Galaxy S26 Ultra レビュー

SamsungがGalaxy S26 Ultraを2026年3月12日(木)に発売しました。

Galaxy S25 Ultraからデザインが大きく変わりGalaxy S26やS26+と統一されたフォルムになって、サイドフレームもチタニウムからアルミニウムに変更され本体が薄く軽量になっています。

さらに、スマホで世界初となるプライバシーディスプレイを搭載して横からの覗き見を防止できるなど使いやすさを重視した方向での進化を感じることができます。

ということで、Galaxy S26 Ultraをレビューしました。どんなスマホなのか実際に使ってどうかメリットやデメリットを書いたので参考にしてください。

Galaxy S26 Ultraのメリット
  • 6.9インチ大画面ディスプレイを搭載
  • 大画面なのに214gと軽量な端末
  • 世界初のプライバシーディスプレイを搭載
  • 公共機関で覗き見を防ぐことができる
  • 先回りするAI機能が便利
  • Snapdragon 8 Elite Gen 5で高性能
  • ベイパーチャンバー大型化で放熱性能が向上
  • 内蔵スピーカーの音質が向上
  • Sペンを内蔵している
  • DeXモードでパソコンとしても使える
  • Felica(おサイフケータイ)に対応
Galaxy S26 Ultraのデメリット
  • チタニウム廃止でアルミフレームに
  • プライバシーディスプレイに酔う可能性がある(人による)
  • 広角・光学5倍望遠カメラの最短撮影距離が伸びた
  • Sペンの収納に方向がある
  • aptX Adaptiveに非対応

Galaxy S26 Ultraの特徴

Galaxy S26 Ultra
Galaxy S26 Ultraの特徴
  • ディスプレイ:6.9インチ 有機EL
  • 解像度:3120 × 1440ピクセル(1〜120Hz)
  • SoC:Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy
  • メモリ:12GB / 16GB LPDDR5X
  • ストレージ:256GB / 512GB / 1TB(UFS 4.0)
  • 生体認証:顔認証 / 画面内指紋認証(超音波式)
  • 広角カメラ:200 MP(1/1.3″)F/1.4
  • 超広角カメラ:50 MP(1/2.55″)F/2.2
  • 望遠カメラ×3:10 MP(1/3.94″)F/2.4
  • 望遠カメラ×5:50 MP(1/2.52″)F/2.9
  • フロントカメラ:12 MP(1/3.2″)F/2.2
  • スピーカー:ステレオスピーカー
  • 通信:5G (Sub-6 / mmWave) / Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0
  • 防水防塵:IP6X / IPX8
  • バッテリー:5,000 mAh
  • NFC:おサイフケータイ対応
  • 充電:USB Type-C 最大60W / Qi2 Ready 最大25W
  • サイズ:163.6 × 78.1 × 7.9 mm / 214g
  • OS:Android 16 〜
  • 端末価格:218,900円〜(税込)
  • 発売日:2026年3月12日(木)

Galaxy S26 UltraはGalaxy Sシリーズの最上位モデルでSペンを内蔵した大画面スマートフォンで、前モデルのGalaxy S25 Ultraからデザインが一新され、Galaxy S26やS26+と共通のフォルムを採用しています。

SoCにSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載し前モデルのSnapdragon 8 Elite for Galaxyからさらに性能が向上しゲームをより快適に遊べるようになりました。メモリは12GBまたは16GBのLPDDR5Xを搭載、ストレージは256GB、512GB、1TBから選べます。

カメラは200MPの広角カメラのレンズがF/1.7からF/1.4の大口径になり暗所撮影が強化、さらに光学5倍望遠カメラもF/3.4からF/2.9と明るい新設計のALoPカメラを採用しています。

そして、Galaxy S26 Ultraの目玉はこれです。覗き見防止のプライバシーディスプレイに対応しました。

スマホとして世界初となるプライバシーディスプレイは画面の視野角を制限することで横からの覗き見を防止できる機能です。満員電車でスマホを使うときに周りの目が気になるという方にはとても嬉しい機能となっています。

カラーバリエーションはコバルトバイオレット、ブラック、ホワイト、スカイブルーの4色に加えてオンライン限定でシルバーシャドウとピンクゴールドが用意されています。

Galaxy S26 Ultra 本体カラー

S25 Ultraはチタニウム系の落ち着いた4色展開でしたがS26 Ultraはコバルトバイオレットやスカイブルーなどのカラーが追加されて選ぶ楽しさがあります。

Galaxy S26 Ultraは256GBモデルが218,900円、512GBモデルが246,400円、1TBモデルが299,200円で購入できます。キャリアでの取り扱いもドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルと幅広く2年返却プログラムを活用することで費用を抑えてGalaxy S26 Ultraを使えそうです。

Galaxy S26 Ultraのレビュー

本体デザイン・サイズ

Galaxy S26 Ultraの本体デザインを見ていきます。

Galaxy S26 Ultraは前モデルからデザインが変わりました。Galaxy S26やS26+と統一されたフォルムになりUltraらしい角張ったデザインからやや丸みを帯びた形状に変化しUltraというプレミアム感は少し薄まった印象ですが、統一感のあるデザインとなっています。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra

本体サイズは(163.6 × 78.1 × 7.9 mm)でS25 Ultraの(162.8 × 77.6 × 8.2 mm)と比べると高さと幅は若干大きくなりましたが厚みは(8.2mm → 7.9mm)と薄くなっています。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 本体の厚みとレンズの高さ

ただ、カメラレンズの出っ張りは大きくなりました。この影響でテーブルに端末を置いたときの段差が大きくなってガタ付きが結構あります。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 端末のガタ付き

見た目からかなり浮いてしまってるのがわかります。

テーブルに置いたまま操作するとガタガタです。S25 UltraもガタガタでしたがGalaxy S26 Ultraはガッタガタです。ケース装着してもあまり変わらないのでこういうもんだと思って使うしかなさそうです。

重量は(218g → 214g)と4g軽くなっています。6.9インチの大画面スマートフォンで214gはかなり軽い部類で持った時の印象も薄くなったことで手にフィットしやすくなった感じがします。

フレーム素材はチタニウムからアルミニウムに変更。高級感という意味ではチタニウムの方が上ではありますが、実際に触ってみると思ったほど質感は悪くないです。軽量化にも貢献しているので個人的にはアリだと思います。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra アルミとチタニウム

右側面にはサイドボタンと音量ボタンが配置されています。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 操作ボタン

左側面にはボタン類はありません。S25 Ultraにあったミリ波のアンテナはGalaxy S26 Ultraはありません。アンテナはないですがミリ波は対応しているので内部のどこかにアンテナがあるのでしょう。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 端末左側

上側にはマイク穴があります。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 端末上

下側にはSIMカードスロット、USB Type-Cポート、スピーカー穴、Sペンの収納スロットがあります。SIMカードはnanoSIM + eSIMのデュアルSIMに対応しています。この辺りはS25 Ultraと同じ構成ですね。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 端末下

充電はUSB Type-Cを採用し充電速度が(45W → 60W)に高速化しています。実際に計測してみたところ(17.2V × 2.19A = 38W)で充電してました。

Galaxy S26 UltraはQi2 Readyに対応し最大25Wのワイヤレス充電に対応しワイヤレス充電が(15W → 25W)と強化されています。充電速度が上がったのは地味に嬉しいところですね。

Qi2 Readyは対応ケースを装着するとマグネット周辺機器が使える規格で対応のウォレットスタンドを使えます。

Galaxy S26 Ultra ケース + マグネットウォレット

ただし、カメラが縦並びでマグネット部分が上側にあることで干渉して使えない周辺機器が多いんですよね。Moftのウォレットスタンドは斜めにしないと装着できないです。

丸い形状の充電アダプタは問題ないです。S26 Ultra向けに開発された周辺機器なら問題はないのかなとは思いますが、少し選択肢が少なくなってしまうのは勿体無いですね。

また、Galaxy S26 UltraはSペンも引き続き内蔵されています。ちょっとしたメモやイラストの作成、小型タブレットのような使い方ができるのはGalaxy S Ultraシリーズならではです。

Galaxy S26 Ultra Sペンを内蔵

ただし、端末が丸みを帯びたデザインになったことでSペンの収納に方向があるので注意です。

Galaxy S26 Ultra Sペン収納
Galaxy S26 Ultra Sペン収納 逆側

まあ、使っていくと方向になれるとは思いますし逆に入れたとしても問題なく使えるので問題はないですが少し気になるところですね。

生体認証は顔認証と画面内指紋認証(超音波式)に対応しています。

超音波式の画面内指紋認証は認証速度が速く精度も高いです。顔認証と併用すればロック解除でストレスを感じることはほぼないでしょう。

IP68の防水防塵に対応しています。

IP規格の等級
  • IPX8:強い水圧、高温にも耐えらえる防水性能
  • IP6X:直径75μm以下の塵埃が内部に侵入しない

IPX8等級の防水性能があるので水回りでの使用はもちろん、突然の雨でも安心して使えます。IP6Xの防塵性能もあるのでアウトドアでも問題ないでしょう。

本体デザイン・サイズの評価
  • S26 / S26+と統一されたデザイン
  • 薄型化・軽量化で持ちやすくなった
  • IP68の防水防塵に対応
  • Sペンを内蔵している
  • 超音波式の画面内指紋認証 + 顔認証
  • 有線60W / ワイヤレス25Wに充電速度が向上
  • チタニウムからアルミフレームに変更
  • レンズの高さによるガタ付きが大きい
  • Sペンの収納に方向がある

プライバシーディスプレイを初搭載

Galaxy S26 Ultraは6.9インチの有機ELディスプレイを搭載しています。解像度は3120 × 1440ピクセルでリフレッシュレートは1〜120Hzの可変式となっています。

Galaxy S26 Ultra ディスプレイ

リフレッシュレートは120Hzでスクロールも滑らかです。S25 Ultraと同じ120Hzですが1〜120Hzの可変式なので静止画面では消費電力を抑えてくれます。

画面輝度はピークで(2,600 nits)と非常に明るいです。直射日光の下でも画面の視認性は良好です。

保護ガラスにはS25 Ultraと同じGorilla Armor 2を搭載しています。Gorilla Armor 2はほんとに傷が付着しにくいので画面を裸で使いたい派にとっては最高のパネルとなっています。

さらに低反射なので光の写り込みが少なくて視認性が向上します。(ただし、プライバシーディスプレイの影響かS25 Ultraよりも低反射レベルは低減しています。)

6.9インチの大画面なのでSNS、Webブラウジング、動画視聴はもちろんSペンを使ってのメモ書きやお絵描きにも使えます。まさにちょっとした小型タブレットのような使い方ができるスマホです。

Galaxy S26 Ultra Sペンを使う

そして、Galaxy S26 Ultraの目玉機能がプライバシーディスプレイです。ONにすると画面の視野角が制限されて横から覗き見ができなくなります。

満員電車や公共機関でスマホを使う時に人の目が気になるということはあると思いますがGalaxy S26 UltraならプライバシーディスプレイをONにするだけで安心して使えますし、特定のアプリを起動した時に自動でプライバシーディスプレイをONにする設定も可能ですし通知表示を隠せます。

Galaxy S26 Ultra プライバシーディスプレイの個別設定

これ、ほんとに便利というか移動中も人の目を気にすることなくコンテンツに没頭できるのはほんとに素晴らしい。普段電車に乗らないですが遠出した時にめっちゃ感じました。

ただし、プライバシーディスプレイをONにすると画面酔いする可能性が指摘されています。たしかに普通の画面よりも酔いやすいかも?って思うことあります。

これは人によるところで気持ち悪くなりそうと思って画面を見ると酔いやすく、酔わないと思って見たら酔わないという車酔いに似たプラシーボ効果の可能性もありそうです。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra ディスプレイ
Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra

また、プライバシーディスプレイをOFFの状態でも画面が少し暗く感じることはあるかもしれません。正面からだと差はあまりないですが横から見るとGalaxy S26 Ultraは視野角が狭くなっています。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra 視野角の違い
Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra

だいぶ違いますよね。正面から見るならとくに大きな差を感じることはないですが横から見ることもある場合は少し注意する必要がありそうです。

先回りするAIがとても便利

Galaxy S26 UltraのAI機能も進化しています。先回りするAIはメッセージアプリの内容を読み取って必要な情報を自動で表示してくれる機能です。

例えば、LINEなどで「来週の土曜日空いてる?」と聞かれた時にAIが自動でカレンダーの予定を検索して予定があれば表示してくれます。わざわざカレンダーアプリに切り替えて確認する手間がなくなるのでこれはかなり便利です。

また、「ベトナムに行った時の写真を送って」というメッセージに対してもギャラリーアプリから該当する写真を探し出してくれますし、「中目黒にいるよ」というメッセージに対して自動で位置情報を検索してマップを表示してくれたりもします。

こういった「あると便利だけど自分でやるのは面倒」な作業を先回りしてくれるのがGalaxy S26 UltraのAIのすごいところですね。

ディスプレイ・操作性の評価
  • 6.9インチ大画面でコンテンツを楽しめる
  • 世界初のプライバシーディスプレイを搭載
  • Gorilla Armor 2で傷に強く低反射
  • Sペンでメモしたりお絵描きができる
  • 先回りするAIがとても便利
  • プライバシーディスプレイに酔う可能性も(人による)
  • OFFでも視野角が少し狭くなった

オーディオ

Galaxy S26 Ultraはステレオスピーカーを搭載していますが、S25 Ultraと比べて低音〜中音にかけて力強くなって迫力のあるサウンドに進化し音楽鑑賞、動画視聴、ゲームの音も以前より臨場感が増しています。

迫力が全然違いますよね。

3.5mmヘッドフォンジャックは非搭載なのでワイヤレスイヤホンまたはUSB Type-C対応のイヤホンを使う必要があります。

ワイヤレスイヤホンで使えるBluetoothコーデックは以下のとおりです。

音声コーデック
  • AAC / SBC
  • LDAC
  • aptX

QualcommのSnapdragonを搭載しているのにaptX Adaptiveに対応していないのは残念なところです。いい音で聴きたい場合はLDAC対応のイヤホンを使うかGalaxy BudsシリーズならSamsung Seamless Codecにも対応しているので相性は良いですね。

オーディオの評価
  • ステレオスピーカーの音質が向上
  • 低音〜中音の力強さが増した
  • LDACに対応している
  • 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載
  • aptX Adaptiveに非対応

SoC性能・ゲーム性能について

Galaxy S26 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載しています。メモリは12GB、ストレージは256GB、512GB、1TB(メモリ16GB)から選べます。

項目Galaxy S26 UltraGalaxy S25 Ultra
SoCSnapdragon 8 Elite Gen 5 for GalaxySnapdragon 8 Elite for Galaxy
CPU8コア(2×4.74 GHz + 6×3.62 GHz)8コア(2×4.47 GHz + 6×3.53 GHz)
GPUAdreno 840Adreno 830
メモリ12 / 16GB(LPDDR5X)12GB(LPDDR5X)
ストレージ256GB / 512GB / 1TB(UFS 4.0)

製造プロセスは引き続き3nmですがCPUがOryon V2からOryon V3に世代が変わりCPUの最大クロックは(4.47 GHz → 4.74 GHz)に向上しています。高効率コアも(3.53 GHz → 3.62 GHz)とマルチスレッド性能もしっかり改善されていますね。

Antutu(v10)でベンチマークを計測してみました。

Galaxy S26 Ultraは(2591905)、Galaxy S25 Ultraは(2303192)で約10%のスコアアップとなっています。

続いてAntutu(v11)で計測してみました。

Galaxy S26 Ultraは(3723204)、Galaxy S25 Ultraは(3049946)で約20%のスコアアップでとくにグラフィック性能が向上しv11のスケールでより差が顕著に出ています。

3D Mark(Solar Bay Stress)でグラフィック性能も計測しました。

Galaxy S26 Ultraのベストスコアは(12899)でロースコアは(6972)、安定性は(54%)でした。S25 Ultraはベストスコアが(10696)でロースコアが(6180)、安定性は(57.8%)とこちらも10〜15%ほどの性能アップといったところでしょうか。

フレームレートもS26 Ultraの方が伸びています。

Snapdragon 8 Elite Gen 5は発熱しやすいチップですがGalaxy S26 Ultraはベイパーチャンバー(VC)の大型化で放熱性能が向上しているので上手く制御してるのかもしれません。

ブラウザ、SNSなど普段使いの動作感を確認してみました。

快適に動作しています。Snapdragon 8 Elite Gen 5の処理能力なら普段使いで引っかかるような場面はまずないでしょう。

原神を最高画質(60fps)でプレイしてみました。

原神はS25 Ultraとほぼ同等のフレームレートですがGalaxy S26 Ultraはレート落ちはより少なくなっています。バランスモードでの計測なのでパフォーマンスモードならもっと安定しますし原神に関してはどちらもそれなりに快適に遊べます。

鳴潮をバランスモード → パフォーマンスモードでプレイしてみました。発熱はしてるそれなりにしてる状態だとGalaxy S25 Ultraはバランスモードで(28-41 fps)で動作します。

パフォーマンスモードで(56-60fps)とかなり滑らかに動作しています。S25 Ultraは発熱時はバランスモードだと少しレートが落ちますがパフォーマンスモードなら大丈夫のようですね。

そして、Galaxy S26 Ultraはバランスモードで(53-60 fps)とかなり安定しています。

パフォーマンスモードにしなくても動作が安定しています。25 UltraのSnapdragon 8 Eliteもゲームに強いSoCでしたがSnapdragon 8 Elite Gen 5はさらにグラフィック性能が高くなって電池減りを抑えながらしっかり鳴潮を遊べそうです。

発熱について

Antutuベンチマーク → 3D Mark → 原神 → 鳴潮を連続でプレイした状態で端末の表面温度を計測しています。

Galaxy S26 Ultraの最高温度は(40.8℃)でGalaxy S25 Ultraは(44.2℃)でした。(3.4℃)も低く抑えられています。

Galaxy S26 Ultraはベイパーチャンバーが大型化し21%放熱性能が向上し実際に長時間ゲームをプレイしても以前ほど熱くなりにくくなった印象です。SoC性能が上がりつつ発熱が抑えられているのはとても良いですね。

バッテリーの持ち

Galaxy S26 Ultraのバッテリー容量はS25 Ultraと同じ(5,000mAh)です。実際のバッテリーの持ちを計測してみました。

計測内容Galaxy S26 UltraGalaxy S25 Ultra
バッテリー容量5,000 mAh
YouTube 60分6%消費7%消費
原神(中30)30分7%消費
原神(最高60)30分11%消費12%消費
鳴潮(最高60)30分11%消費12%消費
鳴潮(最高60)パフォーマンスモード 30分15%消費15%消費
メメントモリ 30分7%消費5%消費
待機 8時間3%消費

バッテリー容量は同じですがSoC効率の改善により全体的にわずかにバッテリー持ちが良くなっています。YouTube 60分で(6%消費)、原神最高画質30分で(11%消費)、待機8時間で(3%消費)と普通に使って1日は十分持つバッテリーライフです。

YouTubeのレビュー時の計測においてもGalaxy S26 Ultraの方が電池持ちが良い結果となっています。

バッテリー容量は据え置きですがSoCの電力効率向上と放熱性能の改善が地味に効いている感じです。

先日、金沢から福岡まで旅行に行ってGalaxy S26 Ultraで音楽を聴いたり情報を調べたり写真撮ったりと1日使いましたが100%から30%ほどの消費でした。よほどヘビーな使い方をしない限りバッテリーで困ることはなさそうです。

SoC性能・電池持ちの評価
  • Snapdragon 8 Elite Gen 5で性能が向上
  • ベイパーチャンバー大型化で発熱を抑制
  • 高負荷ゲームも快適に動作する処理性能
  • バッテリー持ちは十分で1日使える
  • バッテリー容量は5,000mAh据え置き

カメラ(静止画)

Galaxy S26 Ultraは広角200MP + 超広角50MP + 望遠10MP(光学3倍)+ 望遠50MP(光学5倍)のクアッドカメラを搭載しています。

Galaxy S26 Ultra vs S25 Ultra リアカメラ
カメラGalaxy S26 UltraGalaxy S25 Ultra
広角200 MP(1/1.3″)・F/1.4200 MP(1/1.3″)・F/1.7
超広角50 MP(1/2.55″)・F/2.2
望遠(3倍)10 MP(1/3.94″)・F/2.410 MP(1/3.52″)・F/2.4
望遠(5倍)50 MP(1/2.52″)・F/2.950 MP(1/2.5″)・F/3.4
フロント12 MP(1/3.2″)・F/2.2

広角カメラのセンサーサイズは(1/1.3型)と変わりませんがレンズがF/1.7からF/1.4の大口径になったのが大きな変化です。

光学5倍望遠カメラもF/3.4からF/2.9に明るくなり新設計のALoPカメラを採用しています。レンズ群がイメージセンサーとプリズムの間に配置されていたものがプリズムの上部に配置する構造に変わり小型化を実現しています。

実際にどれくらい変化してるのか比較しました。

広角カメラは昼間の撮影ではS25 Ultraと大きな違いは感じませんが、F/1.4の大口径レンズによりボケ感がわずかに増している印象です。

暗所撮影ではF/1.4の大口径レンズの効果が出ていますね。ノイズが減ってディテールの描写がしっかりしてきた印象です。同じセンサーサイズなのにレンズの違いで大きく変わるもんですね。

また、大口径レンズによって被写体に寄った時の背景のボケ感は同じ距離から撮影するとGalaxy S26 Ultraの方が大きく雰囲気ある感じで撮影できるようになりました。

同じセンサーサイズでF/1.7 → F/1.4になってだいぶ変わりましたね。

光学3倍望遠カメラのセンサーサイズは(1/3.52型 → 1/3.94型)と小型化していますが意外と画質は劣化していません。ただし、暗所撮影になるとノイズが多くなっているのは気になるところです。

光学5倍望遠カメラは新設計のALoPレンズになってF/3.4 → F/2.9と明るくなっています。わずかに暗所での解像感が向上したでしょうか?

あまり違いはないかもしれませんね。ただ、レンズが明るくなってブレが少なくなった気もするので撮影しやすくなった気がします。

10倍ズーム画角でも50MPセンサーからのクロップなので解像感は十分です。ただし、解像感はS25 Ultraの方が上かもしれませんね。

10倍画角以降は徐々に画質の荒さが目立ってくる感じ、とくに逆光のあるシーンだとS26 Ultraは少しフレアが入ってしまうこともあり全体的に白っぽい感じになることもあります。

また、車のライトなど逆光による光芒はS25 Ultraの煌びやかなものから普通の光芒に変わっています。

ALoPはレンズの配置が従来のペリスコープレンズと異なる影響なのでしょうね。個人的には煌びやかな光芒が好きだったので少し残念でもあります。

また、最短撮影距離も大きく変わっていて広角カメラはレンズが大口径になったことで(約9cm → 約19cm)に伸びたので近くの被写体を撮影しにくくなっています。

だいぶ距離感が変わりました。

Galaxy S26 UltraでS25 Ultraと同じ距離感で撮影したい場合はデジタルズーム3倍を組み合わせて撮影するのが良さそうです。

2億画素のセンサーなので4倍画角くらいまでは十分キレイに撮影できるかと思います。

また、光学5倍望遠カメラもCamera Assistでレンズ固定した場合の最短撮影距離が(約25cm → 約62cm)とかなり伸びて物撮りがしにくくなったのは正直キツイところです。

だいぶ離れて撮影することになります。ただ、50MPセンサーなので10倍画角でクロップ撮影可能で離れて同じくらいの画角での撮影は可能となっています。

レンズが明るくなって画質は向上してるようにも感じます。

Galaxy S26 Ultraのカメラシステムはレンズ固定ではなくデフォルトのレンズ自動の方が使いやすいと思います。例えば広角カメラで物撮りをしたい場合は光学3倍カメラを組み合わせで寄って撮影しやすいです。

10MPのセンサーですが意外とキレイに撮影できるので基本的にGalaxy S26 Ultraのレンズはカメラアシストを使わずにデフォルトで使うのが良さそうです。

Galaxy S26 Ultra カメラの作例

Galaxy S26 Ultraで撮影した作例をいくつか載せておきます。

Galaxy S26 Ultraは新しくフィルム系のフィルターも追加されています。クラシックフィルムで撮影してみました。

シックで雰囲気ある色味ですね。他にもシネマティック、オーラ、ポッピ、モダン、ビビッド、ノワールなどのフィルムフィルターが使えるようになっています。

カメラ:動画撮影

Galaxy S26 Ultraは4K60fps、8K30fpsの動画撮影に対応しています。どんな感じで撮影できるかGalaxy S25 Ultraと比較しました。

広角での動画撮影はどちらもキレイですが望遠画角になると大きな差はないですがS25 Ultraの方が解像感が高い場面もあります。水平ロックにも対応しているのでスマホを回しても水平を保つことができるので動画撮影はとてもしやすいものとなっています。

カメラの評価
  • 広角は大口径レンズで暗所撮影が向上
  • 光学5倍望遠がF/2.9に明るくなった
  • 超広角50MPで十分な画質
  • 4K60fps / 8K30fpsの動画撮影に対応
  • 水平ロック対応
  • 広角の最短撮影距離(9cm → 19cm)
  • 光学5倍望遠の最短撮影距離(25cm → 62cm)
  • 光学3倍望遠のセンサーサイズが小型化
  • 望遠画角の動画解像感がS25 Ultraより若干劣る場面あり

端末価格

Galaxy S26 Ultraは256GBモデルが218,900円、512GBモデルが246,400円、1TBモデルが299,200円で購入できます。S25 Ultraから256GBは29,200円、512GBは36,700円ほど値上げとなっています。

購入方法Galaxy S26 UltraGalaxy S25 Ultra
公式ストア:256GB218,900円189,700円
公式ストア:512GB246,400円209,700円
公式ストア:1TB299,200円249,700円
ドコモ:256GB240,790円
新規・MNP2年返却:119,350円
au:256GB241,800円
2年返却:115,000円
ソフトバンク:256GB240,480円
MNP2年返却:41,920円
楽天モバイル:256GB219,840円
MNP2年返却:95,760円

キャリアでの取り扱いもドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルと幅広いです。

MNP+2年返却で最安なのはソフトバンクの(41,920円)です。ただしソフトバンクは通信料金が少し高いので注意です。楽天モバイルは端末定価が(219,840円)と最も安く、通信費用も控えめなのでトータルコストを考えるとコスパはとてもいいです。

キャリア版は2年返却で月々の負担がほとんどかからないですし、Samsung公式ストアでも一括購入で218,900円からと値上げ幅は大きいですがプライバシーディスプレイやAI機能の進化、カメラの大口径レンズなど着実に進化しているので価値はあるかなと思います。

Galaxy S26 Ultra レビュー:まとめ

Galaxy S26 Ultra メリット・デメリット

Galaxy S26 Ultraのメリット
  • 6.9インチ大画面ディスプレイを搭載
  • 大画面なのに214gと軽量な端末
  • 世界初のプライバシーディスプレイで覗き見を防止
  • 先回りするAI機能が便利
  • Snapdragon 8 Elite Gen 5で高性能
  • ベイパーチャンバー大型化で発熱が3.4℃低減
  • 内蔵スピーカーの音質が向上
  • 広角F/1.4大口径レンズで暗所カメラが強化
  • Sペンを内蔵している
  • DeXモードでパソコンとしても使える
  • Felica(おサイフケータイ)に対応
Galaxy S26 Ultraのデメリット
  • チタニウム廃止でアルミフレームに変更
  • プライバシーディスプレイに酔う可能性がある(人による)
  • 広角・光学5倍望遠カメラの最短撮影距離が伸びた
  • Sペンの収納に方向がある
  • aptX Adaptiveに非対応

どんな人におすすめ?

最後にどんな人におすすめかまとめます。

どんな人におすすめ?
  • 電車をよく使うので覗き見を防止したい人
  • キレイに撮影できる高倍率ズームがほしい人
  • 充実したAI機能を堪能したい人
  • Sペン内蔵の小型タブレットスマホが欲しい人
  • OS含めて扱いやすいスマホがほしい人

Galaxy S26 Ultraは6.9インチの大画面にSペンを内蔵し、Snapdragon 8 Elite Gen 5で処理性能もフラグシップスマホです。デザインがS26シリーズと統一され薄型・軽量化したことでS25 Ultraよりも持ちやすくなりました。

Galaxy S26 Ultra

Ultraならではもプレミアム感のあるデザインで花育なったのは残念ですが、Ultraならではの機能としてプライバシーディスプレイが使えますし先回りするAIなど日常での利便性を高める機能が充実しています。

スピーカーの音質も向上し動画コンテンツや音楽もしっかり楽しめるようになりましたがし、Snapdragon 8 Elite Gen 5でゲームにより強くなってしっかり進化を感じることができるでしょう。

7年間のOS・セキュリティアップデートも保証されているので長く使えるのもGalaxyを選ぶ魅力の一つとなりそうです。価格は値上がりしていますがキャリアの2年返却プログラムを活用すれば手が届きやすくこれだけの機能が揃っていて弱点が少なく優等生となっています。