久しぶりに完全に新しいMacBookとなる「MacBook Neo」が2026年3月11日に発売します。ただの「MacBook」ではなく「MacBook Neo」。どんな意味があるのか気になりますが、価格が256GBで99,800円と驚きの低価格です。

ここ最近のMacBook Airは性能が高くなるのはいいけど価格も高くなってしまってたので、ここに来て低価格なエントリー向けのMacBookが発売されるのは学生さんや一般人にとってはいいことです。

驚きの99,800円から購入できる


MacBook Neoは256GBモデルが99,800円、512GBモデルが114,800円です。めっちゃ安いですよね。

2026年3月現在、販売されてるMacBookシリーズの価格を見ると…

MacBookシリーズの価格
  • MacBook Neo(256GB):99,800円
  • MacBook Neo(512GB):114,800円
  • MacBook Air 13インチ(512GB):184,800円
  • MacBook Pro 14インチ(1TB):279,800円
  • MacBook Pro 16インチ(1TB):449,800円

MacBook Airでも184,800円からとなかなかいいお値段なんですよね。なかなか手にしにくい価格帯だったので、そこに低価格のAirの半額のMacBook Neoを投入することでMacBook離れを抑えるのはいい作戦です。

Apple、なかなか考えてます。

MacBook Neoはどんなモデルなのか

カラフルな13インチモデル

MacBook Neoは13インチのディスプレイを搭載しています。MacBook Airは13.6インチなので少し画面サイズが小さいです。また、画面上にnotchもないのでとてもすっきりとした見た目です。

少しベゼルの幅が太いような気もしますがエントリーモデルなのでここは良しとしましょう。というか可愛らしいデザインで個人的には結構いいと思っています。

モデルMacBook NeoMacBook Air M5
ディスプレイ13.0インチ13.6インチ
解像度2408 × 1506(219 ppi)2560 × 1664(224 ppi)
輝度500 nits
サイズ297.5 × 206.4 × 12.7 mm304.1 × 215.0 × 11.3 mm
重量1.23 kg
素材アルミニウム

画面サイズは小さいけど本体サイズは思ったほどではないんですよね。重量も1.23kgとAirと同じなのでMacBook Airに忖度してるのかもしれません。

基本デザインはAirと似ていますが本体カラーがとてもカラフルです。シルバー、ブラッシュ(ピンク)、シトラス(イエロー)、インディゴ(ブルー)の4色から選べます。

iPadのようなカラーラインナップでこれは楽しいです。本体カラーによってキーボードの色が微妙に異なるのがいいですね。

そして、コレです。キーボードですよ。ブラックじゃなくてホワイト系のキーボードを搭載しています。

正確には本体カラーに合わせて薄いピンク、薄いイエロー、薄いブルーになってたりしますが、念願のホワイトキーボードです。ここ最近のMacBookのキーボードはずっとブラックオンリーで手汗とかで結構汚れて嫌だったので汚れが見えにくホワイト系は最高です。

ただし、MacBook Neoのキーボードはバックライトを搭載していません。暗闇で作業すると手元が見えにくくなります。まあ、そんな真っ暗闇で作業することってないですよね?

トラックパットも感圧式ではなく物理式です。懐かしいですね。物理式のトラックパッドって。MacBookは2015年あたりから感圧式に変わったので10年ぶりくらいに物理トラックパッドが復活することになります。

この辺りが価格が安い理由の一つになってるのかなと思います。

Touch IDはストレージ容量で有無

ちなみに、Touch IDは最小構成モデル(256GB)は非搭載です。

上位モデルの512GBにすることでTouch IDを搭載したキーボードとなります。

これ、注意です。安いからといって256GBモデルを選ぶとTouch IDがありません。もちろん、Apple Watchを使ってるなら画面ロック解除は問題はないので使い方次第ですが、ログイン時のパスワード入力時は毎回パスコードを入力する必要があったりするので手間はあります。

なので、少しでも快適にスムーズに使うなら512GBモデルを選んだ方がいいと思います。

SoCはiPhoneのA18 Proを搭載

MacBookといえばMチップを搭載していますが、MacBook NeoはiPhone 16 Proにも搭載しているA18 Proを搭載しています。まさかの、iPhoneのチップがMacBookに搭載してくるとは驚きです(笑)

しかも、GPUのコア数はiPhone 16 Proの6コアから5コアに少ないバージョンということでかなり性能は抑えられています。メモリも8GBで容量も増設できない割り切った仕様となっています。

モデルMacBook NeoMacBook Air M5
チップApple A18 ProApple M5
CPU6コアCPU10コアCPU
GPU5コアGPU8〜10コアGPU
Neural Engine16コアNeural Engine
メモリ帯域幅60 GB/s153 GB/s
メモリ8GB16GB / 24GB / 32GB
ストレージ256GB / 512GB512GB〜4TB
バッテリー36.5 Wh53.8 Wh
駆動時間(動画再生)最大16時間最大18時間
駆動時間(ワイヤレスWeb)最大11時間最大15時間
充電20W最大70W

このスペックでmacOSがちゃんと動くのか不安もありますがA18 Proも性能はかなり高いSoCです。MacBook Air(M1)とGeekbenchによるベンチマークを比較してみたところ…

CPUの性能はM1よりもA18 Proの方が上です。GPUはコア数が少なく32574よりも少し性能が劣るとしてM1とほぼ同じ処理性能と見ていいでしょう。A18 ProはiPhoneのチップだけでM1チップと同等レベルの性能を持ってるということになります。

CPUコア、GPUコアの数は少なめですが処理性能は十分高いのです。メディアエンジンもビデオでコードエンジン、ビデオエンコードエンジンもしっかり内蔵してるので動画編集の書き出しもそれなりにこなせそうです。AV1デコードもあるのは大きいですね。

外部ポートは必要最低限

MacBook NeoはMagSafeポートは非搭載でUSB-Cを使って充電することになります。端末左側にUSB-C(3.0)とUSB-C(2.0)を搭載しています。Thunderboltは非対応です。

さらに本体左側の手前側に3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。その隣にある長細いスレッドはスピーカーです。左右手前の横側にステレオスピーカーを搭載する形となっています。

モデルMacBook NeoMacBook Air M5
メインポートUSB-C(USB 3)× 1
USB-C(USB 2)× 1
Thunderbolt 4 × 2
充電ポートUSB-C(20W)MagSafe 3 / Thunderbolt 4
急速充電30分で50%まで充電可能
3.5mmジャック有り
外部ディスプレイ最大1台まで最大2台まで

MacBook Airはヒンジ部分に4スピーカーシステムが埋め込まれていましたがNeoは手前側にデュアルスピーカーを搭載ということで音の聞こえ方は異なりそうですね。

スペック比較

MacBook NeoとMacBook Air M5のスペックをまとめて比較しました。

モデルMacBook NeoMacBook Air M5
チップApple A18 ProApple M5
CPU6コアCPU10コアCPU
GPU5コアGPU8〜10コアGPU
Neural Engine16コアNeural Engine
メモリ8GB16GB〜32GB
ストレージ256GB / 512GB512GB〜4TB
ディスプレイ13.0インチ Liquid Retina13.6インチ Liquid Retina
解像度2408 × 1506(219 ppi)2560 × 1664(224 ppi)
輝度500 nits
Webカメラ12MP FaceTime HD12MP Center Stage
Desk View非対応対応
スピーカーデュアルスピーカー4スピーカーシステム
生体認証(Touch ID)512GBモデルのみ全モデル対応
Wi-FiWi-Fi 6E(802.11ax)Wi-Fi 7(802.11be)
BluetoothBluetooth 6
バッテリー36.5 Wh53.8 Wh
駆動時間(動画再生)最大16時間最大18時間
駆動時間(ワイヤレスWeb)最大11時間最大15時間
充電ポートUSB-C(20W)MagSafe 3 / Thunderbolt 4
メインポートUSB-C × 2(USB3 + USB2)Thunderbolt 4 × 2
外部ディスプレイ最大2台
キーボードバックライトなしバックライトあり
トラックパッド物理式感圧式
サイズ297.5 × 206.4 × 12.7 mm304.1 × 215.0 × 11.3 mm
重量1.23 kg
本体カラーシルバー・インディゴ・ブラッシュ・シトラススカイブルー・ミッドナイト・スターライト・シルバー
発売日2026年3月11日(水)
価格99,800円〜184,800円〜

割り切りで得られるコスパの良さ

MacBook Airは184,800円、MacBook Neoは99,800円と8.5万円も安いです。その分、削られてる機能は多いですがそこまでの性能が必要ないならNeoで十分という人も多いと思います。

また、iPadと比べるとMacBook Neoはコスパが光ると思うんですよね。

例えば、iPad(A16)とSmart Keyboard Folioを組み合わせると10万円近くいきます。iPad Airだと128GBモデルで99,800円とNeoと同じ価格です。もちろん性能が全然違う、タブレットとできることは違いますがキーボード作業ベースで考えるとiPad Airはさらにキーボードを追加する必要があるため費用は嵩みます。

って考えるとMacBook Neoはコスパはめちゃくちゃいいですよね。あと、macOSだとClaude Codeもターミナルからちゃんと使えるメリットがあるのでiPadOSではできないことがMacBook Neoではできるのは大きいと思います。

どんな人におすすめ?

久しぶりの新しいMacBookということでテンション上がってしまいますが、普通に考えるとMacBook Airの方がいいですし、なんなら中古や整備済製品でAirのM2チップ搭載したモデルを買った方がいい気もします。

とはいえ、MacBook Neoは2026年最新型でカラフルな本体カラーモデルを99,800円〜購入できる魅力もありますし、そこまで負荷の高い作業をすることがないなら十分使えるMacBookではあるとは思います。

MacBook Neoがおすすめな人は

スペックでいうならAir M5が全体的に上ですが、MacBook Neoも日常的な作業には十分な性能があります。価格を大幅に抑えたい方やはじめてのMacが欲しいならMacBook Neoです。

MacBook Neoがおすすめな人は
  • 初めてのMacで手頃な価格で試してみたい
  • ウェブ閲覧・書類作成・動画視聴など日常的な用途がメイン
  • 学生・学割でお得に(84,800円〜)購入したい
  • 10万円前後で費用を抑えてMacBookを使いたい
  • カラフルで可愛らしいMacBookが欲しい
  • Airより少しコンパクトに使いたい

A18 ProはiPhone 16 Proで採用されているチップですが性能としては十分使えるものとなっていて、日常的なmacOS作業での体感速度はおそらく大丈夫でしょう。接続ポートの制限が許容できるならバランスは悪くない選択肢となっています。

価格を考慮しないならMacBook Airを選ぶのがいいですが、85,000円の価格差は正直かなり大きいですよね。ライトユーズかつ予算を抑えたいならMacBook Neoで十分そうです。

MacBook Airがおすすめな人は

本格的に仕事やクリエイティブ作業に使いたい、高負荷な作業をするならMacBook Airがおすすめです。最新のM5チップでなくても型落ちのM4、M3、M2チップのモデルを安く買っても十分使える性能は持っています。

MacBook Airがおすすめな人は
  • M5チップで動画編集や重い作業もサクサクこなしたい
  • メモリ16GB以上でマルチタスクに余裕を持たせたい
  • Thunderboltで外付けSSDや外部ディスプレイ2台を使いたい
  • MagSafeでポートを塞がずに充電したい
  • Wi-Fi 7対応の最新無線環境を活用したい
  • バッテリーが長持ち(最大18時間)が欲しい
  • 4スピーカーで音楽・動画をより高音質で楽しみたい

M5のメモリ帯域幅153 GB/sと32GBの大容量メモリが選べるのは将来的なmacOSの要求増加にも余裕をもって対応できます。また、センターステージやデスクビューに対応したWebカメラなど細部のスペックが上なので毎日使うメインPCとして長く使いたいならMacBook Airを選ぶのが良さそうです。