Gripやウォレットをくっ付けて使えるのはいいですね。もちろん、MagSafe充電アダプタやPixelsnap充電器を使って充電することも可能です。
本体カラーは Indigo、Frost、Lemongrass、Obsidian の4色から選べます。定番のブラックと青っぽいシルバーだけでなくポップなブルー、イエロー(グリーン)とカラーラインナップは豊富です。

- Pixel 10:152.8 × 72 × 8.6 mm、204 g
- Pixel 9:152.8 × 72 × 8.5 mm 、198 g
本体サイズはほぼ同じですQi2に対応したことで本体重量が204gと少し重くなってしまいました。マグネットが入ってるので仕方なしですがケースを軽量なPITAKAのケースを使うことで薄さを軽量を保てますよ。

防水防塵規格 IP6X / IPX8(水深1.5m30分)に対応しています。
- IPX5:約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水
- IPX8:水深1.5mのところに機器を沈めて約30分間放置
- IP6X:直径75μm以下の塵埃が内部に侵入しない(8時間)
水回りでも安心して使うことができます。
- Googleお馴染みのシンプルなスタイル
- 机に置いてもガタツキは少ない
- Qi2に対応(MagSafeの周辺機器が使える)
- 防水防塵 IP6X / IPX8 に対応
- 光沢パネルで指紋付きやすい
- インカメラの穴が大きめ
ディスプレイ:明るくて視認性が良い
Pixel 10は6.3インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

フラットパネルを採用し解像度はFHD+(2,424 × 1,080ピクセル)、リフレッシュレートは60 / 120Hzに対応しスクロールも滑らかに快適に操作可能です。

画面ピーク輝度は最大3,000nitsと明るいパネルを採用し先代のPixel 9が最大2,700nitsからより明るく視認性が向上し見やすく、太陽下でも画面が見やすいです。

6.3インチディスプレイで丁度良いサイズ感で操作できるので使いやすいですね。サイドメニューなどの便利機能はないですが、ギリ片手で使えて動画視聴や電子書籍なども丁度いい大きさで楽しめます。
Pixel 10の生体認証は顔と指紋認証に対応しています。
顔認証の速度は高速で精度は良好ですがマスク装着時と真っ暗闇だと顔認証は使えません。なので、画面内指紋認証で認証する必要があります。超音波式画面内指紋認証なので認証速度は高速です。
ただし、画面真っ暗な状態では画面内指紋認証が使えないので画面を一回タップして認証マークを表示させるかまたは常時表示機能をONにしておく必要があります。
- 丁度良い画面サイズで使いやすい
- 60 / 120Hzリフレッシュレート対応
- 2画面表示でアプリを同時に使える
- 超音波式画面内指紋認証に対応
- スリープ時に画面内指紋認証が使えない
- サイドメニューなど便利機能はない
オーディオ:スピーカーの音質が向上した
Pixel 10はステレオスピーカーを搭載しています。

内蔵スピーカーが刷新されたのか音質は向上しています。低音から高音までしっかり鳴ようになってボーカル域もキレイなサウンドになってバランスの良い音で音楽を楽しめます。
内蔵スピーカーの音質をPixel 9とPixel 10で比較しました。
かなり音が良くなってますよね。Pixel 9は全体的に軽い音だったのがPixel 10は重厚感のある音に変わってとてもいい感じ。iPhoneに並ぶくらいの音になったようにも感じるほどです。
また、内蔵スピーカーで空間オーディオが使えるようにもなっています。

3.5mmヘッドフォンジャックは非搭載なので基本的にワイヤレスイヤホンを使うことになりますが、高音質コーデックはLDACに対応しaptX Adaptiveは非対応となります。
- AAC、SBC
- aptX、aptX HD
- LDAC
- LC3(LE audio)
Google純正のイヤホンやLDAC対応のSony、Technicsあたりのワイヤレスイヤホンを使うなら問題なく高音質サウンドで音楽を楽しむことができます。
- ステレオスピーカーを搭載
- スピーカーの音質がめちゃ向上した
- 空間オーディオに対応している
- LDAC、aptX HDに対応
- イコライザー調整ができない
- 高音質コーデックaptX Adaptiveに非対応
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載
SoC:スペックと性能
Pixel 10はSoC(システムオンチップ)にGoogleの独自チップ・Google Tensor G5を搭載しています。

Tensor G5はプロセスノードがSamsungからTSMCに変わっただけでなくCPUコアの構成、GPUコアがARMからPowerVR(Imagination IMG)になって大きく変わっています。
Pixel | Pixel 10 | Pixel 9 |
---|---|---|
SoC | Tensor G5 | Tensor G4 |
CPU | Cortex-X4 × 1コア Cortex-X725 × 5コア Cortex-A520 × 2コア |
Cortex-X4 × 1コア Cortex-X720 × 3コア Cortex-A520 × 4コア |
GPU | PowerVR DXT-48-1536 | Mali-G715 |
セキュリティ | Titan M2 セキュリティ コプロセッサ | |
プロセス | 3nm(TSMC) | 4nm(Samsung) |
RAM | 12GB LPDDR5X | 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 128GB(UFS 3.1) 256GB(UFS 4.0) |
128GB(UFS 3.1) 256GB(UFS 3.1) |
バッテリー | 4,970mAh | 4,700mAh |
メモリは12GB、ストレージは128GB(UFS 3.1)または256GB(UFS 4.0)から選べて通信規格が容量で異なるので選ぶときに注意しましょう。
Antutu(v10)で性能を計測しました。

トータル性能はTensor G5を搭載しているPixel 10の方が高く(879566)→(1134644)と15%ほど処理性能が向上しています。ただし、CPUの処理性能が向上しただけでGPUはスコアが落ちています。
CPUの処理が大半を占める、ブラウジングやX(Twitter)など普段使いのアプリはストレスなく超快適に操作できます。
サクサク動いてますよね。普通に使うなら問題なく快適に使うことができますしAIに特化してるSoCということもあってGeminiなどの応答速度は高速で快適です。(Pixel 9からの違いは感じることはないですが)
3D mark(Wild Life Extreme)の20回ストレステストです。

ベストスコアが(2652 → 3176)、ロースコアが(1895 → 2217)、安定性は(71.5% → 69.8%)と落ちてます。最高フレームレートは(19fps → 2fps)に、最低フレームレートも(7fps → 10fps)とわずかに良くなっています。

Pixel 10はパズドラやメメントモリといった2Dゲームは普通に快適に動作するので問題ありません。ただ、3Dグラフィックを多用した高負荷なゲームはかなり厳しめとなっています。
原神を最高画質60fpsで動作してみると…
30-40fpsで動作し60fpsは出ません。60fpsは出なくてもいいけど12万円の端末なら50fps前後は安定的に出てほしいところ。鳴潮もさらに厳しく10-30fpsで動作し10fps以下にレートが落ちることもあります。
なかなか厳しい動作感です。3D markのスコアはPixel 9よりもPixel 10の方がスコアが出てましたが実際のゲームはPixel 10の方が処理落ちすることが多くなっています。
以下の動画で実際のゲームで動作比較しています。
Tensor G4を搭載しているPixel 9の方がフレームレートが高くなる傾向ありますよね。とくに鳴潮はTensor G5は苦手なのか動作がコマ落ちしてしまうシーンがあったりもします。
新型のSoCなのにまさかの性能が出ない状況。これはTensor G5がPowerVRのGPUコアを採用したことが大きく影響してるようでこれが曲者です。
というのも、スマホに採用しているSoCのGPUはQualcommの「Adreno」かARMの「Mali」を採用していることが多く、数多くのゲームはこの二つに最適化しPowerVRを採用しているTensor G5でまともにゲームが動作しない場合があります。

なぜマニアックなGPUアーキテクチャを採用したのかが謎すぎですよね。端末価格が12万円と決して安くないスマホでゲームを諦めろというのはなかなか厳しいところ…。
一部ゲームにおいては表示バグが出て公式発表されてるほど。今後、PowerVRのドライバ更新やゲームタイトル側の最適化によってある程度は改善する可能性はありますがしばらくは厳しい状態は続きそうです。
SoC:端末の発熱
3D markを動作させた後に原神(最高画質・60フレーム)、鳴潮(最高画質・60フレーム)をプレイして端末がどれくらい発熱してるか確認しました。


Pixel 9は(Max 42.7℃)、Pixel 10(Max 44.4℃)と2.3℃ほど発熱がしやすくなっています。処理性能も出ないのに熱も一丁前に発しやすいようですね。
電池持ち:バッテリー持ちほぼ同じ
Pixel 10のバッテリーは4,700mAhから4,970mAhに大幅に容量が増えてます。実際にどれくらい電池持ちが異なるのか比較してみました。
モデル | Pixel 10 | Pixel 9 |
---|---|---|
容量 | 4,970 mAh | 4,700 mAh |
YouTube 60分 | 57 → 49%:8%消費 | 82 → 74%:8%消費 |
原神:中30 30分 | 75 → 55%:5%消費 | 66 → 58%:8%消費 |
原神:最高60 30分 | 71 → 68%:7%消費 | 58 → 47% 11%消費 |
鳴潮:最高60 30分 | 57 → 47%:10%消費 | 58 → 46%:11%消費 |
メメントモリ 30分 | 75 → 69%:6%消費 | 50 → 44%:6%消費 |
8時間待機 | 47 → 42%:5%消費 | 59 → 55%:4%消費 |
充電 | USB-C:30W Qi2:15W |
USB-C:30W Qi:15W |
バッテリー容量が物理的に増えてることもあって全体的に電池持ちはPixel 10の方が良くなる傾向です。とはいえ、そこまで大きな差はないのかもしれませんが…。
- 普段使いに十分なスペック
- AIに特化したSoCとなっている
- 電池持ちが少し向上した
- 高負荷なゲームは厳しい
- 発熱はしやすくなった
カメラ:望遠追加で広角は退化
Pixel 10は広角と超広角、光学5倍の望遠のトリプルカメラを搭載しています。

機種 | Pixel 10 | Pixel 9 |
---|---|---|
広角 | 光学1倍(25mm) 48MP(1/2.0″)・ƒ/1.7 マクロフォーカス対応 |
光学1倍(26mm) 50MP(1/1.31″)・ƒ/1.7 |
超広角 | 光学0.5倍(20mm) 13MP(1/3.1″)・ƒ/2.2 |
光学0.5倍(12mm) 48MP(1/2.55″)・ƒ/1.7 マクロ対応 |
望遠 | 光学5倍(112mm) 10.8MP(1/3.2″)・ƒ/2.8 最大20倍超解像ズーム |
非搭載 最大8倍超解像ズーム |
インカメラ | 10.5MP(1/3.1″)・ƒ/2.2 | |
動画 | 4K@30/60fps, 1080p@30/60fps |
広角のセンサーサイズが(1/1.31″)→(1/2.0″)、超広角のセンサーサイズが(1/2.5″)→(1/3.1″)と小型化したものの、光学5倍の望遠カメラ10.8MP(1/3.2″)を新たに搭載しています。
センサーが小さくなって画質がどう変わったのか比較してみました。

広角1倍画角で風景を撮影するくらいだと違いは分からないですね。

解像感の違いも微々たるものとなっています。ただ、2倍画角のクロップズームになるとセンサーが大きいPixel 9の方が余裕のある写りとでもいうんでしょうかね。自然で綺麗な表現ができています。

センサーサイズの違いで被写体に寄った時の背景ボケ感もPixel 9の方が大きく雰囲気を出てるのに対してPixel 10はセンサーが小さいことから全体的に硬い雰囲気です。a

だいぶ雰囲気が違いますよね。

Pixel 10の広角カメラは最短撮影距離が6cmと短く物撮りはしやすくPixel 9は少し長めで10cmと少し離れて撮影する必要があります。


だいぶ差がありますよね。Pixel 9は超広角マクロに対応していたのでPixel 10よりも接写することは可能でした。

ただ、Pixel 10は勝手にカメラが切り替わって超広角マクロで撮影したりすることがないので撮影はしやすいです。Pixel 9はマクロモードをOFFにしないと気付かずに超広角マクロで撮影してたりとかあります。
2倍画角にして暗所撮影をしてみました。

意外とPixel 10もキレイに撮影できています。ノイズが少なくクッキリとした画質で処理が上手いのかも。また、5倍画角も望遠カメラを搭載しているPixel 10の方がキレイに表現できています。

Pixel 10の望遠カメラはペリスコープ望遠レンズを搭載し煌びやかな光芒を表現できます。ただ、ペリスコープレンズ自体は小さいので控えめですけどね。

センサーが小さいので背景のボケ味も硬めです。

とはいえ、単純に広角カメラで5倍ズームしてるPixel 9よりも画質はキレイなのは間違いないです。広角カメラの光玉ボケはセンサーサイズの大きいPixel 9の方がデカいですね。

ただし、Pixel 10は寄って撮影できるのので撮影はしやすいです。

被写体に寄って撮影することが多いならPixel 9よりもPixel 10の方が扱いやすいカメラになってると思います。
Pixel 10 カメラの作例
Pixel 10の作例をいくつか紹介しますね。













暗所でも5倍画角でもそれなりにキレイに撮影できてますね。なお、食レポは上手になっています。色味が改善してるのでより美味しそうに撮影できるようになたています。





広角カメラのセンサーが小さくなって心配でしたがご飯はそれなりに美味しそうに撮影できるみたいで安心ですね。
AIに指示を受けて撮影可(カメラコーチ)
Pixel 10のカメラは上手に写真撮影を撮れるようにコーチしてくれる「カメラコーチ」を搭載しています。カメラアプリから起動できてどんな写真を撮影したいかタップして進めるだけでコーチを受けられます。

ピンクのガールをいい感じに撮影するためのステップをいくつかご教授いただけます。

具体的には被写体の位置、ポートレートモードの使用、2倍画角にする、ピントを合わせるなどで順を追ってコーチしてくれるので沿って撮影するだけでいい感じに撮影できるというものです。
撮影が苦手という人にとってはいい機能かもしれません。
4K60fpsの動画撮影が可能
動画は4K60fpsの撮影に対応しています。どんな感じで撮影できるか動画でレビューしています。
普通にキレイに撮影できると思います。ただし、4K60fpsだと超広角カメラでの撮影ができない、撮影中に望遠カメラに切り替えができなくなってるのが注意です。
カメラの切り替えができる4K30fpsで撮影するのが良さそうです。
- くっきりした画質で撮影可能
- 広角で最短6cmのマクロ撮影に対応
- 光学5倍の望遠カメラを搭載した
- 動画撮影は高画質で手ブレに強い
- 広角センサーが小さくなった
- 超広角センサーが小さくなった
- 4K60fpsで超広角撮影ができない
Pixel 10 端末価格
Pixel 10(128GB)はGoogle Storeで128,900円で購入可能ですが、定価だと少し割高感がありますね。
- 128GB:128,900円
- 256GB:143,900円
- ドコモ:138,930円(2年返却:49,610円)
- au:128,900円(2年返却:22,200円)
- ソフトバンク:129,600円(2年返却:44,200円)
- 楽天モバイル:143,550円(2年返却:49,610円)
もし、Pixel 9を持っていて購入時のストアクレジットがあるなら下取りも含めて実質49,800円なのですでにPixelを使ってるなら安く買い替えはできる感じです。
キャリア版も2年返却なら2〜5万円ほどで使えるのでMNP(のりかえ)できるなら選択肢としてはアリです。
Pixel 10 レビュー:まとめ

Pixel 10のメリット・デメリット
- 6.3インチサイズで画面が見やすい
- 120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 顔 + 画面内指紋認証で快適に使える
- 1/2型センサーでマクロ撮影(6cm)に対応
- 光学5倍の望遠レンズを搭載した
- 全体的にキレイな写真動画撮影が可能
- 内蔵スピーカーの音質が向上した
- Qi2(マグネット充電)に対応
- おサイフケータイに対応
- OSメジャーアプデ7回(Android 23まで)
- 7年セキュリティアップデート(2032年)
- Tensor G5のゲーム性能がダウン
- 広角・超広角カメラがスペックダウン
- 使ってると発熱しやすい
- 価格と性能が見合ってない
Pixel 10がおすすめな人は
Pixel 10は6.3インチディスプレイにGoogle Tensor G5を搭載し128GBモデルが128,900円で購入できます。キャリア版でMNP(乗り換え)なら2年返却で2〜4万円です。

最後のどんな人におすすめかまとめました。
- 片手サイズで使えるスマホが欲しい
- 普段使いでストレスなく使いたい
- 高負荷なゲーム(原神や鳴潮)はしない
- 費用控えめで望遠カメラが使いたい
- AI機能を存分に楽しみたい
- おサイフケータイを使いたい
基本的に現段階においてはPixel 9を持っていて前回のストアクレジットが残ってる人はPixel 10に乗り換えてもいいと思います。
ブラウザ、SNS、軽いゲームを快適に使うことができますし望遠カメラを搭載してるので全域でそこそこキレイな撮影ができるようになります。
ただし、負荷の高いゲームを遊ぶ場合はPixel 9よりも処理性能が落ちたり、表示バグが出てくる可能性もあるのであまりお勧めはできないかもしれませんね。
あくまでゲームはあまりしない人向けでAIの性能を重視したい人向けといったところでしょうか。いずれにしても12万円定価で購入するスマホではないと思うので、キャリア版なら2年返却プログラムを使うなりしsて上手く費用を抑えて購入するのがおすすめです。
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