追加するとシンスペースがGoogleの検索に優先的に表示するので登録お願いします!

Apple初の折りたたみスマホとして登場したiPhone Duoを、発売日から1週間弱ほどメインで使ってきました。iPhone Duoは7.6インチのメインディスプレイと5.4インチのカバーディスプレイにA20 Proを搭載した横開きの折りたたみスマホです。

まだiPhone Duoの画面に対応していないアプリも多いですが、使ってみて良いなと感じたところと、ちょっとイマイチかなと感じたところが見えてきました。この記事では、同じく横開きのGalaxy Z Fold8と比べながら、使って感じたことをまとめています。

iPhone Duoのメリット
  • デザインと質感が高い
  • マットフィルムで指紋・ほこりが目立たない
  • マットフィルムで折り目が目立ちにくい
  • アンダーディスプレイカメラで没入感が高い
  • Split Viewでアプリとホーム画面を並べられる
  • 動画を見ながらゲームを遊べる
  • 同じアプリを2つ同時に起動できる
  • 内蔵スピーカーの音質が良い
  • Apple Pencil(USB-C)に対応
iPhone Duoのデメリット
  • 本体が254gと重く片手操作は疲れる
  • 開いてMagSafeを使うと端末がズレる
  • カメラのプレビューと実際の写りがズレる
  • Touch IDから画面ロック解除に少し時間がかかる
  • フローティングキーボードが使えない
  • Siri AI(Siriカメラ)の情報が信用できない

動画レビューはこちら

\iPhoneを購入【PR】/

発売直後に触ったファーストレビューはこちら→

iPhone Duoの良いところ

まずは1週間弱使ってみて、良いなと感じた部分です。

質感の高いデザイン

1週間使ってみて改めて思うのは、デザインと質感の高さです。

サイドフレームにチタニウムを採用していて、背面もマットな手触りになっています。

所有欲が満たされる端末なのは間違いないです。

マットフィルムで指紋・ほこりが目立たない

開いたときのメインディスプレイは、一番上のカバー層にマットなフィルムを採用しています。

指紋やほこりが付いても目立ちにくいです。

正直、AppleのNano-textureディスプレイはあまり好きではなかったので、マットなフィルムと聞いて最初はどうなんだろう?と思っていました。ただ、手で触れる折りたたみスマホなので、マットフィルムを選んだのは良かったんじゃないかと思います。

Galaxy Z Fold8は光沢フィルムで、色鮮やかで発色も良くて見やすいです。

ただ、指紋がたくさん付いたり、ほこりが目立ったりするのはやっぱり気になってくるんですよね。

もちろんマットフィルムにも弱点はあって、油汚れが付くと逆に取れにくかったりします。そこだけ気を付ければ、開いたときにいつでもキレイな画面で使えるのはかなりのメリットです。

折り目が目立ちにくい

折り目も目立ちにくいです。この1週間弱で100回〜200回は開け閉めしていると思いますが、普通に使っていて折り目を感じることはないですし、画面が暗いと若干折り目が見えますが、折りたたみスマホならこんなものかなといったところです。

Galaxy Z Fold8も折り目の筋は同じくらいですが、光沢フィルムなので折り目が目立ちやすいです。折り目がほんとに目立たないモデルが欲しいならOPPO Find N6を選ぶのがいいと思いますが、iPhone Duoくらいの折り目なら特に問題は感じないかと思います。

アンダーディスプレイカメラで没入感が高い

iPhone Duoのメインディスプレイはアンダーディスプレイカメラを搭載していて、インカメラが画面の下に隠れていて没入感がめちゃくちゃ高いです。

Galaxy Z Fold8はパンチホールのインカメラなので、Kindleなどの電子書籍ではパンチホールに文字が被ることがあります。

iPhone Duoではこれが無い。素晴らしいです。

電子書籍を読む端末としてはかなり向いていると思います。まあ、本を読むためだけに36万円の端末を買うかと言われるとそんなことはないんですけど。

YouTubeも、Galaxy Z Fold8は横持ちならパンチホールが少し下がった位置にあるので問題ないですが、縦持ちにするとちょうどコンテンツに被ってしまいます。

これが結構気になります。

iPhone Duoは横持ちでも縦持ちでも被らず、インカメラの位置もほとんど目立ちません。

ただ、YouTubeアプリがまだ縦持ちに最適化されていないところはあるので、アプリの対応待ちですかね。

ホーム画面と並べられるSplit View

iPhone DuoはSplit Viewで2画面表示ができます。2画面表示自体はGalaxy Z Fold8もできますが、使い勝手はけっこう違います。

iPhone Duoは片側でアプリを起動したまま、もう片側でホーム画面を使えます。

天気や株価、為替などのウィジェットを見ながらアプリを使えます。

Galaxy Z Fold8は2画面ともアプリを選ぶ必要があります。Xとブラウザを同時に使うならいいのですが、ウィジェットの情報をさっと確認したいときは、アプリを一度終了させたり切り替えたりする手間が出てきます。

この辺りのアクセスのしやすさはiPhone Duoの方が上手いかなと感じます。

Galaxy Z Fold8はウインドウ操作が可能

ちなみに、Galaxy Z Fold8もウインドウ表示を使えば、iPhone Duoのようにホーム画面のアイコンを出したまま使うことは一応できます。

ただ、この状態ではホーム画面をスクロールできず、ウインドウの裏にあるアイコンを見たいときはウインドウ側を動かす必要があります。iPhone Duoはそのままホーム画面を移動させたり、左右を入れ替えたりが簡単にできます。

Galaxy Z Fold8のウィンドウ操作はパソコンに近い感覚なので、使い勝手は若干異なります。ウインドウは最小化して置いておくこともできるので、使い方次第ではこれでも十分使えるかもしれません。

iPhone DuoのSplit Viewはすごくよく考えられていると思います。分割の幅を調整できなかったり、縦持ちだと1画面になってしまったりと使いにくいところもありますが、その辺りが気にならなければかなり便利です。

動画を見ながらゲームもできる

動画はピクチャーインピクチャー(PiP)に対応しているので、別のアプリを表示しながら見られます。

配信が始まったばかりの『モンスターハンターアウトランダーズ』もiPhone Duoの画面に対応していて、縦持ちにすれば上で動画を見ながら下でゲームを遊べます。

これはいいですね。

A20 Proを搭載しているので重めのゲームも快適に遊べますし、モンハンは画面がキレイで大画面で遊ぶとすごく楽しいです。横持ちにすれば大画面でそのままプレイできます。

これは折りたたみスマホの良いところですね。

普通のiPhone 18 Proでプレイすると、iPhone Duoの画面を見た後だと画面が小さく感じてしまいます。

モンハンは奥側のどこにモンスターがいるかなどの情報が大事なので、大画面の方が把握しやすい気がします。GoogleアカウントでAndroidとiOSを連携できるので、気分でGalaxy Z Fold8でプレイしたりと気軽に切り替えられるのもいいですね。

Galaxy Z Fold8は光沢パネルなので発色はいいですが光の反射は気になりますが、2画面分割、上にX・下にモンハンのように動画アプリ以外と組み合わせられるので、2画面の柔軟性は現段階ではGalaxyの方が上かなといったところ。

動画とゲームを2画面で遊べればいいなら、iPhone Duoで問題ないと思います。

同じアプリを2つ同時に起動できる

iPhone Duoは同じアプリを2つ同時に起動できます。これも便利です。

Safariやカレンダーなど、Apple純正のアプリは大体2つ並べて使えます。App Storeやヘルスケアのように2つ並べる必要がないアプリは対応していません。

ファイルアプリを2つ並べてデータを移動できるのはいいですね。

Galaxy Z Fold8も一部のアプリは2つ同時に使えるので、この辺りは大きな違いはないです。

Claudeは2つ同時に作業ができるので、Macでリモートコントロールしているセッションを2つ並べて使うこともできます。

ChatGPTは今のところ1つしか表示できないので、あとはアプリが対応するかどうかの違いになりそうです。

内蔵スピーカーは横持ちでもステレオ感がある

個人的に、Galaxy Z Fold8と比べて大きく違うと感じるのが内蔵スピーカーの音質です。Galaxy Z Fold8も悪いわけではないですが、やっぱり音が軽くて物足りなさを感じるんですよね。

iPhone Duoは開いて横持ちにしたときにスピーカーが左上と右下にくるので、ステレオ感をしっかり楽しめます。

Galaxy Z Fold8はスピーカーが左側の上と下にあるので、横持ちで動画を見るとステレオ感が損なわれるのが少し気になります。音楽を鳴らすならiPhone Duoで、と思うくらいには差があって、iPhone Duoを使いたくなる理由の1つになっています。

Apple Pencilでメモも書ける

iPhone Duoは先日のアップデートでApple Pencil(USB-C)に対応しました。Galaxy Z Fold8は以前はSペンに対応していましたが、今は純正のSペンにも対応していません。

力の入れ加減で文字の太さを変える筆圧機能や、傾けて線を変える機能は無いので、細かい文字の太さは調整できません。ただ、メモを書くときはそのあたりが反映されないので、かえって書きやすいところもあります。

イラストになると細かい表現ができないので、ここはiPadとの違いになります。メモ書きなら十分使えますし、指で触らないので画面を汚さずに使えるのもいいところ。ポインティングデバイスとして、家や職場でさくっと操作するのもアリだと思います。

ただ、Apple Pencilをどうやって持ち運ぶかは課題です。

本体にくっつきはするのですが、さすがにその状態で持ち歩くわけにもいかないので、どう使っていくかは考える必要がありそうです。

iPhone Duoでイマイチなところ

ここからは1週間弱使ってきて、ちょっとイマイチかなと感じた部分です。

本体が重く片手操作は手が疲れる

本体が重いです。重さは254gあってかなりずっしりしていて、純正ケースを付けると283gになります。

片手操作はできますが、ちょっと手が疲れます。

閉じた状態でも横幅があるので、両手でしっかり持って使うと持ちやすく、キーボードも打ちやすいです。逆に片手操作だとキーボードの幅が広くて打ちにくいですが、片手モードに切り替えれば対処できます。

Galaxy Z Fold8は201gで、iPhone Duoとは53gの差があります。iPhone Duoを使ってからGalaxy Z Fold8を持つと、軽っ!ってなるんですよね。

閉じた状態の横幅もGalaxy Z Fold8の方が少し狭く、ちょうどいいサイズに収まっています。片手操作も意外としやすく、閉じた状態でもかなり扱いやすいです。

iPhone Duoは横幅が広いうえに、左手で持って使うことが多いのでDockのアイコンが遠いです。

右手で持つなら問題ないかもしれませんが、ずっと左手操作でやってきたので1週間弱では慣れませんでした。今後慣れていくかは様子見です。

角の丸いディスプレイでカメラが撮りづらい

iPhone Duoのカバーディスプレイは角が丸くてiPhoneらしいのですが、写真を全画面で表示すると角が欠けてしまいます。

表示が欠けるのはまだいいのですが、個人的に気になったのはカメラ撮影時です。

全画面で表示しているせいで画角が合っておらず、プレビューの左右が少し欠けています。プレビューでは何も写っていないのに、撮影すると端に物が写り込んでいたりします。

Galaxy Z Fold8は写真も全部表示できますし、横持ちのカメラでも画面が欠けないので撮影しやすいです。iPhone Duoのカメラアプリはちょっと見直す必要があるのではないでしょうか。

Touch IDはロック解除まで少し待つ必要がある

iPhone DuoはFace IDに対応しておらず、サイドボタンのTouch IDで画面ロックを解除します。

認証自体は一瞬なのですが、指を当てたあとゲージがいっぱいになるまで画面が開かない仕様なので、ちょっともたつきを感じます。認証した状態で通知の内容を読めるのはいいのですが、急いでいるときは煩わしいです。

なので、指を当てたままジェスチャー操作で開くのがいいと思います。Face IDのような感覚で使えますが、両手が必要になって、左手持ちだと幅が広いので落としそうになるのが難点です。

片手で解除したいなら、右手の人差し指の指先ではなく腹の部分を指紋登録しておくといいですよ。持ち方は少し特殊になりますが、触れたままジェスチャーですぐに解除できます。

Apple Watchを持っているなら、連携してロック解除することもできます。慣れれば何とかなるかなといったところです。

フローティングキーボードが使えない

開いて横持ちにしたとき、キーボードを右側に寄せることはできますが、フローティングキーボードにはできません。

Galaxy Z Fold8はフローティングキーボードにできるので、開いた状態を左手で持っても片手で操作しやすいです。キーボードの汎用性はGalaxyの方が上かなと感じるので、iPhone Duoももう少し自由度があればいいですね。

この辺りはアップデートでの対応に期待したいところ。

Siri AIの情報はまだ信用できない

iOS 27.2からSiri AIが使えるようになりました。アプリ間で連携してAIに指示を出せるようになっていて、カメラアプリにもSiriカメラが入っています。

ただ、Siriカメラの精度がかなり悪いです。Galaxy Z Fold8を写して何の端末か聞いてみたら、「iPhone DuoはApple初の折りたたみiPhoneです」と返ってきました。思いっきりGalaxyなんですけど…。

金沢21世紀美術館にある球体のパビリオンを写してみたときも、1回目は草間彌生の「ナルシスの庭」と返ってきました。

もう一度写すと、今度はフロリアン・グラールの「Klangfeld III for KANAZAWA」。写すたびに違う作品の名前が出てきます。

同じものをGoogleレンズで調べると、妹島和世+西沢立衛(SANAA)による球体パビリオン『まる』と出てきました。

合っています。Googleの検索を使ったGoogleレンズは信頼できますが、カメラのSiriが出す情報は、今のところ信用できません。

iPhone Duoのカメラにある写真マークの方はGoogle検索が入るので、正確な情報が出てきます。物を調べるならこちらを使いましょう。

Siriカメラはオンデバイス処理らしく、それでこのような結果になっているようです。レシートの文字をメモに書き出したり、割り勘の計算をしたりといった使い方ならできるらしいです。

チャット形式のSiri AI(アプリ)はクラウド処理なので、Siriカメラより信頼できるみたいです。ただ、アプリ版で試してみても、北海道のモエレ沼公園にあるイサム・ノグチの遊具彫刻と返ってきてダメでした。

他にもいろいろ試しましたが適当な答えが多く、返ってきた情報が合っているかを毎回確かめないといけないので、今の段階では使えないです。ベータ版なのでそういうものかもしれませんが、出すには早かったんじゃないでしょうか。

アプリ間連携のAIは便利なので、そちらだけ使うなら問題はないと思います。

価格と保証をどうするか

iPhone Duoはやっぱり高いです。Apple Storeで256GBが364,800円で、Galaxy Z Fold8の256GB(269,880円)とは94,920円の差があります。

さらに、AppleCare+も月額2,980円(年額29,800円)と高めで、2年間使うと保証だけで6万円近くかかります。ただ、AppleCare+に入っていないと修理代はかなり高くなります。

修理内容AppleCare+なしAppleCare+あり
カバーレイヤーの損傷8,800円3,200円
背面ガラスの損傷34,800円3,700円
バッテリー修理40,800円0円
背面カメラの損傷40,800円-
アウターディスプレイの損傷64,800円3,700円
アウターディスプレイと背面ガラスの損傷87,800円-
インナーディスプレイの損傷182,800円12,900円
その他の損傷273,800円12,900円

金額はAppleに直接修理を出したときの見積額で、AppleCare+ありのバッテリー修理は容量が80%を下回った場合です。

インナーディスプレイを割ると182,800円、その他の損傷だと273,800円かかります。落としたときのリスクを考えるとAppleCare+を付けるのが一番なのかなとは思いますが、まだ付けていません。

今考えているのが、ヤマダ少額短期保険の「ヤマダのくらしまるごと保険」です。月額890円で最大30万円まで補償してくれて、iPhoneだけでなくパソコンやカメラなど最大5台まで登録できます。

物損・水濡れ・自然故障に対応していて、加入前に買った端末も購入から1年以内なら対象になります。最近、RICOH GR IV 30thを買ったので一緒に守っておきたいのもあって、これにしようかなと思っています。

上限は30万円なので、2台同時に壊れると30万円を超える可能性があり完全な保証ではないです。とはいえ、どちらか片方を落として直すくらいなら賄えそうです。端末が高いだけに保証をどうするかは悩ましいところで、Galaxy Z Fold8でも同じ考え方になると思います。

使うほど良さが分かる、でもまだ発展途上のiPhone Duo

iPhone Duoはアンダーディスプレイカメラとマットなフィルム、ホーム画面と並べられるSplit Viewで、開いたときの使い心地にしっかり差を付けてきたのではないでしょうか。

内蔵スピーカーの音も良く、鳴潮やモンハンのような重めのゲームを大画面で遊べるのも楽しいです。

一方で、まだiPhone Duoに対応していないアプリが多いのは気になります。未対応のアプリは右側に黒帯が入って表示が狭くなるので、使えないことはないですが、どれくらい早く対応してくれるかですね。

端末の重さやTouch IDは慣れで何とかなる部分もありますが、もう少し使い込んでみないと分からないところも多いので、今後もGalaxy Z Fold8などと比べていきたいと思います。

iPhone Duoのメリット
  • デザインと質感が高い
  • マットフィルムで指紋・ほこりが目立たない
  • マットフィルムで折り目が目立ちにくい
  • アンダーディスプレイカメラで没入感が高い
  • Split Viewでアプリとホーム画面を並べられる
  • 動画を見ながらゲームを遊べる
  • 同じアプリを2つ同時に起動できる
  • 内蔵スピーカーの音質が良い
  • Apple Pencil(USB-C)に対応
iPhone Duoのデメリット
  • 本体が254gと重く片手操作は疲れる
  • 開いてMagSafeを使うと端末がズレる
  • カメラのプレビューと実際の写りがズレる
  • Touch IDから画面ロック解除に少し時間がかかる
  • フローティングキーボードが使えない
  • Siri AI(Siriカメラ)の情報が信用できない

価格はApple Storeで256GBが364,800円、512GBが399,800円、1TBが469,800円、2TBが574,800円です。高い端末なので、購入するなら保証の入り方も一緒に考えておくのが良いかもしれません。

\iPhoneを購入【PR】/
かずや / シンスペース
この記事を書いた人:かずや / シンスペース

2016年よりスマートフォン・ガジェットのレビューを行うシンスペースを運営。実機購入によるレビューが多め、これまで400台以上の端末をレビュー。YouTubeチャンネルは94,000人を突破。

コメントをどうぞ!

メールアドレスを入力しなくてもコメントは残せます。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。