5.4インチのiPhone 13 miniが発売されて4年の歳月が経過しようとしていますが、そろそろ新しいモデルに乗り換えたいけど後継機種がなくて買い替えできない!って思ってる人もいるのではないでしょうか。

2025年9月に小型ではないけど薄型のiPhone Airが発売となりましたが、13 miniからの乗り換え先としてはどうなのか。画面サイズは5.4インチから6.5インチと巨大化するので「デカすぎる。無しでしょ」ってなるかもしれません。

ただ、iPhone Airを実際に手にすると「5.64 mm」のインパクトは大きくて意外と 13 mini から乗り換えても「アリかも?」となる可能性はあります。

ということで、iPhone 13 mini から iPhone Air に乗り換えるとどんなメリットがあって、逆にデメリットはあるのかなどを比較してみたいと思います。

本体サイズについては感覚の部分が大きいので断言はできないですが 13 mini の乗り換え先の選択肢として検討してみてはどうでしょうか。

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iPhone 13 mini → Air メリット

本体が薄く感動する

iPhone Airは本体の厚みがとにかく薄いです。13 miniは 7.65mm だったのが Air は驚きの 5.64mm と 2mm も薄くなっています。見た目からiPhone Airがいかに薄いかが分かるかと思います。この薄さは手にすると感動モノです。

画面サイズが大きいので薄いからといって片手操作しやすいことはないですが、部分的に端末を指で摘んで持てる薄さなので 13 mini とまた違った感じで使える今までのスマホとは少し違った操作感なんですよね。

コレね。実際に触ってみないと分からない魅力かも。13 miniのようなコンパクトさはないですが薄いので持ち替えを上手くすることで片手操作も意外と可能だったりもします。本体重量が165gと軽いので画面が大きいわりに操作性はいいのです。

もちろん、装着するケースによって感じ方は変わってきますがiPhone Airを使うならPITAKAなどの薄型ケースと組み合わせて使うのがおすすめです。分厚めのケースは安心感ありますが、せっかく薄いiPhone Airの魅力を損なうことにもなりかねます。

アクションボタンが使える

iPhone Airは物理ボタンが増えています。13 miniにあったミュートスイッチは廃止となってアクションボタンを長押ししてアプリを瞬時に起動できます。

iPhone Air アクションボタン vs 13 mini ミュートスイッチ

13 miniと同じように消音モードでも使えますし、フラッシュライトに設定して真夜中のトイレもiPhone Airを片手にアクションボタンでサッと照明の代わりとして使うこともできます。

ショートカットで各アプリの起動もアクションボタンから可能なので使い方の幅は広がります。

iPhone Air ショートカット

さらに、カメラコントロールも搭載しシャッターチャンスも逃しません。

iPhone Air カメラコントロール

カメラコントロールをクリックしてすぐに撮影することができます。物理ボタンって何だかんだあると便利です。カメラコントロールの調整機能は使いにくさありますが起動して使い出すまでは優秀です。

画面が大きく見やすい

iPhone Airは6.5インチの大画面ディスプレイを搭載しています。13 miniの5.4インチと比べるとかなりのサイズ差となります。

iPhone Air vs iPhone 13 mini 画面サイズ

画面が大きい = 端末が大きくて使いにくい面もありますがコンテンツを楽しむ時の快適度は雲泥の差があります。動画見るにしても縦持ちでもiPhone Airならかなりの大画面で楽しめます。

iPhone Air vs iPhone 13 mini YouTube画面サイズ

ブラウザ、SNSの文字も大きくなって普通に見やすくなります。なんなら標準モデルのiPhone 17よりも画面が大きくてコンテンツは見やすいですし、これで本体も薄くて軽量なのでめちゃくちゃいいんですよね。

iPhone Air vs iPhone 13 mini ブラウザ画面サイズ

そもそも、13 miniを使ってた人がコレを求めてるかどうか…ってのは怪しいところではありますが。

ゲームがしやすくなる

iPhone Airは6.5インチの大画面ディスプレイを搭載してるのでゲームはプレイしやすくなります。

iPhone Air ゲーム
iPhone Air

当たり前ですが、13 miniは画面が小さすぎてゲームするには不向きな端末でしたが、Airはめちゃくちゃ快適に遊べます。画面が大きいのはもちろん端末が薄くて長時間プレイも手が疲れにくくて最高です。

iPhone 13 mini ゲーム
iPhone 13 mini

軽量で大画面ってのはゲームには最適ですよね。1時間くらい遊んででも疲れ知らずです。13 miniはAirよりも軽量で疲れないですが画面が大きくなってゲーム体験が高くなるのは間違いないでしょう。

Dynamic Islandで使いやすく

iPhone 13 miniの画面上部にはノッチがあったのがiPhone AirはDynamic Islandを搭載しています。

iPhone Air Dynamic Island vs 13 mini ノッチ

Dynamic Islandを搭載しタイマーや再生中の情報を表示して使えるフレキシブルなUIデザインとなっていて、今までデッドスペースでしかなかったところが情報表示することができます。

13 miniはコレができなかったので、普通に使い勝手は向上しますしマルチタスク性能が高まります。

タイマーやストップウォッチがリアルタイムで表示されるのは普通に便利ですし、コレだけでも利便性が大きく向上します。

全体的に性能が向上し快適に

iPhone Airに乗り換えることで性能が大きく向上します。iPhone 13 miniは4世代前のA15 Bionicを搭載してましたがiPhone AirはiPhone 17 Proに採用されてるA19 Pro(5GPU)を搭載しています。

Antutuのスコアは1.8倍も伸びるので負荷の高いゲームも快適に動かせます。やっぱ、4年の差は大きいです。

また、メモリが4GBから12GBと3倍も増えるのでアプリ切り替え時にリロードが入りにくくなってレスポンスが向上します。メモリが3倍も増えるってやっぱ全然違うんですよね。

実際にどれくらい動作に差があるのかYouTubeの動画レビューでご覧ください。

13 miniも4GBのメモリのわりにちゃんと動作してる感じではありますが、コマ落ちがあったり鳴潮はレートがだいぶ落ちてる感じ。iPhone Airは最新SoCらしくそこそこ快適に遊べてます。

電池持ちがめちゃ良くなる

iPhone Airは薄型スマホでありながらバッテリー容量が3,149mAhとなっていて、13 miniの2,406mAhから約700mAhほど増えて電池持ちが向上します。

どれくらい変わってくるのか比較しました。

バッテリー容量
モデル iPhone Air
(100%)
iOS 26
iPhone 13 mini
(88%)
iOS 26
容量 3,149 mAh 2,438 mAh
YouTube
60分
9%消費 16%消費
原神:中30
30分
6%消費 12%消費
原神:最高60 30分 13%消費 20%消費
鳴潮:最高60 30分 18%消費 22%消費
メメントモリ
30分
8%消費 9%消費
8時間待機 5%消費 9%消費
充電 USB-C:20W
MagSafe:20W
USB-C:20W
MagSafe:12W

13 miniはバッテリー性能が劣化により88%の状態ですが普通に4年くらい使ってると80%を切って電池が本当に持たない可能性もあります。Airに乗り換えることで大幅に電池持ちの改善が期待できます。

もちろん、電池が持たないからという理由だけでiPhone Airに乗り換えるのは得策ではないですが選択肢として考えてみてもいいでしょう。もし、それでもAirは無理だな…ってなるならバッテリー交換をして延命するのがいいと思います。

充電ポートがUSB-Cになる

iPhone Airの充電ポートはUSB Type-Cを搭載しています。

iPhone Air vs 13 mini 充電ポート

13 miniはLightningだったのでiPhone AirにすることでiPadやMacBook のケーブルをそのまま使って充電できます。さらに、外付けSSDなどの周辺機器も変換アダプタなしで使えるのは大きなメリットとなります。

動画データなどをお気軽に移動できるのはいいですよね。

iPhone 13 mini → Air デメリット

大きくなって片手操作は難しい

iPhone Airがいくら薄型であっても画面サイズが6.5インチと大きいのでコンパクトさでいうとiPhone 13 miniには及びません。本体サイズは13 miniの(131.5 × 64.2 × 7.65 mm)→Airの(156.2 × 74.7 × 5.64mm)と大きくなります。

iPhone Air
iPhone Air

とくに本体横幅が(64.2mm)から(74.7mm)と広くなって片手操作はしにくくなってしまいます。ここはもう物理的に乗り越えられない壁があって「小型軽量」においてはiPhone 13 miniは唯一無二のサイズ感でした。

iPhone 13 mini
iPhone 13 mini

何があっても13 miniのサイズ感から離れることができない場合は何に乗り換えてもダメだと思うのでバッテリー交換をしてiPhone 13 miniを使い続けるのがおすすめです。

シングルカメラ仕様に

iPhone Airのカメラは広角のみシングルカメラ仕様となっています。13 miniは広角と超広角のデュアルカメラだったのでスペックダウンとなっています。

iPhone Air vs iPhone 13 mini リアカメラ
カメラのスペック比較
モデル iPhone Air iPhone 13 mini
広角 48MP Fusion
(1/1.59″)
ƒ/1.6
12MP
(1/1.88″)
ƒ/1.6
超広角 12MP
(1/3.4″)
ƒ/2.4
望遠
インカメラ 18MP(IMX914)・ƒ/1.9
センターフレーム対応
12MP(1/3.6″)・ƒ/2.2
高画質技術 Photonic Engine
Deep Fusion
スマートHDR 5
Deep Fusion
スマートHDR 4

ただ、広角カメラに関しては48MP(1/1.59”)となって画質が向上し全体的に解像感が向上しています。

とくに2倍ズーム以降の画質はキレイになっています。

暗所における解像感もセンサーサイズが大きくなって向上しています。

もし13 miniで超広角カメラを使ってなかったならiPhone Airに乗り換えることでカメラの撮影体験は向上します。

内蔵スピーカーがモノラルに

iPhone Airの内蔵スピーカーはステレオ非対応でモノラルスピーカーとなっています。画面上の受話レシーバーから音が鳴る感じで、13 miniは普通にステレオ対応してたのでここはスペックダウンとなります。

薄型を維持しながらバッテリー容量を増やすための苦肉の策ともいえます。ただ、音質自体はiPhone Airの方が良いで縦持ちで使うことが多いならモノラルでも違和感は少なく意外と音が広がる感じで聞こえてきます。

音ゲーだったり横持ちのゲームが一番困るかもしれませんね。

画面出力ができなくなる

iPhone 13 miniはLightning経由のアダプタを使うことで画面出力ができてましたが、iPhone AirはUSB-Cポートからの画面出力ができない仕様となっています。

コレが残念というか謎仕様ですよね。わざわざ画面出力を制限する必要があったのか疑問に感じますがスマートグラスなども使えないので注意です。

物理SIMカードが使えなくなる

iPhone Airは物理SIMカードスロットが廃止となってデュアルeSIM専用端末です。13 miniはnanoSIM + eSIMだったので気軽にSIMカードを入れ替えすることができました。

iPhone Air eSIM

複数の端末を持ってると物理SIMカードの方が入れ替えしやすいメリットがあったり、海外行った時に設定がしやすいとかもあったりするので安心感があります。

eSIM専用でもiPhone同士ならクイック転送が使えるので問題はないですがAndroidスマホと組み合わせる場合は注意が必要です。

iPhone Airは中途半端なのか?

iPhone Air、個人的にはとても良い端末だと思います。ただ、今まであった機能が省かれてスペックで比較するとどうしても価格の安いiPhone 17よりも見劣りし「妥協した端末」というレッテルが貼られがちです。

iPhone Air 省かれた機能
  • 超広角カメラ
  • マクロ写真撮影
  • 空間撮影
  • ステレオスピーカー
  • 画面出力

iPhone 17にあってAirにないのはこの5つでしょうか。

バッテリー容量も削られてますがiPhone Airは意外と電池持ちが良いですよね。モバイル通信用のモデムがApple独自のC1Xチップを採用したのが効いてiPhone 17よりも電力効率が30%も向上してるのが効いてる気がします。

超広角カメラが省かれたのは大きなスペックダウンになりますが今使ってるiPhoneの写真を見返して超広角カメラで撮影してる写真がどれくらいあるか…ですね。

もし、超広角カメラで撮影した写真が少ないなら広角カメラのみでも問題ないとういことになりますし、超広角カメラがなくなったことによる「薄さ」を手に入れることができます。

他のスマホは「薄さを妥協」していますがiPhone Airは「薄さ」を重視するためのこのようなスペックになったとも言えます。省かれた機能はありますがこの薄さのiPhoneが使えるのは「iPhone Airだけ」なんですよね。

中途半端ではなく取捨選択をして何を重視したか。ってことでしょう。iPhone Airは「薄さ」を重視し他のスマホにはない操作体験を手に入れました。

そういった意味ではiPhone 13 miniは超広角カメラ、ステレオスピーカーを搭載しつつ小型軽量を実現していたので素晴らしいデバイスだったということにもなりますね。(バッテリー容量は少ないので妥協とも言えますが)

13 mini → Air どうなの?

iPhone Airは 13 mini の代わりになることはありません。13 miniの小型軽量は唯一無二なものであってあのサイズ感を完全に求めるなら乗り換えはしないほうがいいでしょう。

おそらく、今後もそれが続くと思うのでバッテリー交換をして延命して使うことをおすすめします。iPhone 13 miniはあと3年(2028〜29年頃)はiOSのアップデートにも対応すると思うのでまだ使えます。

むしろ今からiPhone 13 miniを購入してもいいと思います。中古で5〜7万円ほどで購入できますしドコモ、au、楽天モバイルなら認定中古で購入も可能です。(ドコモだとMNPで23,100円で13 miniを購入できます。)

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この後、13 miniと同じ5.4インチの小型モデルが発売される可能性は極めて低いです。そろそろ、新たな旅に出てもいいかな…挑戦してみようかな…って思ってるならiPhone Airに乗り換えはおすすめです。

iPhone Air

標準モデルのiPhone 17の6.3インチよりも画面サイズは大きいですが薄くて軽量なので下の方を摘むように持てたり意外と操作性いいですし使い方次第では 13 mini よりもいいかも?って思える場面もあると思います。

薄いだけでなく画面が6.5インチと大きくなるので動画などコンテンツが見やすくなる、電池持ちが13 miniと比べても良くなるなどメリットも多いですし大きくなることのデメリットが上回る可能性もあります。

使ってみないと分からないところが大きいですがそう感じます。

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