
モトローラ(motorola)が2025年ミドルハイスマホ「motorola edge 60 pro」を2025年7月4日(金)、ソフトバンク版の「motorola edge 60s Pro」を7月10日(木)に発売することを発表しました。この記事では、motorola Edge 60 Proのスペック・価格など特徴をまとめました。
motorola edge 60/60s pro:スペック
製品名 | motorola edge 60/60s pro |
画面サイズ | 約6.7インチ |
ディスプレイ | フルHD+(2,712×1,220ピクセル) P-OLED / 120Hz / 4,500nits Corning Gorilla Glass 7i |
SoC | Dimensity 8350 Extreme |
メモリ | 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB(UFS 4.0) |
外付けストレージ | – |
リアカメラ | 広角:50MP(1/1.56″・Sony LYTIA 700C)・F/1.8 超広角:50MP(1/2.76″)・F/2.0 望遠×3:10MP(1/3.94″)・F/2.0 3-in-1センサー(露出、オートホワイトバランス、フリッカー) 4K UHD(30fps)、FHD (60/30fps) スローモーション: FHD (240/120fps) |
フロントカメラ | 50MP(1/2.76″)・F/2.0 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E) |
Bluetooth | Ver. 5.4 |
内蔵スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
ポート | USB Type-C / USB 2.0 / OTG 充電出力:125W TurboPower 3.5mmヘッドフォンジャック |
ワイヤレス充電 | 15W(Qi対応) |
生体認証 | 画面内指紋 + 顔認証 |
防水防塵規格 | IP6X / IPX8 / IPX9・MIL-STD-810H対応 |
NFC | Type A / B / Felica(おサイフケータイ) |
SIM | nanoSIM+eSIM |
5G | n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78 |
4G | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B13/B17 B18/B19/B26/B28/B38/B39/B41/B42/B66 |
バッテリー | 5,000 mAh |
センサー | 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス |
本体サイズ | 161 × 74 × 8.3 mm |
本体重量 | 約 184 g |
OS | Android 15 |
本体カラー | ダーズブルー / シャドーグリーン / カルサイトホワイト |
端末価格 | 79,800円 |
motorola edge 60/60s pro:特徴
motorola edge 60/60s proは6.7インチ有機ディスプレイ(2,712×1,220ピクセル、120Hzリフレッシュレート)を搭載。画面輝度が先代のedge 50 proの2,000nitsから4,500nitsに格段に明るくなりました。
本体サイズは(161 × 74 × 8.3 mm)、重量が(183g)と画面が大きいわりにエッジディスプレイを採用し操作しやすいサイズ感となっています。(とはいえ、先代のedge 50 proよりも幅が広くなってしまった。)

本体カラーはPANTONEをベースとしたダーズブルー / シャドーグリーン / カルサイトホワイトの3色から選べます。背面パネルはレザー調の柔らかく温もるのある質感の高い仕上がりとなっています。

防水防塵規格は先代のedge 50 proはIP6X / IPX8からIP6X / IPX8 / IPX9に対応し最大1.5メートルの淡水に最大30分間浸水や高圧洗浄の水圧、80℃の熱湯噴射に耐えられます。
さらに、米国防総省が制定した耐衝撃規格・MIL-STD-810Hにも対応し耐久性も向上しています。このクラスのスマホでMIL-STD-810Hに対応したのは強いですね。
SoCはDimensity 8350 Extremeを搭載しています。メモリは12GB LPDDR5X、ストレージは256GB(UFS 4.0)と容量は先代と変わらずですが規格が拘束タイプに変更となって処理性能向上に期待です。

ちなみに、Dimensity 8350 ExtremeのAntutuのスコアは140〜150万ほどとかなり高性能です。先代のedge 50 proは80万ほどのスコアだったので単純に1.8倍ほど処理性能が向上しゲームはかなり快適に動作するでしょう。
ここまで大きく処理性能が上がるのは素晴らしい。
カメラは広角:50MP(1/1.56″・Sony LYTIA 700C)、超広角:50MP(1/2.76″)、望遠×3:10MP(1/3.94″)のトリプル仕様を採用しています。

moto aiによって写真を繊細にチューニングし自然な美しさを引き出すことができるようになってるそうで、さらに3-in-1センサーを搭載で露出、オートホワイトバランス、フリッカーなどをうまく調整して撮影できます。
センサーがOV50E → LYTIA 700Cになったことで表現が変わってるのか、自然な色味雰囲気になってることに期待できそうです。
motorola edge 60 pro:価格
motorola edge 60 proはSIMフリーモデルが79,800円、ソフトバンク版のmotorola edge 60s proが88,560円で購入可能です。
- SIMフリーモデル:79,800円
- SoftBank:88,560円(MNP・新規:2年返却50円/月)
- IIJmio:69,800円(MNP:39,980円)
ソフトバンクでMNP、新規だと2年返却プログラムで月々50円でmotorola edge 60s proを使うことが可能です。めっちゃ安いですね。2年間で1,200円でレンタルできてしまう。返却を忘れないならコスパ最強かもしれません。
motorola edge 60 pro:スペックダウンも目立つ
motorola edge 60 proになって画面輝度が明るく、メモリやストレージの性能が大きく向上するなど基本的にスペックアップしていますが、リフレッシュレートが144Hzから120Hzになるなど部分的にスペックダウンしてるところもあります。
- 画面輝度:2,000nits → 4,500nits
- リフレッシュレート:144Hz → 120Hz
- SoC:Snapdragon 7 Gen 3 → Dimensity 8350
- メモリ:12GB LPDDR4X → 12GB LPDDR5X
- ストレージ:256GB(UFS 2.2)→ 256GB(UFS 4.0)
- 広角カメラ:50MP(1/1.55″ / OV50E)→50MP(1/1.56″/Sony LYTIA 700C)
- 防水防塵:IP68 → IP68 / IP69・MIL規格対応
- USB通信速度:USB 3.1 → USB 2.0(速度低下)
- サイズ:161.2 × 72.4 × 8.12mm → 161 × 74 × 8.3 mm
- 重量:186 g → 184 g
過剰スペックだったところが見直さられてスペックダウンっした感じでしょうかね。ただ、USBの通信規格が先代の50 ProはUSB 3.1(5Gbps)に対応してたのがUSB 2.0(480Mbps)になったのは謎ではあります。
また、エッジディスプレイを搭載し6.7インチサイズと変わらずなのに本体の横幅が72.4mm → 74mmに幅広になってます。少しベゼルの幅が広くなってしまったのでしょうか。気になる点がいくつかある感じ。
とはいえ、基本性能は大きく向上してるのでゲームや普段使いの動作はかなり改善されてると思いますし、カメラの画質もセンサーがソニー製になったことで色味など改善してることに期待できそうですね。
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