
ついに、Xperia 1シリーズの長年の悩みポイントだった望遠カメラが刷新されてXperia1 VIIIで大きく進化しました。
これが本当にいい。望遠カメラのイメージセンサーが12MP(1/3.5型)から48MP(1/1.56型)と3.9倍も大型化して画質が一気に向上し暗所撮影でもしっかり撮影できるカメラに進化しています。
さらに、今回のXperia 1 VIIIは本体デザインが刷新されてORE(オーア)テクスチャーデザインを採用し原石のような質感の新しい手触りのスマホに仕上がっています。
取材協力:ソニーマーケティング株式会社
原石のような質感の新デザイン
Xperia 1 VIIIは6.5インチのディスプレイを搭載し本体サイズは1 VIIとほぼ変わらずですが本体デザインが大きく変わりました。

カメラのレンズが縦3列からL字配置に変更となっています。
エクスペリアといえばカメラが3つ縦に並んでいる印象が強いですが、L字にすることで画角を変えた時の位置ずれが解消される、横で構えた時に指被りしにくいなどのメリットがあります。

また、筐体の素材自体は同じアルミフレーム + ガラスですが、塗装が原石をモチーフにした「OREテクスチャー」に変わって、今までのXperiaにはなかった石の塊のような質感になっています。

ざらざらとした石のような質感が新しいです。今までのスマホではなかった手触り。今までの1 VIIのスレッドの入ったフレームも良かったですが、Xperia 1 VIIIを手にすると「なるほど。」と唸るほど。

カメラのバンプ部分も同じようにOREテクスチャーによる粗目のあるスタイルとなっています。

金属フレーム、ガラスパネルと素材が異なりますが色も統一されていて一体感のある一つの塊のような本体デザインに仕上がっています。

背面のガラスパネルも上手く粗目感を演出してるのがすごいですよね。ちなみに、ガラスパネルの粗目は爪を研ぐことができるほど強固なものとなています。


拭き取ると爪の跡が消えます。爪研ぎとしても使えます(違)
また、Xperia 1 VIIIは端末下のサイドフレームに「XPERIA」のロゴが刻印されています。

しっかり、掘り込まれてるこだわりよう。めっちゃいいですね。
カラーバリエーションはグラファイトブラック(ブラック)、アイオライトシルバー(シルバー)、ガーネットレッド(レッド)、ネイティブゴールド(ゴールド)の4色展開です。

ネイティブゴールドはSIMフリーモデル限定カラーとなっています。

今回のモデルはどの色も良いです。ブラックは純ブラックで黒好きには堪らない見た目、シルバーは原石の塊ようのなこれぞ「銀」といった色。レッドは深みのある落ち着いた情熱を感じますし、ホールドは落ち着いた宝石のようなカラーリングとなっています。
望遠カメラがついに本気を出した
Xperia 1 VIIIで一番大きな進化は望遠カメラです。センサーが12MP(1/3.5型)から48MP(1/1.56型)に大型化してセンサー面積が3.9倍も大きくなっています。

1 VIIにあった可変光学ズーム機構は廃止されて、1 VIIIは70mm(光学2.9倍)の単焦点望遠 + 48MPセンサーのクロップズームで140mm相当(5.8倍)までカバーする形になっています。
単純に望遠画角だけで見るなら(3.5倍〜7.1倍)→(2.9倍〜5.8倍)とスペックダウンではありますが、2.9倍は人物撮影においてはちょうど撮影しやすい距離でもありますし何よりも画質がめちゃくちゃ良くなっています。
例えば、先代のXperia 1 VIIの望遠カメラ7.1倍で最短撮影距離ギリギリ(35cm)で撮影すると…

センサーが小さいのでノイズが多くて色味も少しくすんだ感じだったのが、Xperia 1 VIIIの望遠カメラ2.9倍で最短撮影距離(15cm)撮影すると…

ノイズはほぼゼロになって解像感が向上し色鮮やかでキレイに撮影できるようになります。Xperia 1 VIIIの望遠レンズは単焦点のペリスコープレンズになったことで最短撮影距離も35cmから15cmと寄れるようになったのも強いです。
さらに、ここからセンサー内ズームとなる5.8倍ズームすることで迫力のマクロ撮影も可能となります。

Xperia 1 VIIIの望遠カメラはセンサーサイズが1/1.56型と大きくなったことでペリスコープレンズ特有の硬いボケ味が緩和されていて全体的に柔らかい雰囲気で撮影が可能となっています。
なお、テレマクロは対応していますが1 VIIの約4cmまで寄っての撮影はできなくなって、望遠カメラの最短撮影距離の15cmまでです。


とはいえ、マニュアルでフォーカスを合わせる必要もないですし高画素センサーなのでトリミングして同じくらいの画角に切り取ったとしてもしっかり解像感は維持できるのかなと思います。
もちろん、センサーが大きくなったことで暗所撮影にも強くなっています。



解像感の向上しているのはもちろんですがノイズも減っているのが分かります。

髪の毛の細かい表現もXperia 1 VIIIはセンサーが大きくなって48MPになったことでかなり細かく再現可能となっています。さすがセンサーが大きくなっただけあってかなり良くなっています。
いずれにしても広角、超広角、望遠カメラで画質差が少なくなったのは大きな進化です。1 VIIまでは望遠カメラだけが画質が明らかに劣ってたんですよね。Xperia 1 VIIIはココが改善されてるのは大きいです。
RAW段階で重ね合わせ処理、全体的に画質向上
Xperia 1 VIIIは「RAWマルチフレームプロセッシング」という新しい画像処理を採用しています。

従来のモデルも画像データを重ね合わせていましたが、Xperia 1 VIIIではRAWデータの段階で重ね合わせを行ってノイズ・解像感・HDR性能の向上を実現しています。
広角、超広角、望遠、フロントの4つのカメラでRAWマルチフレームプロセッシングを使うことができるのでカメラのハードウェアが変わっていない広角や超広角カメラの画質改善が期待できます。
広角カメラで撮り比べたところ…


画質が改善しているのが分かります。


全然違いますよね。どこで処理を入れるかによって画質の違いがここまで出てくるのかと思ってしまうほど、Xperia 1 VIIIの方が解像感高く撮影が可能となっています。
超広角カメラも同じように画質が改善しています。


センサーは1 VIIから据え置きですが、解像感が向上してるだけでなく色味も改善してる感じがあるので全体的な仕上がりはRAWマルチフレームプロセッシングによる画質改善が期待できそうです。
AIが撮影をアシストしてくれる
1 VIIIには「AIカメラアシスタント」が搭載されています。AIがシーンを認識して、そのシチュエーションに合う「クリエイティブルック」や画角を提案してくれる機能です。

クリエイティブルックはXperia 1 Vから搭載された色補正の機能ですがどれを使えばいいか迷うシーンって意外とあります。
今回搭載されたAIカメラアシスタントを使うと「このシーンならこの色味」という提案が事前に出てき撮影前に仕上がりを確認しながらシャッターを切ることができます。

また、クリエイティブルックの色味や明るさも変更できるようになったので、自由度が上がるのがいいかもしれません。

この辺りは実機購入するのでもう少し詳しく触っていって、どんな感じで使うことができるのか詰めていきたいところ。
動画も全景と寄りを同時に撮れる
Xperia 1 VIIIは「オートフレーミング」も進化しています。これは全景とクローズアップの2つの映像を同時に記録できる機能で1台で2画角を抑えられる便利な機能で1 VIIでも使えました。
今回、Xperia 1 VIIIでは望遠カメラもオートフレーミングに対応しました。今までは超広角と広角だけでしたが望遠が加わったことで撮影の幅が一気に広がることになります。
オートフレーミング機能はなかなか使う機会はないですが、お子さんを少し遠いところから撮影する時に便利な機能だったりしますよ。
スピーカーの音が一段と良くなった
Xperiaの強みであるフロントステレオスピーカーも、1 VIIIではユニットが刷新されています。

今まではL側が少し小さいスピーカーを採用してたためバランスを取るためにR側がL側に合わせるようにセッティングされてたのが左右ともに同じ大きさのスピーカーを採用しスピーカー本来の性能をフルに発揮できる構造になったそうです。

音量自体も12%アップするだけでなく低音はより豊かで深く、高音域もより鮮やかに再生できるようになります。

実際に1 VIIと聴き比べてみると低音の力強さが違いました。

ベースやドラムのアタック感が向上し一つ一つの楽器がよりしっかり前に出てくる感じです。分離感がとてもよく進化を感じることができます。
なお、3.5mmヘッドフォンジャックは今まで通り搭載していますし、ワイヤレスイヤホンも高音質で楽しめるのは変わりありません。ちなみに、Bluetoothの接続耐性が向上してイヤホンが切れにくくなってるのも進化ポイントです。
処理性能の効率化で電池持ち向上
1 VIIから搭載された「処理性能の効率化」が、1 VIIIではマップアプリにも対応するようになりました。

SNSやブラウジングだけでなく、ナビで使う頻度の高いマップアプリにも処理の効率化が適用されるので、消費電力を抑えながら使えるようになっています。
バッテリー容量は5,000mAhと先代から据え置きですが、効率化の対象アプリが増えたことで普段使いの電池持ちはしっかり伸びそうですし、公式の動画再生時間も実は1時間伸びてたりします。

この辺りはSoCの電力効率向上やOS側の最適化で5,000mAhを効率良く使ってるってことなんでしょうね。
全てに満足できるかも?しれないエクスペリアに
Xperia 1 VIIは「広角・超広角は良いけど望遠がね…」といった感じのスマホで個人的には音楽はいい音で聴きたいからXperia 1 VIIを持ち歩いてカメラは別のスマホで…みたいなことやってるんですよね。

これが、もしかしたらXperia 1 VIIIのカメラで満足できる…かもしれない。そんなレベルにまでカメラは強化してきた感があります。もちろん、もう少し使い込んでみないと分からないところが多いので断言はできません。
動画撮影がどんな感じなのかもまだわからないですし、従来のXperiaと同じように顔認証や画面内指紋認証に対応していないなどのデメリットはあります。
- OREテクスチャの数年使った時の耐久性
- 顔認証に対応していない
- 画面内指紋認証に対応していない(サイドボタン式)
- 端末価格がやや高い
この辺りがXperia 1 VIIIの気になる点でしょうかね。
実際に使って分かる部分もあると思いますし、発売してからしばらく使ってみないとは思っていますが期待高まるスペックにまで進化したといっていいでしょう。

そして、Xperia 1 VIIIの新しいOREテクスチャーの質感も、写真で見るより実物の方が圧倒的にいいですね。石の塊を持ってる感覚で、所有欲をしっかり満たしてくれます。

今回ほど本体カラーに悩むモデルはなかったのではないですかね。シルバーももちろんいいですし、ゴールドも素敵すぎます。ブラックも純黒って感じいいですよね。

これは迷います。
Xperia 1 VIIIはソニーストアで12GB/256GBが235,400円、12GB/512GBが251,900円、16GB/512GBが268,400円、16GB/1TBが299,200円です。
事前エントリーで最大15,000円キャッシュバックが6月10日まで実施中で下のモデルで210,400円で購入可能です。ラッキー抽選会も組み合わせるともう少し安く買えるかもしれません。
なお、楽天市場のヤマダ電機などポイント還元で結構安く購入できるみたいなのでいいかもしれませんね。
キャリア版はドコモ・au・ソフトバンクからMNP2年返却プログラムで10万円前後から購入可能です。2年限定で使うならキャリア版をレンタルするのも良さそうです。


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