
Mac mini(M4 Pro)はコンパクトなボディでありながらもM4 Proを搭載しパワフルな動画編集などの作業をしたりゲームも楽しむことができますが本体はそれなりに発熱します。
ということで、Mac miniの本体を底上げして端末を浮かせるスタンドを導入してみました。Mac miniの本体を浮かすことで放熱性能が向上するのかな?って思って試してみました。
動画編集を長時間やってるとけっこう発熱が気になってきますしどれくらい変わるもんなのか、それとも変化がないのか、意外な結果になりましたよ。
Mac miniを浮かせるアルミスタンド
今回、導入したのはAmazonで販売していた「Qwiizlab」のMac mini M4モデル用のアルミニウムスタンドです。

「コ」の字型になってるので見た目はまあまあカッコいい感じで、Mac miniが触れる部分は4枚のシリコンマットが貼り付けられてるため本体を傷から守ってくれます。

M4のMac miniは電源ボタンが端末下に搭載されているためアクセスしにくいですが、このアルミスタンドは電源ボタンの部分は穴が開けられているため押しやすくなっています。

まあ、Macってあんまり電源切ることないからそこまで必要ではないですけどね。

Mac miniを置くとこんな感じです。

おぉ…。本体が浮きます。

浮いた隙間にSDカードやSIMピンなど細かいモノを置くこともできますね。

接続した外付けストレージを置いておくのもよさそうです。

アルミなので発熱しがちなSSDストレージの熱も放熱できそうです。
背面側はこんな感じとなっています。

見た目もMac miniとマッチしていていい感じではないでしょうか。
放熱性能は向上する?
Mac miniを浮かすことで放熱性能は向上するのかが最も気になるところです。実際に動画書き出し、ゲーム(鳴潮)をプレイして発熱がどう変わるのか試してみました。
動画書き出し時の発熱
Final Cut Proで4K60fpsの動画書き出しをして15分ほど経過したところで平置き状態、スタンドで浮かせた状態で端末の発熱を計測してみました。
Mac miniはM4 Proを搭載したモデルで通常のM4よりも発熱がしやすい端末となっています。
まずは普通にMac miniを平置きした状態で計測してみました。


アルミスタンドを使ってMac miniを浮かせた状態です。


ほぼ同じですね。ピーク温度は浮かせた状態の方が2℃ほど発熱を抑えることができていますが、筐体のアルミボディの温度は39.3〜39.5℃とほぼ同じ発熱具合となっています。
ゲームプレイ時の発熱
鳴潮を最高画質120fpsに設定して15分プレイして発熱を計測してみました。
まずは平置きです。




平置き状態においては、筐体(アルミボディ)は38.4〜39.3℃、本体裏の最も熱くなってる部分が65.2℃となっています。
続いて、アルミスタンドを使って浮かせた状態です。



アルミスタンドで浮かせた状態で、筐体(アルミボディ)は39.2〜39.9℃、本体裏の最も熱くなってる部分が64.6℃となりました。
| 筐体 | 本体裏 | |
| 平置き | 38.4〜39.3℃ | 65.2℃ |
| アルミスタンド | 39.2〜39.9℃ | 64.6℃ |
ほぼ同じですね。むしろ平置きの方が全体的に熱は抑えることができてるかもしれません。
おそらく理由がいくつかあって、スタンドを使うことでMac miniの放熱の穴の面積がわずかに狭くなってしまっていること、このアルミスタンドの背面のヒンジ部分が邪魔をして熱が下部分に籠ってしまってるのだと思います。

熱は上に逃げる性質がありますが「コの字」部分で熱を塞いでしまってうまく放熱できていない気がします。
ということで、この正規の置き方ではなく…

上手く熱を解放できるように方向を変えてみました。

電源ボタンは押せなくなりますが、これなら背面の熱を放出する穴からしっかり放熱できるはずです。
鳴潮を最高画質120fpsに設定して15分プレイして発熱を計測してみました。




位置を変更して浮かせた状態で、筐体(アルミボディ)は38.6〜39.4℃、本体裏の最も熱くなってる部分が65.3℃となりました。
| 筐体 | 本体裏 | |
| 平置き | 38.4〜39.3℃ | 65.2℃ |
| アルミスタンド | 39.2〜39.9℃ | 64.6℃ |
| アルミスタンド 位置変更 | 38.6〜39.4℃ | 65.3℃ |
平置きと同じくらいまで発熱を抑えることができました。つまり、発熱を抑えるためにMac miniを浮かせるのは意味がないってことになりそうです。
浮かせる意味はあまりない
そもそも、Mac mini(M4/M4 Pro)の放熱構造は平置きしてもしっかり放熱できるようにしっかり設計されているんですよね。

むしろ平置きで冷えた空気と温まった空気をしっかり分離してる感じで上手く考えられています。
なので、アルミスタンドの構造によってはむしろ熱をこもらせてしまい吸い込む部分から温かい空気が入って放熱性能が劣ってしまう可能性もあります。
放熱性能向上を目的にこのようなアルミスタンドを導入するのはやめた方がいいかもしれません。
扇風機との併用ならアリ
Mac mini(M4 Pro)はコンパクトなのに性能が高いだけに動画編集をしてると結構発熱するので心配になってしまいますが、それも見越して設計されてるはずなので基本的にそのまま使って問題はないはずです。
ただ、常に動画編集してると熱による部品劣化などやっぱり気になるところなので、個人的には扇風機を使って効率よく冷やすことを目的に使えるのかなと思っています。
コレはこれでアリじゃないですかね。

浮いた状態なら扇風機の風で下から熱を撹拌して上手く放熱できるはずですし、Mac miniの下に小物を置けるメリットもあるので個人的にアルミスタンドの導入は正解かなと思っています。


コメントをどうぞ!